銅田駅

かつて日本の鹿児島県国分市(現:霧島市)にあった日本国有鉄道の駅

銅田駅(どうたえき)は、鹿児島県国分市上井(現在の霧島市国分上井)にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)大隅線廃駅)である。大隅線の廃止に伴い、1987年昭和62年)3月14日に廃駅となった。

銅田駅
駅跡鉄道公園と廃線敷(2018年3月)
どうた
Dōta
敷根 (2.5 km)
(1.9 km) 金剛寺
所在地 鹿児島県国分市上井
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 大隅線
キロ程 94.4 km(志布志起点)
電報略号 トタ
駅構造 地上駅(盛土上)
ホーム 1面1線
開業年月日 1972年昭和47年)9月9日[1]
廃止年月日 1987年(昭和62年)3月14日[1]
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歴史 編集

廃止時の構造 編集

  • 起点の志布志駅から、94.4kmの地点にあった。
    • 旧・国分市内に入り、各駅間の距離がかなり詰まっていた。
  • 1面1線の単式ホームを有する列車交換不能駅、かつ地上駅であった。
  • 駅舎はなく、ホームとその上の待合所のみの駅であった。
  • 築堤の上にあった。
  • 無人駅であった。

廃止後の現状 編集

築堤は崩され一般道と化し、跡形は全くないが、当駅の跡地には鉄道記念公園が設置されており、車掌車ヨ8000型駅名標踏切警報機が保存されている。駅跡付近にふれあいバス (霧島市)の「南公園前」停留所があり、川原小学校線が経由する。しかし、バスの運行は朝と夕方しか設定されていない。

隣の駅 編集

日本国有鉄道
大隅線
敷根駅 - 銅田駅 - 金剛寺駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、783頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「通報 ●大隅線海潟温泉・国分間の開業について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月2日、3面。

関連項目 編集