関山口駅(せきさんぐちえき)は、かつて福島県西白河郡古関村(現・白河市)にあった運輸通信省白棚線休止駅)である。

関山口駅
せきさんぐち
Sekisanguchi
南湖 (3.0 km)
(3.5 km) 古関
地図
所在地 福島県西白河郡古関村関辺
(現・白河市関辺)
北緯37度5分47.0秒 東経140度14分41.9秒 / 北緯37.096389度 東経140.244972度 / 37.096389; 140.244972座標: 北緯37度5分47.0秒 東経140度14分41.9秒 / 北緯37.096389度 東経140.244972度 / 37.096389; 140.244972
所属事業者 運輸通信省
所属路線 白棚線
キロ程 7.5 km(白河起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1926年大正15年)5月19日[1]
備考 1944年昭和19年)12月11日より休止
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概説 編集

白棚鉄道の駅として1926年大正15年)に開業したのが始まりである。その後、1941年昭和16年)の鉄道省の買収の際に省営鉄道の駅となったが、戦局の悪化に伴い、白棚線が不要不急路線として休止されたため、鉄道駅としての営業も休止となった。

第二次世界大戦が終結した後も、鉄道駅としての営業が再開されることはなかったが、白棚線が線路跡をバス専用道とした日本国有鉄道自動車局(国鉄バス)の自動車路線である白棚高速線として営業が開始されることになり、1957年(昭和32年)4月26日よりバス専用道上に関山口停車場として営業を開始した。

歴史 編集

休止後の状況 編集

かつての関山口駅と同一地点に設置されており、停車場中心も定められたが、その後国道289号の道路改良に伴い一般道路に転用されているため、鉄道時代の痕跡はほとんどない。ただし、JRバス関東白棚線の関山口停留所は、かつての関山口駅と同一地点に設置されている。

JRバス関東白棚線の路線バスは、棚倉行きの場合、次の関辺停留所から廃線跡(バス専用道)に入る。

脚注 編集

  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、471頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

参考文献 編集

関連項目 編集