メインメニューを開く

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は漢方方剤の一つ。 出典は漢方の古典である『宣明論(せんめいろん)』。

効能・効果編集

体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧肥満に伴う動悸肩こり・のぼせ・浮腫・便秘、副鼻腔炎湿疹皮膚炎群、肥満症

気道皮膚尿路腸管からの排泄を促進すると考えると理解しやすい。
適応証(体質)は、実証(体力充実)、熱証(暑がり・のぼせ)、湿証(水分停滞)。火熱に対し、熱を冷ますもの。
食欲増進ホルモングレリンを低下させ食欲を抑制する。

組成編集

副作用編集

下痢、食欲不振、発疹、全身のだるさ[1]黄疸[2]、薬剤性肺炎[3]。まれな副作用として劇症肝炎[4]が挙げられる。

脚注編集

  1. ^ 一般用漢方製剤「防風通聖散」を肥満症に使用するときの留意点 (PDF) 日本漢方生薬製剤協会
  2. ^ 元山宏行、榎本大 ほか、防風通聖散による薬物性肝障害の1例 日本消化器病学会雑誌 2008年 105巻 8号 p.1234-1239, doi:10.11405/nisshoshi.105.1234
  3. ^ 松島秀和 ほか、防風通聖散による薬剤性肺炎の1 例 日本呼吸器学会雑誌 2002年 第40巻 第12号
  4. ^ 山本博之、田中篤、北川諭 ほか、「防風通聖散の長期服用中肝障害が出現し, 劇症化に至った1例」 肝臓 2003年 44巻 11号 p.579-585, doi:10.2957/kanzo.44.579

外部リンク編集