阿里道子

日本の女優、声優

阿里 道子(あり みちこ、1925年[1] - )は、日本女優声優。実践女子専門学校卒業[1]

あり みちこ
阿里 道子
阿里 道子
朝日麦酒『ほろにが通信』昭和29年3月号
本名 石川 幸子[1]
生年月日 1925年
出生地 日本の旗 日本東京都大田区
職業 女優
活動内容 映画・ラジオドラマ・舞台
主な作品
ラジオドラマ君の名は』『えり子とともに
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来歴・人物 編集

東京都大田区千束出身。東工大の研究室に勤務していたが、1947年[1]劇団民藝の研究生となり、1948年に「たくみと恋」(民衆芸術劇場)のルイーゼ役で初舞台に上り注目を浴びたのち[1]東京放送劇団に移る[1]1949年にNHKラジオドラマの「えり子とともに」に主役のえり子役にオーディションで抜擢され、その甘い声で人気を博した。劇中歌として作られた「雪の降るまちを」を最初に歌ったのは、同番組に出演していた南美江と阿里道子である[2]1952年「えり子とともに」の終了後も引き続いて、脚本家菊田一夫の脚本によるNHKラジオドラマ「君の名は」で、ヒロイン役の氏家真知子役をつとめ、多大な人気を獲得した[1]1955年に映画「ノンちゃん雲に乗る」でナレーターをしている。1956年には初演された「放浪記」に村野やす子役で出演したが、その後、エンジニアの夫とともに渡英したため、表舞台からは遠ざかっている、後に帰国。1958年の時点ではフリーランスで活動している[1]

主な作品 編集

ラジオドラマ 編集

テレビドラマ 編集

映画 編集

舞台 編集

参考文献 編集

  • 阿里道子『「えり子とともに」の日々』(悲劇喜劇 1989年11月号 p66-67、早川書房)雑誌 07603-11

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h 「新桜オールスタァ名鑑」『芸能画報』4月号、サン出版社、1958年。 
  2. ^ 池田小百合なっとく童謡・唱歌”. 池田小百合. 2020年5月16日閲覧。

外部リンク 編集