霧雨
霧雨(きりさめ、きりあめ)または小糠雨(こぬかあめ)は、霧のような細かい雨のこと。文学など、色々なシチュエーションで使われている。気象学上では、雨滴の直径が0.5mm未満の雨と定義されている[1]。
層雲は別名霧雲といい、雲の粒子が細かいため、雨を降らせるときは粒が細かい霧雨となることが多い。積乱雲や積雲の場合は、霧雨が降ることは少ない。
日本における霧雨編集
霧雨の天気記号(日本式)
日本式天気記号では、雨を表す「 」の右下に、片仮名の「キ」をつける。この「キ」は、「キリサメ」の頭文字である。
天気を自動で判別する機械が導入され、目視観測を2019年2月から順次終了したことに伴い、霧雨の記録を終了した[2]。機械による天気の自動判別では、雨滴の大きさを判別することは難しいためである[2]。