青春 僕/青春 俺」(せいしゅん ぼく/せいしゅん おれ)は、フジテレビ系『クイズ!ヘキサゴンII』発の両A面シングル矢口真里のソロデビューシングルで、エアバンドの1枚目のシングルである。2009年3月25日発売。レーベルおよび発売元はアップフロントワークス

「青春 僕/青春 俺」
矢口真里/エアバンドシングル
初出アルバム『WE LOVE ヘキサゴン2009
リリース
ジャンル J-POP
レーベル hachama
作詞・作曲 作詞:カシアス島田
作曲:ユウキ
プロデュース カシアス島田
チャート最高順位
ヘキサゴンオールスターズ シングル 年表
バイバイ
(2009年)
青春 僕/青春 俺
(2009年)
出会えてよかった/お台場の女
(2009年)
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概要

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モーニング娘。の矢口真里にとってソロデビューシングルとなり、参加シングルとしてもモーニング娘。「大阪 恋の歌」以来4年ぶりのシングルである。2008年秋頃から『クイズ!ヘキサゴンII』の常連出演者となった[1]矢口に対し、番組司会者の島田紳助が「矢口も(CDを)出すか」と持ちかけたことから実現に至った[2][3]

エアバンドにとっても初のシングルで、波田陽区金剛地武志以外のメンバーにとっては芸歴の中で初のCDシングル参加作品となる。エアバンドは「2009年末で解散した」とされ[4]、最初で最後のシングルとなった(ただし、実際は形を変えながらも『ヘキサゴンII』に関する企画の終了時まで存続している)。

CDジャケットは片面が矢口、片面がエアバンドとなっている。『ヘキサゴンII』から出された初のスプリット・シングル(収録曲のアーティストが異なるシングル)で、これ以降は同番組発のシングルは大半がこの形式となる。また、Pabo羞恥心のメンバーが参加していないシングル、作曲者が高原兄以外の人物によるシングル、としても初の作品である。

解説

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「青春」という楽曲のバージョン違いで、矢口が「僕」バージョンの「青春 僕」、エアバンドが「俺」バージョンの「青春 俺」を歌っている[5]。歌詞の一人称「僕」と「俺」の部分が違うだけで、曲全体の構成や編曲の基本も一緒である。ただし、「青春 僕」は変ニ長調、「青春 俺」はト長調と、五度圏の反対同士の調性となっている。

ロック調の楽曲で、矢口はTシャツジーンズの衣装で、スタンドマイクでの歌唱。エアバンドは前作「アブラゼミ♂ 東京バージョン」と同じ白いツナギの衣装。

発売3日後にラゾーナ川崎でミニライブと握手会が行われた際に、両者が合体した「青春 スペシャルエディション」が披露された[6]。「青春 スペシャルエディション」はこの後も『ヘキサゴンII』や「ヘキサゴンファミリーコンサート2011」などで披露されている。

収録内容

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  1. 青春 僕 / 矢口真里
  2. 青春 俺 / エアバンド
    • 作詞:カシアス島田 作曲:ユウキ 編曲:斎藤文護、岩室晶子
  3. 青春 僕 (Instrumental)
  4. 青春 俺 (Instrumental)
  1. 「青春 僕」ミュージックビデオ
  2. 「青春 俺」ミュージックビデオ

初回封入特典

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全10種類のうち1枚がランダム封入されている。中には、里田まい里田まい with 合田兄妹の時の衣装)が写っている物がある。

収録アルバム

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脚注

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  1. ^ それ以前から数度出演経験はあり、番組初期に「矢口真里チーム」とチームリーダーを任されたこともある。
  2. ^ “音魂:第61回 矢口真里「魂を伝えたい」 4年ぶりの歌手活動 母の手紙に涙”. 毎日jp. (2009年3月27日). http://mainichi.jp/enta/music/graph/otodama/61/ [リンク切れ]
  3. ^ “歌姫:矢口真里~information~初のソロシングルを発売!!”. jishin.jp. (2009年4月14日). https://jisin.jp/entertainment/interview/1600307/ 
  4. ^ 『クイズ!ヘキサゴンII』2010年1月6日放送分の島田紳助の発言より。
  5. ^ 矢口真里「青春 僕」VSエアバンド「青春 俺」オフィシャルサイト > 曲の紹介
  6. ^ ““ミキティを幸せにしてあげて!”矢口真里がミニライヴで庄司にお願い”. BARKS. (2009年3月29日). https://www.barks.jp/news/?id=1000048258 

外部リンク

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