風布川
風布川(ふうっぷがわ)は、埼玉県大里郡寄居町を流れ荒川に注ぐ一級河川である。国土地理院の地図では釜伏川(かまぶせがわ)と表記される。埼玉県立長瀞玉淀自然公園[1]の区域に指定されている他、周囲の森林は水源の森百選日本水の森にも選定されている。
風布川 | |
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金尾地区(2016年1月) | |
水系 | 一級水系 荒川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 6 km |
平均流量 | 225 m3/s |
水源 | 日本水(やまとみず) |
水源の標高 | 300 m |
河口・合流先 | 荒川 |
流域 | 埼玉県大里郡寄居町大字風布 |
寄居町は自然と産業が調和する創造のまちとして水の郷百選[2]に認定されており森と川は重要な観光資源のほか、住民の憩いの場となっている。
日本水の森
編集釜伏山北麓周辺に広がる森林で、日本水の森として水源の森百選に選定されている[3]。
山岳 | 面積(ha) | 標高(m) | 人工林(%) | 天然林(%) | 主な樹種 | 制限林 | 種類 |
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釜伏山 | 70 | 120~580 | 80 | 20 | スギ・ヒノキ・カエデ・ヤマモミジ | 土砂流出防備保安林 | 湧水源、流水(風布川) |
河川
編集途中7つの渓流を合わせおよそ6kmを北流し、夫婦滝から玉淀ダムに注ぐ、途中には日本の里 (やまとのさと)があり食事などが出来る。[4]
日本水(名水百選)
編集源流の湧水日本水(やまとみず)[5] と併せ1985年(昭和60年)風布川・日本水として名水百選のひとつに選定されている[6]。 釜伏山北面に、「百畳敷岩」から5,000(t/日)が湧出する、古来から涸れたことがなく水源には「日本水大神」が祀られている。日本武尊が東征の折、戦勝を祈願して釜伏山中腹の「百畳敷岩」と呼ばれる大岩壁に剣を突き刺したところ、たちまち湧き出した戸の伝説がある。写真の飲水場とは別に、釜伏山山頂からやや西側に下ったところに、日本水源泉があるが、現在、崩落の危険がある登山道は通行禁止となっており、実質源泉への立ち入りは出来なくなっている。
交通
編集脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 風布川 - 寄居町ホームページ
- 日本水(やまとみず)/風布川(ふっぷがわ)名水百選 - 水広場