名水百選
環境庁が選定した全国各地の名水
名水百選(めいすいひゃくせん)とは、1985年(昭和60年)3月に環境庁(現・環境省)が選定した全国各地の「名水」とされる100か所の湧水・河川(用水)・地下水である。
名水百選における「名水」とは、「保全状況が良好」で「地域住民等による保全活動がある」ということであり、「そのまま飲める美味しい水」という意味ではない。飲用には煮沸が必要とされているものもある。
なお、環境省は2008年(平成20年)6月、新たに「平成の名水百選」を選定した。これと対比して「昭和の名水百選」とも呼ばれる。両者に重複はなく、合わせて200選となる。
名水百選一覧編集
名水サミット編集
名水百選のある自治体で構成される「全国水環境保全市町村連絡協議会」が毎年1回、水環境の保全などを議論する名水サミットを開催している[2]。2016年(平成28年)は恵利原の水穴(天の岩戸)のある三重県志摩市の伊勢志摩ロイヤルホテルで10月7日に開催された[2]。
脚注編集
注釈編集
- ^ 天然記念物としての指定名称は「岩泉の湧窟及びコウモリ」
出典編集
- ^ 府中の湧き水、名前違い判明 - 中国新聞 2012年10月17日
- ^ a b 安永陽祐"志摩で「名水サミット」全国から400人集まる"中日新聞2016年10月8日付朝刊、伊勢志摩版16ページ