風流舎(ふうりゅうしゃ)は、株式会社童夢が所有する50%スケールの風洞実験設備である。

風流舎
情報
用途 風洞実験設備
管理運営 株式会社童夢
竣工 2000年
所在地 521-0023
滋賀県米原市三吉215-53
座標 北緯35度18分57.6秒 東経136度19分32.4秒 / 北緯35.316000度 東経136.325667度 / 35.316000; 136.325667座標: 北緯35度18分57.6秒 東経136度19分32.4秒 / 北緯35.316000度 東経136.325667度 / 35.316000; 136.325667
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概要編集

風洞形式としては、水平回流式ゲッチンゲン型を採用し、最大風速は60 m/sである。送風機のベーンに、当時としてはアルミやスチール製が主流だった時代に、カーボンファイバーコンポジットを採用することにより8枚あるベーンの重量は4分の1に減り、加減速時間の短縮や使用電力の軽減に成功した。計測胴は、幅2.75 m、高さ2.5 mと50%スケールのムービングベルトを持つ風洞としては、日本国内で有数の存在である。

2000年に竣工し数々のレーシングカーを開発して来たが、2015年にトヨタ自動車株式会社へ売却。その後、2019年3月に株式会社童夢が再取得した[1]

誕生の背景編集

レーシングカーの空力開発には、より高性能な風洞の必要性を感じていた童夢創業者の林は、日本の自動車メーカーがF1参戦に本格的に参入する中、日本でのF1開発の一助になる様に、建設を推し進めた。結果、ホンダやホンダのサテライトチームであるスーパーアグリ向けのF1の空力開発が同施設で行われていた様である。[2]

建造に投した費用は約12億円だが、設計やムービングベルトの製作など内製した費用も計上すると、建造原価は約16~17億円と試算されている。[3]

脚注編集

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