馬場公彦(ばば きみひこ、1958年- )は、日本の編集者中国学者。

人物・来歴

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長野県伊那市出身。長野県伊那北高等学校北海道大学文学部卒業、北海道大学大学院東洋哲学研究科修了。35年間岩波書店の編集者を務め、2013年岩波現代全書創刊時の編集長。2010年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程満期修了、「戦後日本論壇における中国論の変遷1945-1972 総合雑誌関連記事の歴年推移をたどって」で学術博士

1983-1988年株式会社東方書店、1989-2019年株式会社岩波書店、2019年から北京大学外国語学院外教(外国人教師)として日本語を教える[1]。2015年から中国伝媒大学(北京)新聞伝播学部・伝播研究院国際伝播研究センター名誉教授[2]。専門は東アジア論日中関係論メディア論[3]

著書

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  • 『『ビルマの竪琴』をめぐる戦後史』法政大学出版局, 2004.12
  • 『戦後日本人の中国像 日本敗戦から文化大革命・日中復交まで』新曜社, 2010.9
  • 『現代日本人の中国像 日中国交正常化から天安門事件・天皇訪中まで』新曜社, 2014.5
  • 『世界史のなかの文化大革命』平凡社新書 2018.9

論文

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脚注

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  1. ^ 北京大学外国語学院 現任外教 日語系—馬場公彦
  2. ^ 中国伝媒大学 2015-11-02
  3. ^ 『『ビルマの竪琴』をめぐる戦後史』『世界史のなかの文化大革命』

リンク

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