駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

駒沢屋内球技場から転送)

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(こまざわオリンピックこうえん そうごううんどうじょう おくないきゅうぎじょう)は東京都世田谷区駒沢オリンピック公園にある屋内競技施設。2017年7月にリニューアルオープンした[1]

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(2代)
施設情報
正式名称 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
用途 体育館
収容人数 約1,500人
構造形式 鉄筋コンクリート造
竣工 2017年7月
所在地 154-0013
東京都世田谷区駒沢公園1-1
位置 北緯35度37分23秒 東経139度39分46.1秒 / 北緯35.62306度 東経139.662806度 / 35.62306; 139.662806 (駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(2代))座標: 北緯35度37分23秒 東経139度39分46.1秒 / 北緯35.62306度 東経139.662806度 / 35.62306; 139.662806 (駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(2代))
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アリーナ

概要 編集

1964年東京オリンピックを記念して整備された駒沢オリンピック公園内の一施設として開場。東京オリンピックではバレーボール競技のメイン会場として使用された。東洋の魔女と謳われた日本女子代表チームが優勝したことで知られる施設でもある。

体育館は1993年にリニューアルされたが、こちらは50年近くにわたり内外装とも当時の原型をほぼそのまま残した状態だったため老朽化が著しく、全面改築されることが決定した。[2]

2014年5月17日から25日に「屋内球技場・第一球技場メモリアルイベント」と題し、関東大学女子1部リーグ公式戦や東洋の魔女らを招いたクロージングセレモニーが執り行われた。[3][4]

2014年7月から解体し[5]、2017年7月に新しい屋内球技場が竣工し[1]、リニューアルイベントと開所式が執り行われた[6]。しかし、開館早々の2017年8月、豪雨により施設の一部が浸水、利用が中止される事象が発生した(イベントは隣の体育館にて催行)。[7]

前述のごとく、1964年の東京オリンピックバレーボール競技で使用された他、バスケットボールハンドボールフットサルなど室内球技を中心に利用されている。また屋内球技場と名乗っているが、それ以外の屋内競技やイベントにも利用できるため、体育館の補助競技場としての役目も持っている。屋内球技場・体育館は、2025年デフリンピック(聴覚障碍者の国際スポーツ大会)」のうち、ハンドボールレスリンググレコローマンスタイルフリースタイルとも)の会場(どちらを使用するかについては未定)に指定されている。[8]

新施設 編集

旧施設 編集

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(初代)
 
施設情報
正式名称 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
用途 体育館
収容人数 2,359人
設計者 東京都オリンピック施設建設事務所
施工 銭高組
構造形式 鉄筋コンクリート造
着工 1962年12月
竣工 1964年3月
所在地 154-0013
東京都世田谷区駒沢公園1-1
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入口付近
  • アリーナ
    • アリーナ面積 1,629m2(35.4m×46m)
    • 利用可能数 - バレーボール 3面、バスケットボール 2面、バドミントン 8面、卓球 22台など
    • 観客席数 - 2,355席、身障者用 4席

交通アクセス 編集

公園内その他の施設 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 営業再開について”. 東京都スポーツ文化事業団. 2017年8月19日閲覧。
  2. ^ 「駒沢オリンピック公園総合運動場改修・改築基本計画」を策定しました 東京都生活文化スポーツ局 2010年7月1日付
  3. ^ 東京都スポーツ文化事業団. “屋内球技場・第一球技場メモリアルイベント”. 2014年5月17日閲覧。
  4. ^ 『月刊バレーボール』(日本文化出版社刊)2014年6月号 140ページ
  5. ^ 東京都スポーツ文化事業団. “「屋内球技場・第一球技場メモリアルイベント」を開催。”. 2014年10月5日閲覧。
  6. ^ 駒沢屋内球技場・第一球技場 リニューアルイベント”. 東京都スポーツ文化事業団. 2017年8月19日閲覧。
  7. ^ 日本サッカー協会. “バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会 準々決勝~決勝 マッチスケジュール及び会場変更のお知らせ”. 2017年8月19日閲覧。
  8. ^ 2025デフリンピックの開催計画(案)

外部リンク 編集