駒沢看護専門学校
北海道岩見沢市にある専門学校
(駒沢看護保育福祉専門学校から転送)
駒沢看護専門学校(こまざわかんごせんもんがっこう)とは、北海道岩見沢市9条西3丁目1番地15にある私立の専修学校。運営母体は、学校法人駒沢岩見沢学園。
概要
編集- 学校法人駒澤大学が学校を設置。2007年に分離・独立採算とした。現在も学校法人駒澤大学と準付属校提携を結んでいる。
- 最初は廃校した岩見沢南高等学校の校舎を使用していた。
- 建学の精神は、駒澤大学同様、「行学一如」「信誠敬愛」とし、技術や知識を身に付けるだけではなく、「こころ」も学び円満な人間形成を理念としている。
- 毎年9月には学生によるオペレッタ公演を開催している。
- かつてはこの専修学校でも学費が高額になっていたものの、分離・独立採算にしたことで保育科の学費はかなり安価に設定していた。また、保育科では、北海道では初めてとなるリトミック指導者資格を養成していた。
- 保育科が存置されていた時は、幼稚園教諭の免状取得はこの専修学校が認定する玉川大学通信教育部文学部教育学科[1](後に近畿大学九州短期大学保育科通信教育課程に変更)で学ぶ事で授与されていた。
沿革
編集- 1973年(昭和48年) - 駒沢岩見沢幼稚園を開園。学校法人駒澤大学岩見沢学園を設立
- 1978年(昭和53年) - 駒澤大学保育専門学校として開学。保育科開科。
- 1988年(昭和63年) - 創立10周年記念式典開催
- 1996年(平成8年) - 一度目の校名変更で駒澤大学看護福祉専門学校に変更。看護科開科。増改築・改修した校舎完成
- 2000年(平成12年) - 駒澤大学北海道教養部跡地に介護福祉科を開科。
- 2007年(平成19年) - 二度目の校名変更で駒沢看護保育福祉専門学校に変更。法人名も変更。北海道グリーンランドホテルサンプラザにて開校30周年記念式典を挙行。学校法人駒沢岩見沢学園に名称変更。
- 2009年(平成21年) - 介護福祉科を募集停止。看護科を改組し現在の看護科を看護第2科とし、新たに看護第1科を開科。
- 2010年(平成22年) - 近畿大学九州短期大学通信教育部と提携
- 2012年(平成24年) - 保育科を募集停止。保育専修科を開科。
- 2013年(平成25年) - 看護第2科を募集停止。
- 2014年(平成26年)3月31日 - 保育専修科、看護第2科を閉科。
- 2014年4月1日 - 三度目の校名変更で駒沢看護専門学校に変更。看護科のみとなる[2]。
- 2023年(令和5年)募集停止[3]
設置学科
編集現在ある学科
編集- 看護科(旧・看護第1科)
かつてあった学科
編集- 介護福祉科
- 保育科(旧・保育専修科)
- 看護科(旧・看護第2科)
キャンパス
編集現キャンパス
編集- 9条校舎(看護科及び法人本部)
岩見沢市9条西3丁目
元キャンパス
編集- 緑ヶ丘校舎(保育科及び介護福祉科)
岩見沢市緑ヶ丘5丁目
取得できる資格・免状
編集看護科
編集かつて取得できた資格・免状
編集介護福祉科
編集保育科・保育専修科
編集学校関係者
編集- 歴代理事長
- 岡本素光 初代、1973~1975
- 水野弘元 2代、1975~1976
- 若月正吾 3代、1976~1980
- 渡部賢宗 4代、1980~1986
- 筧無関 5代、1986~1991[4]
- 日沼俊栄 6代、1991~2005[5]
- 山本光風 7代、2006~2013[6]
- 加勢道男 8代、2013~2015[7]
- 佐藤有 9代、2015~[8]
- 歴代校長
- 若月正吾 初代、1978~1980
- 渡部賢宗 2代、1980~1986
- 筧無関 3代、1986~1990
- 高田佑 4代、1990~1993
- 日沼俊栄 5代、1993~2005
- 川野聰 6代、2006~2011[9]
- 木原キヨ子 7代、2011~2013[10]
- 加勢道男 8代、2013~2015
- 佐藤有 9代、2015~[11]
- 元教員
交通アクセス
編集周辺
編集- 岩見沢郵便局(日本郵政)
- 空知総合振興局(旧空知支庁)
- 岩見沢市民会館・文化センター(まなみーる)
系列校
編集出典
編集参考文献
編集- 岩見澤百年史編纂委員会編『岩見澤百年史』(岩見沢市、1985年)
- 『保育科創立20周年記念誌』(駒沢大学看護福祉専門学校、1997年)
- 『駒沢看護保育福祉専門学校 2010年学校案内 看護第1科第2科・保育科』(駒沢看護保育福祉専門学校、2009年)
- 『軌跡 保育科・看護第2科のあゆみ』(駒沢看護保育福祉専門学校、2014年)