骨董通り
骨董通り(こっとうどおり)は、東京都港区南青山にある通りであり、国道246号(青山通り)の南青山五丁目交差点と東京都道412号霞ヶ関渋谷線(六本木通り)の高樹町交差点を結ぶ道路の通称である。全線が、都市計画道路補助23号線に指定されている。かつては「高樹町(たかぎちょう)通り」と呼ばれ、都電の走る電車通りだった。アンティーク通りという表記も見られる。[1][2]
概要編集
正式には「南町通り」というが「高樹町通り」とも呼ばれ、「南青山骨董通り」または「青山骨董通り」ともいう。沿線にはブティックやオフィスビル、マンション、骨董品店などがある。道路は片側一車線の対面通行であり、全線に渡って両側にパーキングメーターが設置されている。電線類地中化は実施されていない。
六本木通り(西麻布・高樹町)と青山通り(青山・表参道)とを繋ぐバス通りであり、六本木通りに青山学院下のトンネル(青山トンネル)が開通する以前には、渋谷と六本木を繋ぐ主要路としても機能していた。当時は都電も渋谷駅から青山通りを青山六丁目(現 南青山五丁目交差点)より折れてこの道を走っており、この経路は都営バス渋88系統へと継承されている。
歴史編集
太平洋戦争(大東亜戦争)後、通り沿いに根津美術館、小原流会館などがあるこの通りに骨董品店が集まるようになった。「骨董通り」の愛称はこれに因んでおり、1980年代頃から自然発生的に使われるようになった、もしくは古美術鑑定家・中島誠之助が使い出したものが広まったなどといわれる。
沿道の施設編集
その他の骨董通り編集
参考文献編集
脚注編集
- ^ “【骨董通り(アンティーク通り)】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet” (日本語). www.jalan.net. 2020年10月31日閲覧。
- ^ “骨董通り(アンティーク通り) クチコミ・アクセス・営業時間|青山” (日本語). 旅行のクチコミサイト フォートラベル. 2020年10月31日閲覧。
- ^ “本社オフィス移転のご案内” (日本語). リノベる株式会社. 2020年10月30日閲覧。
- ^ "ギャラリー集積地日本橋・京橋美術骨董通り" [1]