高 哲男(たか てつお、1947年 - )は、日本経済学者。専門は、経済学説経済思想学位は、経済学博士九州大学論文博士・1992年)(学位論文ヴェブレン研究 進化論的経済学の世界」)。九州大学名誉教授。大分県生まれ。

略歴

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九州大学経済学部経済学科卒業。1976年同大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学広島大学経済学部助教授、教授、1992年九州大学経済学部教授[1]、2007年経済学史学会代表幹事[2]。2013年同大学大学院経済学研究院定年退職、名誉教授。1992年「ヴェブレン研究 進化論的経済学の世界」で、九州大学から博士(経済学)の学位を取得。

著書

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単著

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  • 『ヴェブレン研究:進化論的経済学の世界』(ミネルヴァ書房、1991年)
  • 『現代アメリカ経済思想の起源:プラグマティズムと制度経済学』(名古屋大学出版会、2004年)
  • 『暮らしのなかの経済思想:進化論的経済学入門』(知新出版研究所、2007年)
  • 『アダム・スミス:競争と共感、そして自由な社会へ』(講談社選書メチエ、2017年)

共著

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  • 平方裕久)『経済学史のエッセンシャルズ』(知新出版研究所、2014年)

編著

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  • 『制度としての経済社会:世界のなかの日本』(九州大学出版会、1996年)
  • 『自由と秩序の経済思想史』(名古屋大学出版会、2002年)

共編著

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  • 中村廣治)『市場と反市場の経済思想 経済学の史的再構成』(ミネルヴァ書房、2000年)
  • 大田一廣鈴木信雄八木紀一郎)『経済思想史:社会認識の諸類型』(名古屋大学出版会、1995年)

翻訳

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論文

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脚注

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  1. ^ 『暮らしのなかの経済思想』著者紹介
  2. ^ http://xn--2007-2009jshet-js80a4w.net/経済学史学会
  3. ^ 副題:人間がまず隣人の、次に自分自身の行為や特徴を、自然に判断する際の原動力を分析するための論考
先代
八木紀一郎
経済学史学会代表幹事
2007年 - 2009年
次代
服部正治