「鳳凰」〜仁愛鳥譜』(ほうおう・じんあいちょうふ、"Ho-O" - Jin-ai cho-hu for wind ensemble op.56)は、鈴木英史が作曲した吹奏楽曲大津シンフォニックバンドの委嘱により2004年に作曲され、同団と指揮者の森島洋一に献呈されている。現在は、ブレーン株式会社よりレンタル楽譜が提供されている。

この作品は鈴木英史の「愛」をテーマとした連作の第3作として書かれ、

  1. ライフ・ヴァリエーションズ〜生命と愛の歌(浜松交響吹奏楽団委嘱作品、2003年
  2. カントゥス・ソナーレ(創価グロリア吹奏楽団委嘱作品、2004年)

とあわせて『愛の3部作』を構成する。

曲の構想は、フェニックス鳳凰手塚治虫漫画火の鳥』(特に「未来編」)のイメージが重なることでもたらされた。直接的な場面描写は避けられているが、「不死鳥」についての心象はこれらの題材に発想を拠っている(標題音楽)。

編成

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編成表
木管 金管
Fl. 2, Picc. Tp. 3, Flh.2 Cb.
Ob. 2 Hr. 4 Timp.
Fg. 2 Tbn. 2, Bass Claves, B.D., 締太鼓 (or S.D. with Snare off), T-tam, S.C., W.Blocks, 木鉦, S.D., 3T-toms, Tri., Vibra-Slap, Bongo, Vib., Tamb., Glock., Xylo., W.C., Anvil, チャンチキ
Cl. 3, E♭, Alto, Bass, C-Bass Eup.
Sax. Sop. 1 Alt. 2 Ten. 1 Bar. 1Tub.
その他Piano

外部リンク

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出典を兼ねる。