25ans
『25ans』(ヴァンサンカン/Vingt cinq ans)は、ハースト婦人画報社が発行し、講談社(2015年4月以降)が発売する女性ファッション雑誌。毎月28日(日祝日・年末は26 - 27日)発売。
25ans | |
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ジャンル | ファッション |
読者対象 | 女性 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 780円(月により特別定価となり500~1000円まで開きがある) |
出版社 | ハースト婦人画報社発行・講談社発売 |
編集長 | 阿部はるひ(2021年7月 - )[1] |
刊行期間 | 1980年 - 現在 |
ウェブサイト | https://www.25ans.jp/ |
概要
編集1980年4月に創刊された。誌名はフランス語で「25歳」を意味し、「社交界に身を置く20代以上の『お嬢様』」を対象とするが、購読者の平均年齢は30代半ばが中心である。創刊初期は「婦人画報」を購読する富裕層家庭の子女をおもな対象に想定した。「CLASSY.(1984年 - や「miss家庭画報(1989年 - 2013年)とともに「お嬢様雑誌」として知られ、1980年代後半に始まるバブル景気時代に人気を得た。上記2誌は一般OL向けへ路線を移行したが、本誌は社交関連記事の掲載を継続している。
「今の時代のゴージャスを体験するための情報を発信する、インターナショナル・ラグジュアリー・マガジン」として2012年1月号(2012年11月28日発売)で発売400号目を迎え、ファッション、ビューティ関連以外にも、旅行、リフレッシュ、社会奉仕など、ライフスタイルに関する記事を掲載している。
掲載商品の大多数が欧州の名門ブランドで、ロケ地に海外のリゾートや有名観光地を多数起用する。モード界の最新コレクションに関する情報も充実し、ファインジュエリー、高級時計に関する記事も多い。
連載
編集目次前、目次直後、それ以降の特集記事の合間、巻末に連載記事を配置する。
2014年1月号 - 12月号
編集- 目次前
- 木村孝/ブランドとアート/ミスリンの愛しい気配
- 杏暦
- 目次以降
- 25ans外商部(最新商品)/斎藤薫/杏 LOVES モード
- ファッション/ジュエリータイムス/彼とふたりのシェアウォッチ/ビューティタイムス
- 巻末
- カルチャー・芸能人インタビュー・ライフスタイル関連各種記事/Salon de 25ans/POWER PUSH(パブリシティ)
2013年1月号 - 12月号
編集- 目次前
- 姫と王子のリアルライフ/ミスリンの愛しい気配/リバース・プロジェクト
- 目次以降
- 杏's 美ロソフィー/25ans外商部/杏のおしゃれクルーズ
- ファッション/ジュエリータイムス/彼とふたりのシェアウォッチ/神田うののエレママ対談
- 斎藤薫「新美人論」/木村孝がひもとく百人一首は美女のバイブル/ビューティタイムス
- 巻末
- ライフスタイルタイムス/エディターズ・プライベート・レシピ/姫のエンタメガイド/憧れカップルの素敵なパートナーシップ/エレ女のお悩み相談室/エレ女's社交レポート/Salon de 25ans/POWER PUSH(パブリシティ)
- 特定スポンサーとタイアップ
増刊号
編集多彩なジャンルを発売する。
- 25ansウェディング:1980年代創刊。初期のタイトルは「ザ・ウェディング」で、奇数月20 - 22日頃発売。ドレス、ジュエリー、ビューティ、ゲストスタイルなど、メインテーマは号により異なる。
- きもの25ans:2010年創刊。年1回程度発売。
- Richesse(リシェス):2012年創刊。第1号が同年6月28日、第2号が11月28日に発売し、2013年以降は3、6、9、11月の各28日に発売している。内容は4割程度が旅行、クルーズ、上流階級などカルチャー・ライフ関連、6割程度がファッション・ジュエリー・高級時計・ビューティに関する。
読者層
編集誌名は「25ans」だが購読者年齢は20代後半から40代で平均は34 - 35歳である。可処分所得が多い家庭の、子女、配偶者を持つ主婦、既婚のキャリアウーマン、らを対象とする。
モデル
編集外国人モデルを多用した時期もあったが、日本人、もしくは混血のモデルを多用している。表紙を除き特に専属モデルはいない。一部の特例を除き、記事に登場モデル名が表記されなかったが、2012年中頃からスタッフクレジット内に小さく表記する。
カバーキャラクター・連載
編集- 長谷川潤(2004年 - )
- 黒木メイサ(2010年 - )
- キム・テヒ(2011年 - 2012年)
- 杏(2012年 - 2015年)
- 水原希子(2015年 - 2016年)
- 森星(2016年 - 2020年)[2]
その他記事
編集- 松島花
- 市川紗椰
- エミ・レナータ
- 林田岬優
- ALEXA
- 佐藤栞里
- 新川優愛
- 新木優子
- 三吉彩花
- emma
- Nana(AFTERSCHOOL)
- 浦浜アリサ
- 長谷川潤(2004~06年のカバーキャラクター)
- ヨンア
- ローラ
- すみれ
- LIZA
- 森泉
- 大政絢
- 細谷理紗
- 桐谷美玲
- イーラン
- ウヒナ
- ニコル
- 松井愛莉
- 絵美里
- 小泉里子
読者モデル
編集読者モデルを多用し、裕福な家庭の子女、富裕層や海外のセレブリティを常連読者モデルとして起用する。かつて叶姉妹が常連読者モデルを務めた。
脚注
編集- ^ 新編集長就任のお知らせ - ハースト婦人画報社 (PDF)
- ^ “森星:「25ans」カバー卒業 本音のロングインタビューも”. 毎日キレイ. (2020年10月28日) 2021年2月11日閲覧。