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87%』(はちじゅうななパーセント)は、2005年1月12日から3月16日まで毎週水曜日22:00 - 22:54に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は夏川結衣本木雅弘

87%
ジャンル テレビドラマ
脚本 秦建日子
演出 長沼誠
梅沢利之
佐久間紀佳
出演者 夏川結衣
本木雅弘
エンディング CHEMISTRYキミがいる
プロデューサー 伊藤響
大塚泰之
渡邉浩仁
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2005年1月12日 - 3月16日
放送時間 水曜22:00 - 22:54
放送枠 水曜ドラマ (日本テレビ)
放送分 54分
回数 10
公式サイト

初回のみ15分拡大。乳癌に冒された主人公の闘病などを描く。

番組開始当初は「87% - 私の五年生存率(はちじゅうななパーセント わたしのごねんせいぞんりつ)」というタイトルであったが、生存率という言葉が生々しすぎるという患者・家族等からの抗議により「私の五年生存率」が外され、「87%」というタイトルに変更になった。

目次

あらすじ編集

生命保険の外交として働くシングルマザーの晶子は、検診で乳癌の第1ステージと診断される。晶子を診断した医師・黒木は優秀な外科医だったが、妻を乳癌で亡くして以来、町の小さな医院で働いていた。黒木の執刀で手術を受けた晶子は、治療を続けながら息子・蒼太のため懸命に働くが、欠勤が多いため職場から解雇を言い渡されてしまう。

登場人物編集

きらきら生命保険編集

小谷 晶子
演 - 夏川結衣
9歳の息子を持つシングルマザー。息子の父親とは、別れて以来会っておらず、一人で息子を育ててきた。生命保険会「きらきら生保」のセールスレディーをしているが、営業成績は悪く、いつも友人であり隣人の弓子と最下位争いをしているような状態で、生活は苦しい。息子のサッカー合宿の費用すら困る状態だが、持ち前の明るさで前向きにがんばっている。しかしある日、会社の健康診断で乳がん検診を受け、初期の乳がんと診断される。突然の告知にさすがに取り乱すが、ここで息子を残して死ぬわけにはいかないと、陽平の言葉を信じて乳がんと闘う決意をする。
藤城 真奈美
演 - 杏さゆり
晶子の後輩生保レディ。おっとりしていて天然ボケ。晶子や弓子と同じく、営業成績は振るわないが、親戚が多いおかげで何とか頼み込んで帳尻合わせをしている。
剣崎 護
演 - 渡辺いっけい
きらきら生命保険での晶子の上司。生保レディたちを乗せるのがバツグンにうまい。演技がかった訓示で生保レディたちを叱咤激励する。いつもは3枚目を演じているが、その裏に冷静な現実主義者の顔もある。晶子の窮地に思いもよらぬ行動に出る。
寺田 弓子
演 - 杉田かおる
晶子の同僚にして、隣人。同じ「きらきら生保」でセールスレディーとして働いており、晶子とは毎月営業成績の最下位争いをしている。口が悪くて噂好きだが、心の温かい、晶子の良き理解者。未婚で子供がいないので、晶子の息子のことも自分の子供のようにかわいがり、面倒を見ている。

宇月病院編集

黒木 陽平
演 - 本木雅弘
宇月病院医師。元は聖和医大の腕の良い外科医だったが、自分の妻をがんで亡くして以来、大切な人を救えなかったトラウマを抱え、メスを握っていない。将来を嘱望されていたにも関わらず、現在は町の病院に移り、検診や往診をする日々。ある日、乳がん検診を受けた晶子のがんを発見し、初期の乳がんであることを告知するが、その言い方が冷たいと晶子になじられる。しかし、それこそが彼の優しさであり、気休めは治療の役に立たないという信念によるものだった。一見、冷めているように見えるが、患者にとって最も効果的な治療法を常に考え、それを最優先させる医師。
神部 みなみ
演 - 北川弘美
宇月病院看護師。うわさ好きの今どきの女の子。
細川 真希
演 - 氏家恵
宇月病院看護師。口は悪いが頼れる存在。
宇月 薫
演 - 酒井若菜
宇月病院の看護師。院長の娘。しっかり者で貧乏病院の将来をいつも憂いている。日々、父親である院長と、医師である陽平の尻を叩き、病院を切り盛りしている。陽平にほのかな想いを寄せており、なんとかトラウマを克服してもらいたいと願っている。
桜井 ひとみ
演 - 岩佐真悠子
宇月医院に乳がんで入院してくる女子高校生。手術はしたのだが再発してしまい、陽平を頼ってやって来た。
宇月 寅蔵
演 - 橋爪功
宇月病院院長。マイペースで飄々としている。陽平のトラウマを知りながらも、全てを受け止め自分の病院に置いている。なかなか殻から出てこようとしない陽平を責めたり急かしたりせず、いつか再び陽平が自分からメスを握れるよう、さりげなく後押ししている。普段は娘の薫に怒られっぱなしだが、いざとなると頼りになる。

聖和医科大学附属病院編集

杉山 紘一郎
演 - 古田新太
聖和医大・第一外科医局の医師。陽平の同期で、同じ医局にいた頃は良きライバルだった。陽平の妻・百合のことも昔から知っており、彼女の手術、死にも立ち会っている。現在、助教授推薦の話も出ている同期一の有望株。
三沢 卓
演 - 柏原収史
聖和医大の新人医師。杉山の指導を受けているが、杉山からは陽平のいる宇月病院にも行くように言われている。設備も満足にそろっていない病院に行くことに不満があり、渋々顔を出している。
岡田 江梨子
演 - 相川七瀬
聖和医大の元麻酔科医師。百合の手術の際に麻酔を担当した。陽平と杉山からの信頼も厚く、腕の良い麻酔科医だったがある事がきっかけとなって医師を辞め、今は定食屋で働いている。

黒木家編集

黒木 正十郎
演 - 細川俊之
陽平の義父(百合の実父)。資産家で温和な性格。娘の死後も陽平を家に置いているが、その真意は謎である。
黒木 友恵
演 - 大谷直子
陽平の義母(百合の実母)。かつては控えめで優しい性格だったが、最愛の娘を失ってから精神を病み、今もまだ百合の食事を作り続ける毎日。
黒木 百合
演 - 押田恵
陽平の亡き妻。

川上家編集

川上 勇介
演 - 今井雅之
蒼太のクラスメート・琴音の父。がん保険に加入直後、末期のがんであることが判明。晶子が「保険加入後3ヶ月以内に発見されたがんについては保険金が支払われない」という未保障期間についての説明を怠ったため、保険金を手にすることができない。しかも自分の会社が倒産してしまい債権者に責められる日々。そんな状況でも家族のために生への可能性をあきらめず闘病し、逆に晶子を元気付ける。
川上 千絵
演 - 高橋かおり
蒼太のクラスメート・琴音の母。夫・勇介のがんが発覚。しかし保険金が下りず、未保障期間についての説明を怠った晶子を責める。さらに勇介の会社の倒産によって、債権者から身を守るため、琴音を連れて離婚することになる。
川上 琴音
演 - 薄井千織
蒼太のクラスメート。口を聞けばすぐにケンカしてしまうが蒼太に好意を持っている。父親・勇介の会社倒産により、大好きだったバレエも辞め引っ越すことになり…。

東家編集

東 冬美
演 - 栗田よう子
晶子の昔の男、東史郎の妻。晶子が史郎に蒼太の養育費を要求していると勘違いし、「認知を求めない。養育費を求めない。」という念書にサインする代わりに200万円を渡そうとする。
東 史郎
演 - 長井秀和(声のみの出演)
晶子の昔の男で蒼太の父親。蒼太のことは認知もせず、養育費も支払っていない。

その他編集

小谷 蒼太
演 - 川口翔平
晶子の1人息子。成績はいまひとつだが、明るく母親思い。サッカーに夢中の小学4年生。

スタッフ編集

放送日程編集

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 2005年1月12日 明日を生きる!乳がんと闘う物語 長沼誠 14.4%
第2話 2005年1月19日 負けない!乳がん手術への決意 10.5%
第3話 2005年1月26日 大切な息子のために絶対生きる 11.9%
第4話 2005年2月2日 守れ命と同じくらい大切なもの 梅沢利之 11.4%
第5話 2005年2月9日 たくさんの勇気をありがとう… 佐久間紀佳 10.7%
第6話 2005年2月16日 心とともに生きる…明日への涙 長沼誠 11.8%
第7話 2005年2月23日 2人の約束…前を向いて生きる 梅沢利之 11.3%
第8話 2005年3月2日 哀しすぎる現実…私は負けない 佐久間紀佳 9.6%
第9話 2005年3月9日 涙の告白と別れ…新たなる一歩 長沼誠 12.6%
最終話 2005年3月16日 今日を生きる明日を生きたい 12.6%
平均視聴率 11.6%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

撮影協力編集

  • 東京大学医学部附属病院
    • 本作品がTVドラマ撮影協力第一号となり、その後、『1リットルの涙』の撮影にも協力した。封建的・閉鎖的だった国立大学病院が独立行政法人化によって、より国民に近い存在に脱皮していく姿の象徴として注目を集めている。

脚注編集

  1. ^ キミがいる”. ORICON STYLE. 2016年1月2日閲覧。

外部リンク編集

日本テレビ 水曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
一番大切な人は誰ですか?
(2004年10月13日 - 12月15日)
87%
(2005年1月12日 - 3月16日)
anego[アネゴ]
(2005年4月20日 - 6月22日)