CHICO CARLITO(チコ・カリート、1993年[1] -)は、日本ラッパー沖縄県那覇市出身[2]

CHICO CARLITO
生誕 1993年
出身地 日本の旗 日本沖縄県那覇市
ジャンル ヒップホップ・ミュージック
職業 ラッパー
活動期間 2012年 -
レーベル Timeless Edition Rec.
CHICO CARLITO
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約1.84万人
総再生回数 約2140万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年1月15日時点。
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2012年にラップを始め、2015年MCバトルの大会・ULTIMATE MC BATTLE GRAND CHAMPIONSHIPで優勝を果たした。

フリースタイルダンジョン初代モンスター。

経歴 編集

1993年沖縄県那覇市に生まれる。高校時代はメロコア系のバンドを組んでボーカルを務めていたが、高校卒業後の2012年5月、の「小名浜」を聴いたことがきっかけでヒップホップ・ミュージックを聴き始める[3]。同年9月、友人に誘われてMCバトルの大会を観たことがきっかけとなり、自身もラップを始める[3]

2013年春、大学進学のために、沖縄県から埼玉県に引っ越す[3]。その後、本格的にラッパーとしての活動を開始し[2]、同年8月に初めてライブを行う[4]

2014年、MCバトルの大会・戦極MC感謝祭 其の二 ミュージックビデオ杯で優勝し、自身のソロ曲「C.H.I.C.O.」をミュージック・ビデオという形で発表する[1]

2015年ULTIMATE MC BATTLE GRAND CHAMPIONSHIPで優勝[2]

2016年12月7日に1stアルバム『Carlito's Way』をリリース[5]

人物 編集

母方の祖父はプエルトリコ系のアメリカ軍人であり、ラッパー名の「CHICO」は祖父のあだ名から採ったものである[3]。また、ラッパー名の「CARLITO」は映画『カリートの道』に由来しており、本人曰く、映画の主人公が祖父と同じプエルトリコ系であり、かつ映画の公開年が自身の誕生年と同じだったことから、ラッパー名に使用したという[4]

音楽性 編集

CHICO CARLITOのラップの特徴として、独特なハイトーンボイスと、リズミカルなフロウの連打が挙げられる[2]。また、リズムが0.5拍ほど後ろにずれており[1]、その結果、ラップでは「ビートの後ろの方に乗っている」ような状態となっており、これも特徴の1つとなっている[4]

ディスコグラフィ 編集

シングル 編集

  発売日 タイトル 規格品番 チャート
オリコン
[6]
Timeless Edition Rec.
1st 2017年2月17日 Carlito's Way ER-0003 (12inch) -
UMB RECORDS
2nd 2017年5月17日 UMBAD-001 (12inch) -
Timeless Edition Rec.
- 2017年8月15日 月桃の花が枯れる頃 配信限定 -

配信限定シングル 編集

発売日 タイトル
2018年12月2日 HITORIGOTO (original ver.)
2020年10月2日 Ryukyu Style
2021年12月8日 Gati (feat. ELIONE & JP THE WAVY)
2022年1月19日 Never Go Back
2022年9月1日 Day by Day

アルバム 編集

  発売日 タイトル 規格品番 チャート
オリコン
[7]
Timeless Edition Rec.
1st 2016年12月7日 Carlito's Way TERCD-004 (CD) 80位
1st EP 2017年10月11日 Septile1 - 南方作戦 TERCD-005 (CD)
2nd EP 2018年12月26日 volver ep
2nd 2022年2月9日 Sandra's Son
EP 2022年8月3日 EL FARO / CHICO CARLITO & A-KAY
3rd 2023年6月30日 Grandma’s Wish

収録作品 編集

発売日 アーティスト タイトル 規格品番 収録曲
2016年3月9日 V.A. SUPER NOVA GMCD-004 (CD) Ground Zero

参加作品 編集

発売日 アーティスト タイトル 備考
2016年2月10日 KEN THE 390 真っ向勝負 feat. MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻, KOPERU, CHICO CARLITO, 晋平太 アルバム『真っ向勝負』収録
2016年5月18日 掌幻, CHICO CARLITO, 焚巻 フリースタイル・ダンジョン 2016 -
2016年9月21日 Secret Colors 10イヤアズ feat. Skipp, へびちゃん, TENGG, tututhematoo,
ARISTO, CHICO CARLITO, ひしょち a.k.a アヒル
アルバム『秘色』収録
We Go feat. CHICO CARLITO, TENGG, ARISTO from Bang Da Rhythm
2016年12月14日 hokuto 10000 POUND feat. テークエム, HANG, CHICO CARLITO アルバム『AMATEUR RHYTHM』収録
2017年1月25日 BLANK COMFORT POSSE Sansaro Remix feat. CHICO CARLITO アルバム『Float Away To New Port』収録
2017年6月7日 Dungeon Monsters MONSTER VISION -
2017年7月5日 DJ SWING B-BOY ANTHEM feat. CHICO CARLITO アルバム『LIFE AFTER TWENTY』収録
2019年10月18日 DJ SAAT ONE AND ONLY feat. DABO, CHICO CARLITO -
2021年09月29日 hokuto Shooting Star feat. CHICO CARLITO & R-指定 アルバム『plums』収録[8]

出演 編集

テレビ 編集

インターネットテレビ 編集

出典 編集

  1. ^ a b c CHICO CARLITO(インタビュアー:伊藤大輔)「CHICO CARLITO(2015年UMBチャンピオン)インタビュー」『Shure Japan Blog』、2016年3月28日http://www.shureblog.jp/mic-check/chico-carlito-2015%e5%b9%b4umb%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%94%e3%82%aa%e3%83%b3-%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/2017年4月29日閲覧 
  2. ^ a b c d CHICO CARLITOのプロフィール”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2017年4月29日閲覧。
  3. ^ a b c d CHICO CARLITO(インタビュアー:伊藤雄介)「INTERVIEW:CHICO CARLITO」『Amebreak』、2016年12月8日https://amebreak.jp/interview/41552017年4月29日閲覧 
  4. ^ a b c Yuji “Rascal” Nakamura (2016年12月8日). “【インタビュー】沖縄発の“オリオン”CHICO CARLITOが1stアルバム『Carlito’s Way』で繋げた過去・現在・未来”. Qetic. p. 2. 2017年4月29日閲覧。
  5. ^ 沖縄が生んだラップモンスターCHICO CARLITO、1stアルバム発表”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2016年10月14日). 2017年4月29日閲覧。
  6. ^ CHICO CARLITOのシングル作品 オリコン
  7. ^ CHICO CARLITOのアルバム作品 オリコン
  8. ^ “hokutoの2ndアルバムに唾奇、R-指定、WILYWNKA、VIGORMAN、仙人掌ら参加”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年9月3日). https://amp.natalie.mu/music/news/443687 2021年9月3日閲覧。 
  9. ^ CAST”. フリースタイルダンジョン公式サイト. テレビ朝日. 2017年4月29日閲覧。

外部リンク 編集