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Death Note/デスノート』(原題: Death Note)は、大場つぐみ小畑健による同名の漫画を原作とし、アダム・ウィンガードが監督を務めた2017年のアメリカ合衆国のスーパーナチュラル英語版スリラー映画である。出演はナット・ウルフマーガレット・クアリーキース・スタンフィールドポール・ナカウチシェー・ウィガムウィレム・デフォーである。2017年8月25日よりネットフリックスで配信が開始された[2][3]

Death Note/デスノート
Death Note
Adam Wingard, Margaret Qualley, Roy Lee, Nat Wolff, Keith Stanfield & Masi Oka (35299453114).jpg
スタッフ・キャスト
監督 アダム・ウィンガード
脚本
原作DEATH NOTE
大場つぐみ
小畑健
製作
製作総指揮
  • ジョナサン・アイリッヒ
  • ブレンダン・ファーガソン
  • ジョン・パワーズ・ミドルトン
  • ミリ・ユン
出演者
音楽
撮影 デヴィッド・タッターサル
編集 ルイス・シオッフィ
製作会社
配給 ネットフリックス
公開 2017年8月25日
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語
  • 英語
  • 日本語
  • ロシア語
製作費 $40,000,000[1]
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ストーリー編集

名前を書かれた者が死ぬ効力を持つ超常的なノート、デスノートを若い男が手に入れる。男はノートで犯罪者を殺して世界の改革を試みるが、一方で謎の探偵が彼を追跡し、恐怖政治を終わらせようとする[4]

キャスト編集

※括弧内は日本語吹替

日本語版スタッフ:演出:中野洋志、翻訳:高橋有紀、録音・調整:佐竹徹也、録音スタジオ:PANDASTUDIO.TV/ACスタジオ、制作:ACクリエイト

製作編集

2007年、マレーシアの『ザ・スター英語版』紙はアメリカの10以上の映画会社が『デスノート』に興味を示していることを報じた[5]。当初はヴァーティゴ・エンターテインメント英語版が脚本家にチャーリー・パルラパニデスとヴラス・パルラパニデス、プロデューサーにロイ・リー英語版、ダグ・デイヴィソン、ダン・リン英語版、ブライアン・ウィッテンを起用してリメイク企画を進める予定であった[6]

2009年4月30日、『バラエティ』は脚本家とプロデューサーは引き続いて関与しつつ、日本の実写映画版の配給を担当したワーナー・ブラザースがリメイク権を獲得したことを報じた[7]。2009年、ザック・エフロンが主演するという噂が流れると、彼はプロジェクトが「最優先事項ではない」と応えた[8]

2011年1月13日、シェーン・ブラックが監督を務め、アンソニー・バガロッツとチャック・モンドリイが脚本を執筆中であることが報じられた[9]。ワーナーのスタジオは夜神月のバックストーリーを正義から復讐に変更し、またストーリーから死神を消すつもりであった。ブラックはこの改変に反対し、グリーンライトとはならなかった[10]

2013年の『ブリーディング・クール英語版』のインタビューで、ブラックはまだ本映画の作業中であることを明かした[11]。2014年7月、ブラックに代わって新たにガス・ヴァン・サントが監督に就任したという噂が流れた[12]

2015年4月27日、『ハリウッド・リポーター』はアダム・ウィンガードが監督、リン、リー、ジェイソン・ホッフス、マシ・オカがプロデューサーを務めると報じた[13]。2015年9月29日、ナット・ウルフが主役にキャスティングされたことが報じられた[14]。2015年11月12日、マーガレット・クアリーが女性主人公役で加わった[15]。プロデューサーたちは映画がR指定になるだろうと述べた[16]

2016年4月、ザ・ラップ英語版はワーナー・ブラザースが映画の製作数を減らすことを決めたため、同社が『デスノート』を中止したものの、ウィンガードは他社でプロジェクトを続行するつもりであることを報じた。ウィンガードは、48時間以内にほぼすべてのメジャー映画スタジオと面会したと報じられている[17]。2016年4月6日、ネットフリックスがワーナー・ブラザースから映画化権を購入し、4000万から5000万ドルの予算がかけられ、ジェレミー・スレイター英語版が最新の脚本草案を執筆した。2016年6月30日よりブリティッシュコロンビア州で公式に制作が始まった[18][19][20][21][22]。2016年6月、キース・スタンフィールドがキャストに加わった[23]。2016年6月30日、ポール・ナカウチシェー・ウィガムの出演が発表された[2]。2016年8月2日、ウィレム・デフォーが死神のリューク役を務めることが発表された[24]

キャスティングの発表初期から、『DRAGONBALL EVOLUTION』や『ゴースト・イン・ザ・シェル』といった日本の漫画を原作としたハリウッド作品と同様にホワイトウォッシングが指摘された[25][26]。これに対し、プロデューサーのロイ・リーとダン・リンは「私たちは『デスノート』の原作漫画ファンのために、この魅力的なストーリーをぜひ映画にしたい、そしてこのダークでミステリアスな傑作を世界に紹介したい、そう願い続けてきました。今回、多様性に富んだ才能あるキャスト、脚本、製作チームが集結したことで、我々が目指すストーリーコンセプト、すなわち”正義とは何か”という全世界共通のテーマを、忠実に描くことができると考えています」と答えた[22][27]。また、プロデューサーの1人であるオカも出演することが発表された[28]

公開編集

マーケティング編集

2017年3月22日、ネットフリックスはティーザー予告をYouTube上に公開した[29]

続編の可能性編集

2017年8月25日、アダム・ウィンガードは続編の可能性に関して、「続編が作られる可能性はあるでしょうし、私たちにはアイデアもあります。私は皆さんがこの作品を見て、ネットフリックスが続編製作に踏み切ることを望んでいます。ネットフリックスはすでにその準備をしているでしょう。後は、多くの人々に見てもらう必要があるというだけです。」と語った[30]

参考文献編集

  1. ^ Death Note – PowerGrind”. The Wrap. 2017年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月3日閲覧。
  2. ^ a b Adam Wingard Starts Writing His ‘Death Note’”. Bloody Disgusting (2016年6月30日). 2016年6月30日閲覧。
  3. ^ The First Teaser for Netflix's 'Death Note' Is Finally Here”. inverse.com. 2017年3月22日閲覧。
  4. ^ Schwerdtfeger, Conner (2016年4月8日). “Netflix Sets Sights On Supernatural Manga Adaptation Of Death Note”. Cinemablend. 2016年4月10日閲覧。
  5. ^ Kitty Sensei (2007年1月14日). “Here're a few hints of the second and concluding part of Death Note the movie, The Last Name”. The Star. 2009年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月1日閲覧。
  6. ^ “Warner Brothers Acquire Live-Action Death Note Rights”. Anime News Network. (2009年5月1日). http://www.animenewsnetwork.com/news/2009-05-01/warners-brothers-acquires-live-action-death-note-rights 2009年5月1日閲覧。 
  7. ^ Fleming, Michael (2009年4月30日). “Warner brings 'Death' to bigscreen”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1118003063.html?categoryid=19&cs=1 2009年5月1日閲覧。 
  8. ^ Weintraub, Steve (2009年11月22日). “Exclusive Interview: Zac Efron and Richard Linklater on ME AND ORSON WELLES; Plus Zac Addresses DEATH NOTE Rumors”. Collider.com. http://collider.com/exclusive-interview-zac-efron-and-richard-linklater-on-me-and-orson-welles-plus-zac-addresses-death-note-rumors/ 2016年4月10日閲覧。 
  9. ^ Fleming, Mike Jr (2011年1月13日). “Warner Bros Taps Shane Black For Japanese Manga 'Death Note'”. Deadline.com. http://www.deadline.com/2011/01/warner-bros-taps-shane-black-for-japanese-manga-death-note/ 2011年1月14日閲覧。 
  10. ^ Loo, Egan (2011年11月2日). “Shane Black Describes Changes He Opposed to Warner's Death Note”. Anime News Network. http://www.animenewsnetwork.com/interest/2011-11-02/shane-black-describes-changes-he-opposed-to-warner-death-note/ 2016年4月10日閲覧。 
  11. ^ Connelly, Brendon (2013年4月24日). “Shane Black On His Death Note And Doc Savage Movies”. Bleeding Cool. http://www.bleedingcool.com/2013/04/24/shane-black-on-his-death-note-and-doc-savage-movies/ 2016年4月10日閲覧。 
  12. ^ Whitehead, Donna (2014年7月10日). “{TB EXCLUSIVE} Gus Van Sant Takes Over “Death Note””. The Tracking Board. http://www.tracking-board.com/tb-exclusive-gus-van-sant-takes-over-death-note/ 2014年7月10日閲覧。 
  13. ^ Kit, Borys (2015年4月27日). “'Guest' Director Adam Wingard Signs On for 'Death Note' (Exclusive)”. The Hollywood Reporter. 2016年4月10日閲覧。
  14. ^ White, James (2015年9月29日). “Nat Wolff Finds Death Note | News | Empire”. Empire. 2015年9月29日閲覧。
  15. ^ Fleming, Mike Jr; Hipes, Patrick (2015年11月12日). “‘Death Note’ Movie Sets Margaret Qualley As Female Lead – Update”. Deadline.com. http://deadline.com/2015/11/death-note-movie-rainey-qualley-1201620654/ 2015年11月15日閲覧。 
  16. ^ Goldberg, Matt (2015年2月22日). “Exclusive: ‘Death Note’ Movie Rating and Tone Revealed”. Collider.com. 2016年4月10日閲覧。
  17. ^ Sneider, Jeff (2016年4月6日). “Adam Wingard’s ‘Death Note’ Jumps From Warner Bros. to Netflix (Exclusive)”. TheWrap. 2016年4月10日閲覧。
  18. ^ Kroll, Justin (2016年4月6日). “Netflix Lands Adam Wingard’s ‘Death Note’ Starring Nat Wolff” (英語). Variety. http://variety.com/2016/film/news/netflix-adam-wingard-death-note-nat-wolff-1201737852/ 2016年4月8日閲覧。 
  19. ^ In Production”. Creative BC (2016年5月10日). 2016年5月12日閲覧。
  20. ^ Mirchandani, Amar (2016年6月3日). “Live-Action Manga Movie ‘Death Note’ Filming in Vancouver”. 604 Now. 2016年6月3日閲覧。
  21. ^ Idea, Nimfa (2016年6月8日). “‘Death Note’ Live Action Pic: Netflix Set to Kick Off Production in Metro Vancouver This Summer”. Movie News Guide. 2016年6月8日閲覧。
  22. ^ a b Trumbore, Dave (2016年6月30日). “Adam Wingard Shares His Notes on ‘Death Note’ as Production Begins”. Collider.com. 2016年6月30日閲覧。
  23. ^ Kroll, Justin (2016年6月10日). “‘Short Term 12’s’ Keith Stanfield to Star With Nat Wolff in Netflix’s ‘Death Note’”. Variety. 2016年6月11日閲覧。
  24. ^ Sneider, Jeff (2016年8月2日). “Willem Dafoe to voice the Shinigami in Netflix's 'Death Note' (Exclusive)”. Mashable. 2016年8月2日閲覧。
  25. ^ Leon, Melissa (2015年9月30日). “Hollywood’s Anime Whitewashing Epidemic: Nat Wolff to Star in 'Death Note'”. The Daily Beast. 2016年4月10日閲覧。
  26. ^ Jaworski, Michelle (2015年11月13日). “'Death Note' whitewashing accusations grow as it casts female lead”. The Daily Dot. 2016年4月10日閲覧。
  27. ^ ハリウッド版『デスノート』Netflixで2017年全世界配信!”. シネマトゥデイ. 2017年6月17日閲覧。
  28. ^ Abrams, Natalie (2016年11月17日). “Hawaii Five-0: Masi Oka exiting after seven seasons — exclusive”. Entertainment Weekly. 2017年6月17日閲覧。
  29. ^ Opam, Kwame (2017年3月22日). “Watch the first trailer for Netflix’s live-action Death Note movie”. The Verge. 2017年6月17日閲覧。
  30. ^ Netflix Is Prepared for a 'Death Note' Sequel, If You Are”. 2017年8月27日閲覧。

外部リンク編集