JR貨物20E形コンテナ(JRかもつ20Eがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が2014年平成26年)度より19F形19G形20B形などの置き換え用として製作・運用している12 ft有蓋コンテナである。

JR貨物20E形コンテナ
20E-61
20E-61
基本情報
所有者 JR貨物
製造メーカー 総合車両製作所CIMC
製造初年 2014年(平成26年)
製造数 150個
主要諸元
外面色 赤紫色(JRFレッド)
全長(内寸法) 3,715 mm (3,594 mm)
全幅(内寸法) 2,450 mm (2,323 mm)
全高(内寸法) 2,600 mm (2,339 mm)
荷重 5.0 t
内容積 19.5 m3
扉位置 片側側面、片側妻面
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総合車両製の20E-45

概要 編集

内法寸法が長さ3,594 mm、幅2,323 mm、高さ2,339 mmであり、妻面入口が幅2,258 mm、高さ2,307 mmだが側面入口が幅3,532 mm、高さ2,287 mmのコンテナである。簡易隅金具、荷崩れ防止金具(8個)、ラッシリング(8個)を備え19G形より内法高さを100 mm高くしてかさ高品に対応している。 2014年(平成26年)12月に、総合車両製作所和歌山事業所にて50個が製造された。その後、2016年(平成28年)1月に、CIMCにて100個が製造された。なおCIMC製の51 - 99は、20E-と番号を一つ開けている(例:20E- 51)。背高コンテナの汎用化に際しては、19G形の後継となる20G形に移行したため、本形式が本格的に量産されることはなかった。

現状 編集

2022年令和4年)1月5日現在、150個が使用されている。

参考文献 編集

  • 『JR貨物時刻表2022』公益社団法人鉄道貨物協会、2022年3月。全国書誌番号:22860343 

関連項目 編集