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LOVE』(ラブ)は、日本のミュージシャンである長渕剛ベスト・アルバムである。

LOVE
長渕剛ベスト・アルバム
リリース
録音 1982年 - 2008年
スタジオ・テラ
ジャンル ポピュラー
フォークソング
時間
レーベル フォーライフ
プロデュース 長渕剛
チャート最高順位
長渕剛 アルバム 年表
Come on Stand up!
2007年
LOVE
2008年
SONGS
(2008年)
EANコード
EAN 4988018317821
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ラブソングをコンセプトに『LOVE』と『SONGS』の2枚に分けて選曲している。その中で、リミックス&ボーカルのみ再レコーディング(new vocal表記)や、リミックスのみ施して(remix表記)収録したものがある。また特典として、DVDが付属している。

背景編集

前作『Come on Stand up!』(2007年)リリース後、長渕は2007年6月6日のZepp福岡より7月11日のZepp東京に至るまで、全国7都市全7公演におよぶ自身初となる女性客限定のライブツアー[1]「LADY’S NIGHT 2007 -Acoustic-」を開催[2][3]、その後9月7日のさいたまスーパーアリーナより12月9日の国立代々木第一体育館に至るまで、全国14都市全19公演におよぶツアー「2007 ARENA TOUR Come on Stand up!」を開催[2][4]、約15万人を動員した[5]。さらにその後、10月12日より放送が開始されたTBS系テレビドラマ『歌姫』(2007年)の主題歌として、長渕がTOKIOに提供した「青春 SEISYuN」(2007年)が使用された。同曲は11月28日にシングルとしてリリースされ、オリコンチャートでは1位を獲得、売り上げは約9万枚となった[6]

2008年に入り、1月14日には長年に亘り長渕の作品やライブなどで写真撮影を担当していた大川奘一郎が死去した(享年60)[7]。死の前日に見舞いに行った長渕が「大川ちゃん、俺ら、好き勝手に生きたいように生きてきたから……俺もそのうち行くからさあ」と声を掛けると、大川は「剛、あまり待たせるなよな」と答え、それが長渕と大川の最後の会話になったという[7]。大川の葬儀は全て長渕が取り仕切り、棺から遺影、照明や効果音も全て長渕が指示を出した[7]。葬儀にはイルカ南こうせつも参列し、全員で歌を歌い、また棺に別れの言葉を書いた[7]

4月9日にはライブツアー「2007 ARENA TOUR Come on Stand up!」よりツアーファイナルとなった国立代々木第一体育館の模様を中心に収録した3枚組ライブDVD『2007 TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR "COME ON STAND UP!"』をリリースした。

構成編集

下記のアルバムから、「愛を」テーマに選曲されている[8]。また長渕自身の「現在最もふさわしい形」という要望により、全曲リマスタリングの上に曲によってはリミックスあるいはボーカルのみ再レコーディングが行われている[9]

リリース編集

2008年5月14日フォーライフミュージックエンタテイメントよりリリースされた。

本作リリース後の6月18日より、女性向け携帯サイト「Girlswalker.com」にて、本作収録曲の歌詞にイラストが添えられたデコメールの「長渕剛 歌詞デコメ」が配信された[10]

批評編集

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic     [11]
CDジャーナル肯定的[12]
  • 音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「汗と涙そして肌の温もりまでも感じる珠玉のラブ・バラードを堪能することができる。雨に打たれる心地よさのよう」と評されている[12]
  • 音楽情報サイト『AllMusic』は「『TIME GOES AROUND』は起伏のあるカントリーバラード、『指切りげんまん』は歌唱の中で少しゴスペルの要素を取り入れたアプローチが見られ、『交差点』はカントリーブルースとブルーグラスで共通するギターピッキングを使用している。彼のエモーショナルな歌唱は言語の壁を越え、ところどころサウンドはボブ・ディランとの類似点が明らかに見られる。ニューカマーは長渕の歴史の恩恵を受けるかもしれないが本作は彼の現在の生き生きしたスタイルと昔のフォークスタイルを振り返ることもでき、通常より短期間でリリースされてもストロングな音楽のままである」と述べた[11]

チャート成績編集

オリコンチャートでは最高位5位、登場回数8回となり、売り上げ枚数は4.4万枚となった[13]。また、タワーレコードの「ジャパニーズ ロック&ポップス アルバム」部門では2008年5月12日付けで16位となった[12]

収録曲編集

DISC 1 (CD)編集

全作詞・作曲: 長渕剛。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.結晶 -new vocal-長渕剛長渕剛
2.何の矛盾もない -new vocal-長渕剛長渕剛
3.TIME GOES AROUND長渕剛長渕剛
4.シリアス長渕剛長渕剛
5.夕焼けの歌長渕剛長渕剛
6.指切りげんまん長渕剛長渕剛
7.素顔 -new vocal-長渕剛長渕剛
8.交差点 -new vocal-長渕剛長渕剛
9.俺の太陽長渕剛長渕剛
10.STAY DREAM -new vocal-長渕剛長渕剛
11.かりそめの夜の海 -remix-長渕剛長渕剛
12.レオ長渕剛長渕剛
13.長渕剛長渕剛
14.あなたとわたしの物語 -remix-長渕剛長渕剛
合計時間:

DISC 2 (DVD)編集

  1. おいで僕のそばに
    2007 TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR COME ON STAND UP! at 代々木第一体育館(2007年12月9日)の映像を収録している。

DVD収録規格編集

スタッフ・クレジット編集

音楽スタッフ編集

  • 中津直也 - レコーディング・エンジニア、ミキシング・エンジニア
  • 上條雄次 - アシスタント・エンジニア
  • 毛利嘉一郎 - アシスタント・エンジニア
  • 西川陽介 - アシスタント・エンジニア
  • 前田康二 - マスタリング・エンジニア
  • 奥村誠二 - レコーディングスタジオ代表

パッケージ・デザイン編集

  • 長渕剛 - 詩画
  • 大橋基樹 - アート・ディレクション、デザイン
  • 大川奘一郎 - 写真撮影
  • 吉田武 - 写真撮影
  • 長濱治 - 写真撮影
  • 中村英莉 - コーディネート

DVD編集

  • Akira Nii - ディレクター
  • 深作健太 - ディレクター
  • Masaru Takahashi - MAエンジニア

その他編集

  • 長渕剛 - プロデューサー
  • 犬伏恭介 - A&R
  • 横田利夫 - アーティスト・プロモーター
  • 蛯沢康仁 - アーティスト・マネージャー
  • Daisuke Takahashi - スーパーバイザー
  • 後藤由多加 - エグゼクティブ・プロデューサー
  • 高崎健 - エグゼクティブ・プロデューサー

脚注編集

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  1. ^ [長渕剛]レディース・ナイト開催決定”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2007年4月2日). 2018年11月25日閲覧。
  2. ^ a b 長渕剛 TSUYOSHI NAGABUCHI|OFFICIAL WEBSITE”. 長渕剛 TSUYOSHI NAGABUCHI|OFFICIAL WEBSITE. 2018年12月8日閲覧。
  3. ^ LADY'S NIGHT 2007 -Acoustic-”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2018年11月25日閲覧。
  4. ^ COME ON STAND UP! 2007 ARENA TOUR”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2018年12月8日閲覧。
  5. ^ 2007 TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR COME ON STAND UP!:長渕剛”. HMV&BOOKS online. ローソンエンタテインメント. 2018年12月8日閲覧。
  6. ^ TOKIO CDシングル売上枚数一覧”. 年代流行. 年代流行. 2018年12月8日閲覧。
  7. ^ a b c d 藤井徹貫「スプリチュアル・メッセージ 長渕剛 第二章「命の原動力は未来にある。生きることは明日を信じられることだ」」『別冊カドカワ 総力特集 長渕剛』第363号、角川マーケティング、2010年12月17日、 93 - 119頁、 ISBN 9784048950572
  8. ^ 長渕剛が究極のラブソング集を2枚連続で発売”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2008年3月25日). 2018年12月8日閲覧。
  9. ^ 長渕、愛歌集が完結!.”. HMV&BOOKS online. ローソンエンタテインメント (2008年3月24日). 2018年12月8日閲覧。
  10. ^ 長渕剛、歌詞デコメで女性のハートをわしづかみ”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2008年6月18日). 2018年12月8日閲覧。
  11. ^ a b Love - Tsuyoshi Nagabuchi”. AllMusic. All Media Network. 2018年12月8日閲覧。
  12. ^ a b c 長渕剛 / LOVE [CD+DVD]”. CDジャーナル. 音楽出版. 2018年12月8日閲覧。
  13. ^ LOVE|長渕剛”. オリコンニュース. オリコン. 2018年12月8日閲覧。

外部リンク編集