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METAFIVE

METAFIVE（メタファイヴ）は、日本のバンド。

METAFIVE
別名 高橋幸宏 & METAFIVE（2014年）
出身地 日本の旗 日本
活動期間 2014年 -
レーベル Virgin Music / UNIVERSAL MUSIC（2014年）
WARNER MUSIC JAPAN（2015年 - ）
公式サイト 外部リンク参照
メンバー 高橋幸宏
小山田圭吾
砂原良徳
TOWA TEI
ゴンドウトモヒコ
LEO今井

2014年に一夜限りのユニットとして結成された高橋幸宏&METAFIVEが、2015年にMETAFIVEと改名。

メンバー 編集

活動 編集

2014年（平成26年） 編集

高橋幸宏が新ユニット高橋幸宏&METAFIVEを、小山田圭吾、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井と共に結成。名前のMETAの部分の由来は、変身を意味するメタモルフォーゼと細野晴臣がかつてテクノのことを指して使ったメタポップ[1]という言葉である。名前が決まる前の仮のバンド名は高橋幸宏とクール・ファイブだった[2][3]。以前、高橋のトリビュート・アルバムに参加した小山田、砂原、TEIの三人からなるO/S/Tと何かできないかという発想が先にあった[4]。小山田と砂原は「この曲がみんなを繋げてくれた」としてTEIの「Radio」（TEIのソロ・アルバム『LUCKY』で高橋がボーカルを務めた楽曲）を挙げている[5]。1月17日にテクノコンサート「EX THEATER OPEINING SERIES 2014 NEW YEAR PREMIUM GO LIVE vol.1」（会場：EX THEATER ROPPONGI）を開催。当初はこのライヴ限定ユニットの予定だった。7月23日[6]にライブ・アルバム『TECHNO RECITAL』をリリース。1月17日の公演を収録したもの。5月31日から6月1日にかけてのオールナイトイベント「TAICOCLUB'14」（会場：長野・こだまの森）に出演。8月10日、音楽フェス「WORLD HAPPINESS 2014」（会場：夢の島公園陸上競技場）に高橋幸宏&METAFIVEとして出演。ゲストで土屋昌巳が参加した。9月3日、『攻殻機動隊 ARISE border:4 Ghost Stands Alone』（9月6日より上映）のエンディング曲となる「Split Spirit」を配信限定でFlyingDog（Victor Entertainment）よりリリース。楽曲は8月1日にオフィシャルサイトで世界初公開された[7]。8月8日から9月8日のあいだ、「Split Spirit」のミュージック・ビデオがスペシャルサイトで公開された。11月24日、「SPACE SHOWER TV 開局25周年 × 攻殻機動隊25周年×日本科学未来館 GHOST IN THE SHELL ARISE“border:less experience”sounds curated by CORNELIUS」（会場：日本科学未来館）に高橋幸宏&METAFIVEが出演。

2015年（平成27年） 編集

6月17日に「Split Spirit」を収録したオリジナル・サウンドトラック『攻殻機動隊 新劇場版 O.S.T. by Cornelius』リリース。6月24日、Blu-ray『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE / 新劇場版 Music Clips: music by Cornelius』リリース。2014年11月24日のライブを収録したもの。7月29日、TOWA TEIのアルバム『CUTE』リリース。METAFIVEが演奏で参加。8月23日、音楽フェス「WORLD HAPPINESS 2015」に出演。新曲「Don’t Move」「Maisie’s Avenue」などを演奏し、トリを務めた。同フェスの3月13日の情報公開時からユニット名が「METAFIVE」のみになり[8][9]、本格的に活動を行うことを発表した。9月5日、音楽フェス「OTODAMA’15〜音泉魂〜」（会場：大阪・泉大津フェニックス）に出演。11月28日、アルバム『META』発売を記念した特設サイトを公開し、あわせて「Don't Move」のスタジオライブバージョン映像を公開[10]。12月9日、アルバム『META』より収録曲「Don't Move」を先行配信。あわせて五木田智央によるジャケットデザインも公開された[11]。12月17日、アルバム『META』より収録曲「Maisie’s Avenue」のスタジオライブバージョン映像を公開[12]。

2016年（平成28年） 編集

1月6日、アルバム収録曲「Luv U Tokio -Video Edit-」のミュージック・ビデオを公開[13]。1月13日にMETAFIVEとして初のオリジナル・アルバムとなる『META』をリリース。1月14日、アルバム発売を記念したリリースパーティ「METAFIVE “pre-METALIVE 2016 〜「META」 RELEASE party”」（会場：恵比寿LIQUIDROOM）開催。オープニングアクトはYoung Juvenile Youth。1月21日、初のワンマンライブ「METALIVE 2016」（会場：EX THEATER ROPPONGI）を開催。5月15日、野外フェス「CIRCLE '16」（会場：福岡県 海の中道海浜公園 野外劇場）に出演[14]。5月23日、TBSで毎週水曜日深夜に放送されている「オトナの!」が企画するフェス「オトナの!フェス OTO-NANO FES! 2016」（会場：東京都 Zepp DiverCity TOKYO）に出演[15]。8月17日、Blu-ray+CD『METALIVE』発売。1月21日のライブを映像作品化。8月20日・21日、野外フェス「SUMMER SONIC」（会場：20日、大阪府 舞洲サマーソニック大阪特設会場。21日、千葉県 QVCマリンフィールド&幕張メッセ）に出演[16]。

11月18日、日本テレビ「スッキリ!!」にて地上波に生出演し「Musical Chairs」を披露した。高橋は、この番組を選んだ理由として「情報番組に出る意表さと、メンバーのスケジュールでは朝が空いてるから」とコメントした。

2017年（平成29年） 編集

2月24日、『METAHALF』のアナログ盤の詳細を発表[17]、4月26日、発売。

2020年（令和2年） 編集

7月11日､Youtube公式チャンネルにて「METAFIVE. STILL ALIVE.」と題した動画を配信[18]。

7月23日 21:00に突如、新曲『環境と心理』配信を発表。7月24日 0:00 配信開始[19][20]。

2021年（令和3年） 編集

5月11日 17:00、2nd Album「METAATEM」8月11日に発売を発表。7月26日にKT Zepp Yokohamaにて｢META LIVE」開催を発表[21][22]。

5月21日、FUJI ROCK FESTIVAL '21の8月20日に出演を発表[23]。8月6日、当日は特別編成として、砂原良徳とLEO今井に、永井聖一（Gr）、白根賢一（Dr）をサポートメンバーに迎えての出演となることを発表した[24]。

7月4日、InterFM897にてアルバム発売を記念したラジオ番組「METAFM｣開始[25]。

7月21日、7月26日にKT Zepp Yokohamaで開催予定だった自主企画ライブ「METALIVE」の中止を発表[26]。

7月28日、2nd Album「METAATEM」発売中止、並びにラジオ番組「METAFM」の番組終了を発表[27]。

8月20日、相対性理論のギタリストの永井聖一と、GREAT3のドラマーにして高橋とLEO今井とも縁が深い白根賢一をサポートメンバーに迎え、『METAFIVE（砂原、LEO今井）』でフジロックフェスティバル'21に出演[28]。

11月20日 7月26日にKZ Zepp Yokohamaで行われていた無観客ライブを「METALIVE 2021 STREAMING」として配信。チケットの特典として発売中止になっている「METAATEM」が付属。病気療養中の高橋に代わり、サポートドラマーとして白根賢一（GREAT3）が参加している[29]。

2022年（令和4年） 編集

7月19日 2021年に｢METALIVE 2021 STREAMING｣の特典として発表された「METAATEM」を2016年12月3日に開催された「WINTER LIVE 2016」Zepp DiverCity(TOKYO)公演を収録したBlu-rayを付属し、Deluxue Editionとして発売することを発表[30][31]。また「Wife」のMV （short edit）の公開、各種ストリーミングでの先行配信もアナウンスされた。

2023年（令和5年） 編集

1月11日、高橋幸宏が亡くなる。70歳没。

作品 編集

シングル 編集

# タイトル 発売日 規格品番 収録曲 備考
FlyingDog / Victor Entertainment
1st Split Spirit 2014年9月3日 デジタル・ダウンロード 『攻殻機動隊 新劇場版 O.S.T. by Cornelius』収録
WARNER MUSIC JAPAN
2nd 環境と心理 2020年7月24日 WPDH-10713 デジタル・ダウンロード
2020年10月30日
全4曲

SIDE A

  1. 環境と心理 / Environmental
  2. 環境と心理 / Environmental（Radio Version）

SIDE B

  1. 環境と心理 / Environmental（Instrumental）
  2. Metallisch
 カセットテープ(2000本限定)[32]
3rd The Paramedics 2021年6月25日 デジタル・ダウンロード
4th Wife 2022年7月20日 デジタル・ダウンロード

アルバム 編集

# タイトル 発売日 規格品番 収録曲 備考
Virgin Music / UNIVERSAL MUSIC
ライブ TECHNO RECITAL / 高橋幸宏 & METAFIVE 2014年7月23日 初回限定盤：TYCT-69022
通常盤：TYCT-60043
全16曲
  1. META
  2. CUE
  3. BALLET
  4. NOW AND THEN
  5. LAY MY LOVE
  6. RADIO
  7. RADIOACTIVIST
  8. DON’T THINK TWICE, IT’S ALL RIGHT
  9. I NEED YOU
  10. EVERYBODY HAD A HARD YEAR
  11. TURN TURN
  12. STILL WALKING TO THE BEAT
  13. 中国女
  14. DISPOSABLE LOVE
  15. DRIP DRY EYES
  16. SOMETHING IN THE AIR
 オリコン最高43位、登場回数2週
WARNER MUSIC JAPAN
1st META 2016年1月13日 WPCL-12294
全12曲
  1. Don't Move
  2. Luv U Tokio
  3. Maisie's Avenue
  4. Albore
  5. Gravetrippin'
  6. Anodyne
  7. Disaster Baby
  8. Radio (META version)
  9. W.G.S.F.
  10. Split Spirit (META version)
  11. Whiteout
  12. Threads
 オリコン最高13位、登場回数26週
1st Mini Album METAHALF 2016年11月9日 WPCL-12456
全5曲
  1. Musical Chairs
  2. Chemical
  3. Egochin
  4. Peach Pie
  5. Submarine
 オリコン最高12位、登場回数8週
2017年4月26日 WPJL-10040
全6曲

SIDE A

  1. Marine
  2. Submarine
  3. Chemical

SIDE B

  1. Musical Chairs
  2. Peach Pie
  3. Egochin
 アナログ盤
2nd METAATEM 2021年8月11日→発売中止
→11月20日配信予定のMETALIVE 2021 LIVE STREAMINGの特典として発表		 WPCL-13260
全12曲
  1. Full Metallisch
  2. The Paramedics
  3. By The End Of The World/世界の終わりまで
  4. Ain't No Fun
  5. 環境と心理
  6. May Day
  7. Wife
  8. The Haunted
  9. In Sorrow
  10. Snappy
  11. Communicator
  12. See You Again
WPJL-10136/7 アナログ盤 2枚組
METAATEM (Deluxe Edition) 2022年9月14日 WPCL-31992(CD+Blu-ray Disc)
WPJL-10136(アナログ2枚組)
全12曲

CD アナログ

  1. Full Metallisch
  2. The Paramedics
  3. By The End Of The World/世界の終わりまで
  4. Ain't No Fun
  5. 環境と心理
  6. May Day
  7. Wife
  8. The Haunted
  9. In Sorrow
  10. Snappy
  11. Communicator
  12. See You Again

Blu-ray Disc 「WINTER LIVE 2016」@Zepp DiverCity Tokyo公演

2nd AlbumにBlu-rayを添付、Deluxe Editionとして発売予定
CDのみはワーナーミュージック・ストア限定

映像作品 編集

  • 『METALIVE』Blu-ray+CD（2016年8月17日）

参加映像 編集

  • 『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE / 新劇場版 Music Clips : music by Cornelius』（2015年6月24日）

参加作品 編集

  • 『攻殻機動隊 新劇場版 O.S.T. by Cornelius』（2015年6月17日）※「Split Spirit」収録
  • TOWA TEI『CUTE』（2015年7月29日）

脚注 編集

[脚注の使い方]

出典 編集

  1. ^ インタビュー：「それぞれ違った自分のルーツ音楽をやっているので楽しい」――2つのバンドを新たにスタートさせた高橋幸宏に話を訊く。 - CDJournal CDJ PUSH
  2. ^ 高橋幸宏 & METAFIVE「攻殻機動隊ARISE border4 Ghost Stands Alone」特集 (2-3) - 音楽ナタリー Power Push
  3. ^ METAFIVE インタビュー LIQUIDROOM
  4. ^ 高橋幸宏&小山田圭吾が新バンド結成で見つめ直す、バンド論の今 - インタビュー | CINRA.NET
  5. ^ TOWA TEI 94-14, 20TH ANNIV, TOKYO JAPAN｜小山田圭吾×砂原良徳 対談｜Warner Music Japan
  6. ^ 高橋幸宏 with In Phase『PHASE』と高橋幸宏 & METAFIVE『TECHNO RECITAL』発売日変更と『PHASE』映像収録曲変更のお知らせ
  7. ^ 高橋幸宏 & METAFIVE 『攻殻機動隊 ARISE boarder : 4 Ghost Stands Alone』エンディングテーマを担当
  8. ^ 「ワーハピ2015」第1弾にMETAFIVE、TRICERATOPS、Controversial Spark
  9. ^ WORLD HAPPINESS 2015｜高橋幸宏×小山田圭吾 インタビュー Web Magazine OPENERS - Page 2
  10. ^ 必見!METAFIVE 特設サイト・オープン。そしてスタジオ・ライヴの映像を公開!!
  11. ^ METAFIVEアルバムジャケは五木田智央描き下ろし、今日から先行配信
  12. ^ METAFIVE スタジオ・ライヴ 第2弾 「Maisie’s Avenue -Studio Live Version-」公開スタート。
  13. ^ METAFIVE「Luv U Tokio」PV解禁!!
  14. ^ UA、スペアザ、METAFIVEが福岡CIRCLEに
  15. ^ 「オトナの!フェス」5月にお台場で開催、出演者第1弾はMETAFIVE
  16. ^ サマソニ第4弾で星野源、ベビメタ、METAFIVE、MONOEYES、オフスプ
  17. ^ 「4月26日発売 アナログ盤「METAHALF」の詳細決定！
  18. ^ “METAFIVE「STILL ALIVE」と題した動画公開”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年7月11日). https://natalie.mu/music/news/387328 2020年8月10日閲覧。 
  19. ^ “METAFIVE約4年ぶりに再始動、新曲「環境と心理」リードボーカルは小山田圭吾”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2020年7月23日). https://natalie.mu/music/news/388968 2020年8月10日閲覧。 
  20. ^ “METAFIVE、4年ぶり新曲「環境と心理」リリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2020年7月23日). https://www.barks.jp/news/?id=1000186173 2020年8月10日閲覧。 
  21. ^ 音楽ナタリー (ナターシャ). (2021年5月17日). METAFIVEが5年7カ月ぶりニューアルバム『METAATEM』発表、自主ライブ開催も決定 2021年5月17日閲覧。 
  22. ^ “METAFIVE、新アルバム『METAATEM』発売＋一夜限りの自主ライブ決定”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2021年5月17日). https://www.barks.jp/news/?id=1000201549 2021年5月17日閲覧。 
  23. ^ “ラインナップ第2弾発表！”. 株式会社スマッシュ (株式会社スマッシュ). (2021年5月21日). https://www.fujirockfestival.com/news/index 2021年5月21日閲覧。 
  24. ^ “小山田圭吾『フジロック』出演中止 METAFIVEはサポートメンバー立て出演へ”. ORICON MUSIC. (2021年8月6日). https://www.oricon.co.jp/news/2202715/ 2021年8月20日閲覧。 
  25. ^ “METAFIVEによる新ラジオ番組『METAFM』7月スタート、新曲制作秘話など語る”. Hanshin Contents Link Corporation , PLANTECH Co.,Ltd. & Billboard IP Holdings, LLC. (Hanshin Contents Link Corporation , PLANTECH Co.,Ltd. & Billboard IP Holdings, LLC.). (2021年7月1日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/101491/2 2021年7月29日閲覧。 
  26. ^ “METAFIVEワンマンライブが中止、新型コロナウイルス感染拡大の影響により”. 株式会社ナターシャ (株式会社ナターシャ). (2021年7月21日). https://natalie.mu/music/news/437887 2021年7月29日閲覧。 
  27. ^ “2nd ALBUM「METAATEM」発売中止について”. ワーナーミュージック・ジャパン (ワーナーミュージック・ジャパン). (2021年7月28日). https://wmg.jp/metafive/news/86575/ 2021年7月29日閲覧。 
  28. ^ FUJIROCKERS.ORG. “METAFIVE(砂原良徳×LEO今井)”. FUJIROCK EXPRESS '21 | フジロック会場から最新レポートをお届け. 2021年10月4日閲覧。
  29. ^ “METAFIVEの発売中止アルバムがついに手に入る、あの日行われていた無観客ライブの配信チケット購入で”. 株式会社ナターシャ (2021年11月4日). 2021年11月13日閲覧。
  30. ^ “METAFIVE、ラストアルバム『METAATEM』発売決定”. ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2022年7月19日). 2022年7月19日閲覧。
  31. ^ “METAFIVEのラストアルバム「METAATEM」一般販売決定、2016年ツアー東京公演の映像収録”. 株式会社ナターシャ (2022年7月19日). 2022年7月19日閲覧。
  32. ^ “METAFIVE「環境と心理」がカセットテープ化、2000本限定で販売”. ナタリー (2020年9月18日). 2019年9月18日閲覧。

外部リンク 編集

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