Nana (チェリスト)
Nana(ナナ)(欧陽娜娜(オーヤン・ナナ)、繁体字: 歐陽娜娜、簡体字: 欧阳娜娜、英語表記: Nana Ou-Yang、2000年6月15日- )は、台湾台北市出身のチェロ奏者、女優である。
Nana(ナナ) | |
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基本情報 | |
出生名 | 欧陽娜娜(オーヤン・ナナ) |
別名 | 娜比、小娜比 |
生誕 | 2000年6月15日(23歳)[1] |
出身地 | 台湾台北市 |
学歴 | カーティス音楽院(休学) |
ジャンル | クラシック |
職業 | チェリスト、女優、モデル |
活動期間 | 2009年 - 現在 |
レーベル | ユニバーサルミュージック |
公式サイト | 公式サイト |
台湾の国家音楽庁でソリストとして演奏した最年少記録を持つ。
父は元俳優で台北市議会議員の欧陽龍(オーヤン・ローン)、母は俳優の傅娟(フ・ジュアン)、姉は俳優の欧陽妮妮(オーヤン・ニニ)、妹はバイオリニストの欧陽娣娣(オーヤン・ディーディー)、伯母は歌手の欧陽菲菲[1]。
略歴 編集
5歳でピアノ、6歳でチェロを習う。13歳で米国のカーティス音楽学校に入学した[1](芸能活動に集中するため2015年に休学[2])。
2014年、映画『北京愛情故事』に出演。2015年、映画『疾風スプリンター』に出演。12月18日、アルバム「15」で中国デビュー。
2016年2月4日、東京渋谷・白寿ホールで「日本デビューCD『Nana 15』発表コンサート」を開催。インタビューで「伯母は憧れの存在で、家族であることは光栄でもあり、プレッシャーでもある」と答えた[3]。4月6日、アルバム「Nana 15」で、日本デビュー。6月29日、東京・紀尾井ホールで「Nana デビュー・リサイタル」開催[4]。
2017年6月、『是!尚先生』でドラマ初主演。16日、ディズニーソング・カヴァーアルバム「Cello Loves Disney」発表。12月4日、第6回ブレイクスルー賞受賞セレモニーに出演しパフォーマンスを披露した[5]。
2019年3月21日、自身のFacebookで、「自分は中国人であると誇りを感じ、原籍も中国江西省にある」と投稿した[6]。また、中国の国営テレビの番組で愛国ソングを披露するなど、中国寄りの姿勢は台湾で波紋を広げている[7]。
2022年8月2日、ナンシー・ペロシアメリカ合衆国下院議長の台湾訪問に中国が反発するなか、微博で「中国は1つだけ」というハッシュタグを付け、「一つの中国」への支持を表明した[8]。
ディスコグラフィー 編集
アルバム 編集
- 『15』2015年12月18日、日本版『NANA 15』2016年4月6日
- 日本版ボーナス・トラックには伯母である欧陽菲菲の『ラヴ・イズ・オーヴァー』収録。
- 『Cello Loves Disney』2017年6月16日 ジャッキー・チェンがヴォーカルで参加。
ツアー 編集
2010年
- 『十歳‧十穗 十手聯合音楽会』
- 5月2日 台北十方楽集音楽劇場
- 『欧陽娜娜十歳慈善音楽会』
- 8月8日 中油国光庁
2012年
- 『2012欧陽娜娜生日音楽会』
- 6月15日 台北中国文化大学表演庁
- 『欧陽娜娜 2012 大提琴独奏会Nana Ou-Yang 2012 Cello Recital』
- 6月28日 台北国家演奏庁
- 7月6日 台南浣莎永華館
- 7月8日 台中東海大学演奏庁
2013年
- 『欧陽娜娜 V.S 台北市紀青少年、少年管絃音団 協奏曲演出』
- 2月3日 新北市芸文中心演芸庁
- 『2013欧陽娜娜大提琴巡迴音楽会』
- 6月15日
- 『独奏会Cello & Piano』
- 6月7日 彰化員林演芸庁小劇場
- 6月13日 台北国家演奏庁
- 『Plus+哥哥妹妹MZ』
- 6月8日 台中市屯區芸文中心演芸庁
- 6月15日 台北新舞台
- 7月5日 高雄市音楽館
- 7月13日 花蓮県文化局演芸庁
- 『欧陽娜娜 V.S 台北市紀青年管絃音団 協奏曲演出』
- 8月2日 台北国家音楽庁
- 『欧陽娜娜 愛永遠 慈善音楽会』
- 12月29日 門諾医院恩慈楼
2014年
- 『欧陽娜娜 愛永遠 慈善音楽会』
- 1月4日 台北真理堂
- 『2014欧陽娜娜大提琴独奏会』
- 6月15日 台北国家音楽演奏庁
- 『印象波希米亞 欧陽娜娜 V.S KSO 附設青少年交響音団 協奏曲演出』
- 7月13日 高雄大東文化芸術中心
- 『欧陽娜娜plus哥哥妹妹巡迴音楽会』
- 8月22日 台中中興堂
- 8月23日 高雄大東文化芸術中心
- 8月26日 台北国家音楽庁
- 『跨年音楽会v.s金澤市管弦音団』
- 12月31日 日本石川県立音楽堂
2015年
- 『大提琴慈善音楽会』
- 3月21日 SF foothill college smithwick theater
- 3月29日 Penn s.Tasa
- 4月11日 NJ basking ridge performing arts center
- 『風華絶代 向世紀天后致敬』
- 6月9日 台北中山堂
- 『15歳生日音楽会』
- 6月15日 台北中山堂
- 『音・慶典日 澳門青交18周年会慶音楽会』
- 6月29日 澳門文化中心綜合劇院
- 『Only & Nana大提琴巡迴独奏会』
- 7月2日 上海上海東方芸術中心
- 7月4日 深圳南山文体中心劇院
- 7月5日 北京国家大劇院
- 『2015大提琴巡迴音楽会』
- 8月19日 台北城市舞台
- 8月21日 台中中興堂
- 8月22日 大東文化芸術センター
主な出演作品 編集
映画 編集
年 | 作品 | 役 |
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2014年 | 北京愛情故事 | 劉星陽 |
2015年 | 疾風スプリンター | 陳意蕎 |
2016年 | 美好人生 | |
2017年 | ポリス・ストーリー REBORN | ナンシー(シーシー) |
映画吹替 編集
年 | 作品 | 役 |
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2010年 | 怪盗グルーの月泥棒 | 中国語版吹替: エディス役 |
2013年 | 怪盗グルーのミニオン危機一発 | 同上 |
テレビドラマ 編集
年 | 作品 | 役 |
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2020年 | 天帝の剣〜大主宰〜 | 洛璃 |
MV 編集
- 『傷』(李代沫『敏感者』專輯)
脚注 編集
- ^ a b c ユニバーサルミュージック・ジャパン レーベル公式サイトプロフィール
- ^ 歐陽娜娜素顏爬山超級正!萬名網友朝聖 中時電子報 2016-2-22
- ^ Nana 日本デビューアルバム『Nana 15』発表コンサートレポhmv 2016年2月4日
- ^ “チェロの妖精”Nana、16歳を祝う〈Nana デビュー・リサイタル〉を東京で開催CDjournal 2016/6/30
- ^ 「台湾の誇り!」と歓喜の声、美少女チェリストのNana、米ブレイクスルー賞でアジア人初のパフォーマンス―台湾recordchina 2017年12月5日
- ^ “歐陽娜娜Facebookページ”. www.facebook.com. 2019年3月23日閲覧。
- ^ ““飲むふり”広告動画で「消費者をバカにしている」、女優Nanaが台湾でも批判浴びる”. Record China. (2021年5月12日). オリジナルの2021年5月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ペロシ氏訪台/台湾芸能人「1つの中国」微博で相次ぎ表明 ペロシ氏訪台に中国猛反発で”. フォーカス台湾. (2022年8月4日). オリジナルの2022年8月4日時点におけるアーカイブ。
外部リンク 編集
- ユニバーサルミュージック・ジャパン レーベル公式サイト
- 公式Instagram
- Nana (Nanaonly) - Facebook
- 歐陽娜娜Nana - 新浪微博(簡体字中国語)
- Nana (@nanaouyang) - Instagram