OpenMediaVaultOMV)は、Linuxをカーネルに用いたDebian系のフリーのNASシステム。 CIFS (Samba), FTP, NFS, rsync, AFPなどのプロトコルに対応している。 ソフトウェア RAID (0,1,5,6,10)を用いることができる。Webブラウザからの操作を可能としている。OpenMediaVaultはISOイメージとソースコードと共に入手することが出来る。OpenMediaVaultはハードディスクSSDに問題なくインストールできるが、コンパクトフラッシュやUSBメモリにインストールすることはドライブを劣化させるので奨励されていない。[2]

OpenMediaVault
OpenMediaVault WebGUIのスクリーンショット
開発元 Volker Theile
最新版
7.4.1[1] ウィキデータを編集 / 19 7月 2024
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Debian
プラットフォーム IA-32 / x86-64 / ARM
対応言語
種別 NAS
ライセンス GNU General Public License
公式サイト http://openmediavault.org
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OpenMediaVaultは、FreeBSDカーネルのFreeNASから分離して、Debian GNU/LinuxをベースとしたLinuxカーネル用いたプロジェクトを開始した。[3][4][5]

特徴

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  • サポートするハードウェアRAID カード: Debianが対応するもの
  • サポートするソフトウェア RAID レベルは以下の通り: 0, 1, 4, 5, 6, JBOD, 5+0, 5+1, 0+1, 1+0, など。
  • UPS をサポート
  • Raspberry Pi/Cubieboard/Cuboxなどのアーキテクチャをサポート

脚注

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  1. ^ New updates available” (19 7月 2024). 29 7月 2024閲覧。
  2. ^ USB sticks are not recommended as boot device.”. OpenMediaVault公式Wiki. 2014年5月22日閲覧。追)Extras-orgに長寿命化を図るPlugin「openmediavault-flashmemory 」も用意されているので個人使用の場面では採用への閾値が下がったといえるのではないか。ただしあくまでも自己責任で。[独自研究?]
  3. ^ FreeNAS Switching From FreeBSD To Debian Linux”. Slashdot.com. 2009年12月7日閲覧。
  4. ^ FreeNAS ready for the next step !”. FreeNAS Blog. 2009年12月10日閲覧。
  5. ^ Rumours of FreeNAS Death Greatly Exaggerated”. FreeNAS blog. 2009年12月5日閲覧。

外部リンク

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