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SEA BREEZE 2016』(シー・ブリーズ 2016)は、2016年3月16日に発売された角松敏生のデビュー・アルバム『SEA BREEZE』のリテイク・アルバム。

SEA BREEZE 2016
角松敏生スタジオ・アルバム
リリース
録音 1981年2月23日 - 4月7日
2015年12月21日 - 2016年2月10日
SOUND INN(1981年)
NICHION STUDIO(1981年)
HITOKUCHIZAKA STUDIO(1981年)
RVC STUDIO(1981年)
Laboratori di Musica Nene(2016年)
ジャンル J-POP
時間
レーベル IDEAK ⁄ ARIOLA JAPANSony Music Labels Inc.
プロデュース 角松敏生
角松敏生 アルバム 年表
THE MOMENT
2014年
SEA BREEZE 2016
(2016年)
SEA IS A LADY 2017
2017年
EANコード
EAN 4988017696200(初回生産限定盤)
EAN 4988017696217
EAN 4988017697528(完全生産数量限定盤)
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解説編集

デビュー35周年記念第一弾リリース作品。1981年リリースのデビュー・アルバム『SEA BREEZE[注 1]のアナログ・マルチ・テープすべてをデジタルにアーカイブし、当時の演奏トラックをそのままに、2016年時点の角松の歌やコーラスを再レコーディングしたリテイク&リミックス・アルバム。

ブックレットには角松自身によるセルフ・ライナー・ノーツを収載。ジャケットはデビュー当時の写真をベースに、角松が「当時こう表現したかった」という色合いに修正した写真が使用されている[3]。ブックレット中面およびアーティスト写真はデビュー当時に撮影した場所である神奈川県葉山町の洋菓子店“パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ”のオープン・テラスにて撮影。この店舗では2001年リリースのデビュー20周年記念シングル「心配/YOKOHAMA Twilight Time[注 2]でも撮影に使われた。

収録曲編集

DISC 1編集

SEA BREEZE 2016編集

  1. Dancing Shower - (4:57)[1][2]
    オリジナル原盤では、エレベーターでディスコに行くという設定のオープニングがSEで追加されていたが、今回のリテイクに際し、SEはすべて排された。この曲では歌い直しのほか、新たにコーラスが追加されている。
  2. Elena - (5:36)[1][2]
    デビュー直前に自身のバンド用に書かれた曲。女性ファッション雑誌『JJ』のトップ・モデルだった小川エレナへの憧れで作られた曲。デモ・テープの段階ではテンポの遅いバラッドだったが、軽快なものに変えられたという。今回は歌い直しのほか、コーラスやスキャットが追加されて角松自身曰く“この曲の持つスウィートさを際立たせられた”という。また、エンディング部にどうしてもソプラノ・サックスを入れたくなったとの理由で、本田雅人によるソロが新たにダビングされた。また、最初のイントロ部分に新たにピアノの音が加えられている。
  3. Summer Babe - (7:10)[1][2]
    フェードアウトに続けて収録されてたインストパートが、オリジナル原盤より長くなっている。
  4. Surf Break - (4:46)[1][2]
    角松によれば、メーカー・サイドはこの曲で話題性のある女性シンガーとのデュエットを考えていたことから、EPOが参加することになった。今回の歌い直しでEPOとの歌唱力の違いを埋めることが出来たという。
  5. YOKOHAMA Twilight Time - (5:25)[1][2]
    角松によれば、シングルを意識して作った曲で、見事にシングルに採用されたのが嬉しかったと記憶しているという。20周年の時にリリースされたシングルで「心配/YOKOHAMA Twilight Time[注 2]、オリジナルとほぼ同じミュージシャンで再レコーディングされたが、今回は当時のトラックに向かい合って、当時の空気感に寄り添いながら、今の歌唱力があったらどんなだったろうかということを想像しながら歌ったという。また当時、この曲の間奏をアコースティック・ギターでやるとサウンド・プロデューサーの志熊研三が言い出したので、所属事務所の社長だった藤田浩一に懇願して、トップダウンでサックス・ソロにしてもらい、自分の意見が通ったのが嬉しかったという。
  6. City Nights - (4:53)[1][2]
    歌い直しのほか、コーラスが録り直されている。角松によれば、当時表現できなかった艶を出せたことで、この曲の本当の魅力を引き出せたのではないだろうかという。
  7. Still I'm In Love With You - (6:23)[1][2]
    この曲はデビューを決めた想い出の曲でもあるので数回のリテイクおよび、リメイクを行ってきたが、オリジナル・トラックを使用した歌い直しは、1985年のバラード・ベスト『T's BALLAD[注 3]以来なので新鮮だったという。また、ずっとそうしたかったとの理由で、鈴木茂のバッキング・ギターが秀逸だったことから、今回はバランスがかなり上げられている。
  8. Wave - (6:10)[1]
    オリジナル原盤では前曲から続けて収録されていた波音がカットされている。
    Bonus Track
  9. Last Summer Station(※初回生産限定盤のみ) - (4:47)[1]
    初回生産限定盤にボーナス・トラックとして収録された、当時の未発表音源。この楽曲は角松が17歳だった頃に覚えたてのジャズ・コードを使い、ボサノバ風の曲に挑戦しようと試みたというもの。ストリングスやホーンも入り、レコーディングもすべて終了していたが、すべての収録曲がすべて演奏時間が長く、この曲がアルバムに入ると収録時間が長くなりレコードの音質が悪くなるとの理由で外されていた。今回の収録に際し、新たにボーカルがレコーディングされた。

DISC 2(初回生産限定盤のみ)編集

初回生産限定盤のみ、光で表面の信号起伏を読み取るマスター型レーザー・ターンテーブルを使用して、角松のファンから募集して借用した未使用アナログ盤を読み取り、リマスタリングしたCDを同梱。マスター型レーザーターンテーブルを使用したCDの発売はこれが世界初の試みとなる[3]

SEA BREEZE -Laser Turntable Edition-編集

  1. Dancing Shower - (4:43)[1]
  2. Elena - (5:20)[1]
  3. Summer Babe - (6:12)[1]
  4. Surf Break - (5:18)[1]
  5. YOKOHAMA Twilight Time - (5:14)[1]
  6. City Nights - (4:51)[1]
  7. Still I'm In Love With You - (6:20)[1]
  8. Wave - (6:29)[1]

クレジット編集

Musicians
 

リリース日一覧編集

地域 リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 2016年3月16日 (2016-03-16) IDEAK ⁄ ARIOLA JAPANSony Music Labels Inc. 2CD BVCL 707~8【初回生産限定盤】 未発表音源「Last Summer Station」収録。マスター型レーザーターンテーブルで当時の『SEA BREEZE』のアナログLPを読み取り、リマスタリングしたCDとの2枚組。
CD BVCL 709【通常盤】  
2016年6月15日 (2016-06-15) 2LP BVJL 19~20【完全生産数量限定盤】 『SEA BREEZE 2016』と『SEA BREEZE』のアナログ2枚組による完全生産数量限定盤。
2016年3月16日 (2016-03-16) デジタル・ダウンロード - 通常音源
2016年7月13日 (2016-07-13) - ハイレゾ音源(flac形式(96kHz/24bit))

脚注編集

注釈編集

  1. ^ SEA BREEZE1981年6月21日発売 RCA ⁄ RVC LP:RHL-8508, CT:RHT-8508
  2. ^ a b 心配/YOKOHAMA Twilight Time2001年6月21日発売 IDEAK ⁄ BMG FUNHOUSE CD:BVCR-19035
  3. ^ T's BALLAD1985年11月21日発売 AIR ⁄ RVC LP:RAL-8832

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r SEA BREEZE 2016<初回生産限定盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年1月14日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h SEA BREEZE 2016<通常盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2017年1月14日閲覧。
  3. ^ a b 角松敏生、35年前のデビューアルバムを歌い直し「未熟で嫌で仕方なかった」”. ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年3月16日). 2016年3月16日閲覧。

外部リンク編集