SOUND OF MY HEART
『SOUND OF MY HEART』(サウンド・オブ・マイ・ハート)は、SEIKO名義による松田聖子通算12枚目のオリジナル・アルバム。1985年8月15日発売。発売元はCBS・ソニー。
『SOUND OF MY HEART』 | ||||
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松田聖子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1984年10月 - 1985年5月 ザ・ヒット・ファクトリー | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | CBS・ソニー | |||
プロデュース | フィル・ラモーン | |||
チャート最高順位 | ||||
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松田聖子 アルバム 年表 | ||||
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『SOUND OF MY HEART』収録のシングル | ||||
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解説 編集
帯コピー:聖子からSEIKOへ、いま舞台は新次元。
シカゴやビリー・ジョエルらを手掛け、グラミー賞受賞歴を持つフィル・ラモーンのプロデュースによる、先行シングル「DANCING SHOES」を含む自身初となる全編英語詞のアルバム。
作家陣も全米チャートを賑わせた名立たる面子が参加している。また、ジャズピアニストとして知られるデビッド・マシューズが全曲編曲担当。
アメリカでリリースされるという話もあったと云われているが、最終的に国内のみのリリースとなった。
収録曲は、当時のCBS・ソニープロデューサーの若松宗雄とラモーンの2人で、彼の持ち寄った大量のデモテープの中から選んで決めたという。
1990年発売のアルバム『Seiko』に、「TRY GETTIN' OVER YOU」の新録バージョンが収録されている。
ソニーから販売されていた音楽録音用ノーマルポジション(TYPE I)テープ「HF-S」をベースとしたスモーク調の半透明カセットハーフ仕様(ただし、カセットハーフ自体はソニーの音楽・一般録音用ノーマルポジション用カセットテープ「HF(3代目)」と共通)を用いたカセットテープ版は今作を持って最後となり、次回作『SUPREME』からは再び一般的なカセットハーフの仕様となった。
2006年7月にはデジタル・リマスタリングされ、LPサイズジャケットでCD BOX『Seiko Matsuda』に収められた。リマスター盤の個別販売はない。
デヴィッド・マシューズの他、ビリー・ジョエルのバンドメンバーとして活躍したギタリストのデヴィッド・ブラウンとドラマーのリバティ・デヴィートが本作に参加している[1]。
収録曲 編集
全編曲:デビッド・マシューズ。
- DANCING SHOES (4:02)
- 作詞・作曲:STEVE KIPNER / PAUL BLISS
- LOVE IS NEVER OVER (4:21)
- 作詞・作曲:DAN HARTMAN
- IMAGINATION (4:03)
- 作詞・作曲:M.SEMBELLO / M.BODDICKER / J.HEY / P.RAMONE
- A FRIEND LIKE YOU (3:44)
- 作詞・作曲:PAUL BLISS
- TOUCH ME (4:16)
- 作詞・作曲:JOHN BETTIS / SYLVESTER LEVAY
- 1985年ワールドカップバレーボールのイメージソング。
- SUPERNATURAL (3:55)
- 作詞・作曲:MARK HUDSON / BOB CALDWELL
- CRAZY ME, CRAZY FOR YOU (4:13)
- 作詞・作曲:ANDY GOLDMARK / PHIL GALDSTON
- SOUND OF MY HEART (3:30)
- 作詞・作曲:T.,G.,and N.SADLER
- MIRACLES TAKE A LITTLE LONGER (4:03)
- 作詞・作曲:PAUL BLISS
- TRY GETTIN' OVER YOU (4:08)
- 作詞・作曲:MICHAEL BOLTON / DOUG JAMES
- 1990年発売のアルバム『Seiko』に、新録バージョンが収録されている。
関連項目 編集
脚注 編集
- ^ (英語) Seiko - Sound Of My Heart 2022年10月14日閲覧。