アンダークールド

Undercooledから転送)

アンダークールド」(undercooled)は、2004年1月21日に発表された坂本龍一のシングル[1]

アンダークールド
坂本龍一シングル
初出アルバム『キャズム
A面 undercooled
B面 Ngo
リリース
規格 Maxi
ジャンル
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
作詞・作曲
プロデュース 坂本龍一
チャート最高順位
坂本龍一 シングル 年表
ウラBTTB
(1999年)
アンダークールド
(2004年)
koko
(2008年)
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背景 編集

アルバムキャズム』の先行シングル。

2011年1月9日、韓国ソウルで行われた坂本のソロライブで、MC Sniperをゲストに迎え、同曲をアンコールで披露。この模様はUstreamで全世界でも放映された。

制作 編集

undercooled 編集

作詞とヴォーカルは、韓国人ラッパーであるMC Sniperが担当した。当初、坂本は韓国語フランス語ラップを考えていたが、MC Sniperの律儀な態度に心を打たれ、韓国語のみとなった。

内容は反戦歌となっており、タイトルの『undercooled』は、直訳すると「不十分に冷却された」という意味。楽曲について坂本は「世界中が頭に血が上っている状態というか、クールじゃないですよね。僕としては『ちょっとクールダウンしてよ』って言いたいわけ。『結局、お山の大将には逆らえないこの世界ってどうなのよ、これでいいわけ?』みたいな気持ちがとても強いんです」と語っている[2]

参加ミュージシャンは、チェロジャキス・モレレンバウム英語版エレクトリック・ギタールイス・ブラジル英語版小山田圭吾、プログラミングにスケッチ・ショウ[注釈 1]が演奏している。その他に、二胡カヤグムなどの楽器が使用されている。

アウトロのMC Sniperによるシャウトは、マスタリングの前夜に坂本が一人で作った。

Ngo 編集

坂本が出演した『ニューバランス』のCMソングに起用された。アルバム『キャズム』には坂本がリミックスした「Ngo/bitmix」が収録されている。

タイトルは『ンゴー』と読む。意味は『New balance GO』を略した造語で、坂本は「100%『new balance』のために作った曲」と語っている[2]

収録曲 編集

CD
全作曲: 坂本龍一
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.undercooledMC Sniper坂本龍一
2.Ngo 坂本龍一
合計時間:

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ ドラム・プログラミングが高橋幸宏ベースパターンは細野晴臣

出典 編集

  1. ^ 坂本龍一/undercooled”. tower.jp. 2021年12月19日閲覧。
  2. ^ a b “久々のオリジナル新作に込めた想い”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2004年1月16日). https://www.barks.jp/news/?id=52334367 2022年2月6日閲覧。