Wikipedia:査読依頼/外国地名および国名の漢字表記一覧 20220101

外国地名および国名の漢字表記一覧 - ノート 編集

改稿が一区切りついたので、査読を依頼します。これから、秀逸な一覧を目指す上で、秀逸な一覧の選考を通過するために改善すべき点について、ご指摘、ご意見をいただきたいです。また、一般の読者の視点から記事を読まれたご感想や、加筆・改良のご要望なども歓迎します。主な要査読ポイントは次のとおりです。

以上、ご査読のほど、よろしくお願いいたします。--Doraemonplus会話2022年1月1日 (土) 04:30 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
興味ある分野なので、記載いただいた要査読ポイントをベースにコメントします。雑多になってしまいましたがご了承ください。
Yizuminによる書評
出典の付け方、観点の重み付け
  • 出典の付け方は重厚で良いですが、2点気になります。
  • 一覧表中の「香港表記」「香港・マカオ表記」は新華字典が出典でしょうか?もしそうならば、注釈内にも出典がほしいです。
  • 凡例2段落目の「漢字に関するクイズで、…」については全く首肯ですが、出典が(できれば)ほしいですね。
  • 観点の重みづけは、複数の出典が使用されており適切な範囲と思います。ぱっとciniiで調べた限り、次の2点の論文が気になりました。(論文の中身を確認できていない分際で言うのも恐縮ですが、)もしアクセスできたら確認いただけると幸いです。
  • 金 敬鎬(1999), 『日・韓・中における外国地名の漢字音訳表記--近代の文献を中心として』』 [1]
  • 鐘 一沁(2015), 『外国地名の漢字表記から見た漢字享受の一考察 : 幕末・明治初期の文献を中心に』 [2]
  • 用例の出典になりそうなものを、参考程度に記載します。
予備知識のない者が読んでも理解しやすいか。WP:JPOVになっていないか。
読みやすいと思います。JPOVも主題からすれば妥当な範囲と思います。なお、記事の「漢字」の範囲については気になりますので別に記載しました。
「漢字」の範囲について
  • たとえば中国語における外国固有名詞の表記が中国語に限る内容となっているように、漢字文化圏のうちどの地域についてかが記事名・導入部で記載されていないため、明記したほうがよいです。極端な話をすると韓国やシンガポール・ベトナムなどの話も含むようにもとれます。
  • 現在の状況をみると、「概説」・「個別地名の事例」は主に日本・中国についてであり、他方で「一覧表(外国地名)」は主に日本語、「一覧表(国名)」は日中台(+港澳)の内容になっています。それぞれの扱いが異なること、特に「一覧表(外国地名)」の差が気になります。
外国地名では日本語以外の用例についての採用範囲の線引きも困難であり、合わせて検討する余地があると思います(下記、一覧表の項目で後述します)。
概説節の内容と構成、文章量、密度は十分か。
  • 冒頭で中国語における概説と日本語のそれとが明確に分かれているため、それぞれ小見出しで分けると読みやすいです。
  • 用字の方法において、冒頭で音訳 → 意訳と説明された後に事例説明が意訳 → 音訳となっており、順序が逆転しているので修正してほしいです。
自然な文で記載可能であれば、小見出しで「音訳」「音訳・意訳の混在」「意訳」「その他の方法」「その他解説事項(方言シフト)」などと作ると読みやすいと思います。
個別地名の事例の記述の焦点はズレていないか。内容過剰でないか。
内容については、事例の記述の焦点以外で細かい2点コメントします。
  • 中国における略語について解説されていない個別地名がある点が気になります。
  • ドイツの白川静のくだりについて、いずれもシュミツ・クリストフの伝聞に基づく出典なので、「漢字学者のシュミツ・クリストフによると…」のようにしたほうがよいです。
加えて、段落の分け方は改善の余地があると思います。
  • 概ね時代に沿って記載されているようですが、音訳の元となった地名ごとだったり、表記方法ごとだったり、日本語/中国語の用法で分かれていたり、一方で略称についてまとめていたり、とバラつきがある印象です。
  • どの要素を軸に記述するかによりますが、「概説/中国語の用法/日本語の用法/略字」のように中国語・日本語で分けるか、「概説/《アメリカ》系および《メリケン》系/合衆国/花旗国/略字」のように表記別に分けるか、どちらかが良いように思います。
もしイメージとかけ離れるようでしたら対応せずでもOKです。
一覧表は便利で、包括的で、正確で、変更が少なく、議論がなく、良く整理されているか。特に、一覧表(外国地名)の包括基準(収載対象範囲)はどうあるべきか。
現状は妥当な範囲と思います。ただ、外国地名については「ウィキペディアは情報を無差別に収集する場ではありません」との兼ね合いが難しく感じます。
  • 一覧表(国名)の各国名については日本語表記がなくとも包括的に記載すべきであり、現状でOKです。
  • 一覧表(外国地名)の各地名については、採録基準に懸念があります。現状でもダッカのような首都、ドバイのような大都市がない一方でウラジオストクのような地名は出典が多くあるなど、首都であるかどうかや都市の規模などで採録基準を規定することができません。
  • まず「日本語における漢字表記」については限りがありそうなので、現状のように辞典類または「地名をある程度収集した資料」を採用し、単独の書物(たとえば他の二次資料で紹介されていないような、ある小説で1回のみ現れた表記)などは採用しない、という方針で良いと思います。
記事内で『洋語音訳筌』に解説されているように日本で膾炙していない表現とわかっている資料は、採用は消極的にしてもよさそうです。
  • 対して「中国語における漢字表記」は際限なく事例があるであろうことから、現状通り国名以外は掲載しないという採録基準としたほうがよさそうです。百歩譲っても六大州各首都を網羅するくらいでしょう。
それらの代わりに、「zh:Category:各國城市」「zh:Category:各大洲國家行政區劃」「zh:Category:各国地形」「zh-yue:Category:各國城市」「zh-yue:Category:各國地形」などを一覧表の手前で案内することでバランスをとった対応とすることができるかもしれません。
2008年にノート:国名の漢字表記一覧#秀逸な一覧記事と比較してで指摘された点は改善されているか。
いずれもOKですが、4.について「一覧表のうち特に記載がないものは日本語によるもの」ということをよりわかりやすく記すべきです。
2021年の外国地名の漢字表記一覧と国名の漢字表記一覧との統合は適当であったか。
(記事のサイズ次第で「一覧表」と「一覧表以外」とを分割することは考えられますが)上記の統合は妥当といえる主題であると思います。
--Yizumin会話) 2022年2月16日 (水) 16:23 (UTC)   追記 依頼者のDoraemonplusさんに目を通していただきましたので、可読性のため長い書評部を折りたたみました。また、改行や箇条書きの書式、文章の掲載順を変更しました(内容は変更ありません) --Yizumin会話) 2022年2月19日 (土) 23:36 (UTC) インデント修正 --Yizumin会話2022年2月20日 (日) 04:18 (UTC)[返信]
  返信 (Yizuminさん宛) とても丁重かつ詳細な御書評と御助言をくださり、誠にありがとうございます。現在、まとまった時間が取れず、まだ改稿できていませんが、ひとまず先に示した要点別に回答いたします。
出典の付け方、観点の重み付け
  • 「香港表記」「香港・マカオ表記」は、2010年5月に内容が追加されて以来、無出典です。新華字典には記載されていなかったと記憶しております。後に加筆された一部の表記とコメントアウト部を確認すると、香港のアップルデイリー紙(昨年廃刊)など、非北京系新聞から採録した形跡があります。無出典のため、編集除去されてもおかしくないですが、出典さえ見つかれば、希少な変種として特筆するに値すると思われるため、消さずに残してあります。
  • 「漢字に関するクイズ・・・」の件は、もっともな説明ですが、(特定のものではなく)漢字クイズ一般が「用例の典拠に乏しい」ことの出典を付ける(証明する)のは難しく、また記事中での位置付けが「下表の・・・」以下の説明への導入部として使われているだけであることを考慮すると、省略しても不足はないかもしれません。
  • ご紹介いただいた2点の学術論文は、今後もし入手できましたら、加筆に使えそうな情報源か吟味してみます。
  • 文部省『百科全書』は、リンク先記事によると「日本の西洋文化受容史、学術用語の漢訳史、近代日本語史の重要史料として知られる」とのことですので、是非とも用例を採集して加筆したいと思います。
  • 【みんなの知識 ちょっと便利帳】の参考文献リストは存じ上げておりませんでしたが、その網羅性に脱帽です。列挙されている文献について記事中でウィキリンクさせて言及できればいいなと思いますが、当記事の参考文献ではないため、どのような形で掲載すべきか思案中です。
出典について、新出の情報源の在り処をいろいろとご提供いただき、重ねてお礼申し上げます。
予備知識のない者が読んでも理解しやすいか。WP:JPOVになっていないか。
ご好評のようで嬉しい限りです。
「漢字」の範囲について
もともと国名の漢字表記一覧は日本語と中国語、外国地名の漢字表記一覧は日本語のみを対象としていたため、両記事の統合後、全体として不均一になっていました。注意書きを添えようと思います。
概説節の内容と構成、文章量、密度は十分か。
  • ご提案のとおり、冒頭部には小見出しを立てるつもりです。
  • 音訳と意訳の説明の順序については、確かに「この方法を音訳と呼ぶ。」の後には、続けて「音訳字の選択に際しては、」以下の文章が来るべきでしょうね。順序を整理してみます。必要に応じて(可能であれば)小見出しも立てます。
個別地名の事例の記述の焦点はズレていないか。内容過剰でないか。
  • この節の内容に関しては、総じて出典とした文献の記載内容が限定的なため、内容のバランスに偏りが生じていることを認めざるを得ません。「中国における略語について解説されていない」のは、オーストラリア、ニュージーランド、ロシアでしょうか。これは、解説文について参照している出典が全て日本語文献のため、日本語表記についての説明は詳細に記されている一方、出典中の中国語表記に関する記載が希薄で、なかなか観点の均衡が取れない参考文献事情が関係しています。これ以上の加筆は、中国語文献に明るい方のご協力が必要不可欠となりそうです。
  • クリストフ氏が語る白川静の件については、ご提案に従って、伝聞調に書き直します。
各小節の段落の分け方について、
  • 「概説/中国語の用法/日本語の用法/略字」
  • 「概説/《アメリカ》系および《メリケン》系/合衆国/花旗国/略字」
の2パターンが挙げられていますが、実際に解説に盛り込まれる内容および要素は国名・地名ごとに様々であるため、書式の定型化、雛形の作成はそう簡単にはいかないと思います。既出の語誌の主な要素は次の通りですが、実際の記載は未分化のところもあり、系統立てて書けるかは結局、出典の内容の濃さに依ります。
  1. 用字・用語の移り変わり(時代背景を含め、表記の変遷・交代について解説)
  2. 個々の用例の解説(出現年代、著者・訳者、引用文献、同系の表記のグループ化など)
  3. 特色あるエピソード(NZの事例でいう新聞公募の話など)
現状は1.を基調とし、そこに2.と3.を織り交ぜているからか、全体として冗長な印象を抱く読者様もいらっしゃるかもしれません。早見を希望される読者様向けに、これさえ読めば概略が掴める「まとめ」的な段落(先頭に置くなら「概説」)の設置が求められているのだろうと理解していますが、この「概説」または「まとめ」には、どのような類の情報の記載をご期待されるでしょうか。
一覧表は便利で、包括的で、正確で、変更が少なく、議論がなく、良く整理されているか。特に、一覧表(外国地名)の包括基準(収載対象範囲)はどうあるべきか。
一覧表(外国地名)の採録基準の懸念について、ここは日本語版ウィキペディアなので、「日本語における漢字表記が存在する漢字圏以外の地名すべてを対象とすること」を具体的に規定できれば、一応の条件にはなろうかと存じますが、下線部の判断基準が曖昧なのが課題です。たとえば、『洋語音訳筌』に載っている漢訳表記は「日本語における漢字表記」といえるのか、どこまでを漢字圏と定義するのか、など。
同「中国語における漢字表記」については、ご提案の通り、中国語版のzh:Category:地理zh:Category:地名あたりへのリンクで対応する方法が良さそうです。
2008年にノート:国名の漢字表記一覧#秀逸な一覧記事と比較してで指摘された点は改善されているか。
ご指摘の点について、凡例に書き加えたいと思います。
2021年の外国地名の漢字表記一覧と国名の漢字表記一覧との統合は適当であったか。
統合の議論(ノート:外国地名の漢字表記一覧#統合・分割提案)時に、解説部分と一覧表とを分けることも検討しましたが、執筆するうちに一部出典が共通する部分が出てきたため、まとめてしまいました。今後もし要望があれば、ページ分割の再検討に応じるつもりです。--Doraemonplus会話2022年2月19日 (土) 08:53 (UTC)[返信]
  返信 拙評をご確認いただきありがとうございます。1回目の対応となる編集を確認しました。特に「概説」節について、見出しがついたことで解説方針がとてもわかりやすくなり、読者にとってより読みやすい記事になったと思います。 いいね!
回答もすべて読ませていただきました。「個別地名の事例」の私のコメントにあった「概説」について、内容が不十分だったため補足いたします。加えて、回答に対しての意見や、書評で漏れていたコメントをそれぞれ以下に列挙します。触れていない回答については、コメントを省略しますがすべて確認および賛成の意を示します。
Yizuminの書評への返信に対するコメント
「個別地名の事例」段落分けについて
「出典における論の組み立てかた」の影響が大きいことを理解しました。たしかに現実としても、地名表記の発展のしかたは事例ごとにそれぞれと思います。雛形を作ろうとする発想に無理がありました。本件は対応不要です。
「個別地名の事例」概説について
  • まず、概説の位置は節の先頭にあるほうが読者にとって目に入りやすく読みやすいと思います。
  • この概説の内容について、あくまで自分のイメージですが「個別地名の事例」の要点は「過去を含めてどのような種類の表現があるか」「現在はどのような表現が優勢か」の2つにあたると思います。よって、次の2つの記載を求めます。
  1. どのような表記のパターンがあるかを簡潔に述べること(現在の「《アメリカ》系」のような書式の列挙で良い)
  2. 現在どのような表記がされているか述べること(中国では…、日本では…。のような書き方のイメージ。略語についても記載)
すでにほとんどの事例で自分のイメージする「概説」に近い文章がありますので、それを用いて説明いたします。
  • アメリカ節は「アメリゴ・ヴェスプッチの名に…」および「以上のことから総じて、…」を(合衆国/花旗国の記述も含むとさらに良い)、オーストラリア節は「清代に出版された…」(加えて現在の表記について明記する)をそれぞれベースに概説とすればよさそうです。ドイツ・イギリス・ロシア節は現在の先頭段落のままでOK(現在の表記を明記する)です。ニュージーランド節は概説不要と思います。
「個別地名の事例」中国語の略語について
  • 書いていただいた回答の通り、米、NZ、露についての話でした。日本語出典に依拠している事情について把握いたしました。それでも簡易的ではありますが、Web資料をもとに出典つきで記載できるかなと思います。
いずれも中国語文献または中国語における事情について記載された文献を基に詳述されるのが理想、という前提です。
「悪字と好字」へ追加のご提案
白川静の記述についての調査時にメモし忘れ、書評には書き漏らしたものになります。第二次大戦中「鬼畜米英」に対して、それぞれけものへんを付けた「𤝸(犭+米)」「𤠉(犭+英)」を造字し(実際は𤝸(犭+米)𤠉(犭+英)ともに、既存の字があり衝突していました)、多少なりともプロパガンダに使用されたようです。存在しない(と思われていた)漢字をこのような目的で"創造"した、という点で特筆すべき事例です。以下、いずれも孫引きの形になる資料ですが記載します。
「一覧表(外国地名)」の採録基準の課題について
コメント程度の意見になりますが、査読という形にとどまらずノート・コメント依頼等を使って広く意見を求めると良いと思います。
以上です。乱文失礼いたしました。 --Yizumin会話) 2022年2月19日 (土) 23:36 (UTC)   追記 依頼者のDoraemonplusさんに目を通していただきましたので、可読性のため長いコメント部を折りたたみました。また、環境依存文字を補足しました。--Yizumin会話2022年2月20日 (日) 11:34 (UTC)[返信]
  返信 (Yizuminさん宛) 例によって、課題ごとに回答します。先日ご指摘の観点を含め、新たに執筆を必要とする部分が大きいため、改稿は査読依頼の期限に間に合わないかもしれません。その点、ご了承ください。
「個別地名の事例」概説について
具体例を交えてご説明いただいたおかげで、概説についておおよそのイメージは掴めました。概説では、表記のバリエーションや略語、現在通用している表記などを簡約し、続く本文では、表記の移り変わりやエピソードなどを時代に沿って詳述するスタイルで加筆を試みます。概説部とそれ以外の文章で内容が一部重複する部分が出てくると思いますが、対策として、あまり概説に内容を詰め込みすぎないように努めます。
「個別地名の事例」中国語の略語について
アメリカは、実は第4段落で〈『万国公法』などに載る「美利堅」「美国」は、現在の中国で多く使用されている〉と、一文のみですが、言及しています。ご提供いただいた台湾中央研究院の資料など、追加の出典が見つかれば、もう少し掘り下げたいところですが、今は手持ちが乏しく、加筆は保留中です。
ニュージーランドは、現状の内容が日本における「乳」に関するエピソードに終始しており、中国語を含めた漢字表記の全体像を描くには、日本語資料を含めて情報源がまったく不足しています。要調査案件です。
ロシアは、ご紹介いただいた中文版ウィキペディア記事が引用している文献(現行版の出典番号23のPDF資料)が、詳しく論述していそうです。が、恥ずかしながら中国語のリテラシーがないため、翻訳加筆は読める方にお願いします。
あと、ご返信コメントでは触れられていませんでしたが、オーストラリアについては、実は記事中には〈「澳」(奥・墺)系と〉〈「澳」で始まる表記が〉とあるのみで、中国語の略語「澳洲」に関して直接は言及していません。これも、國際電腦漢字及異體字知識庫のが簡易的な出典となりましょうか。
「悪字と好字」へ追加のご提案
情報源の調査とその結果のご報告に感謝します。米英にも獣偏が付けられたことがあったのですね。造字までして表現されたことは特筆に値しますので、プロパガンダ絡みで加筆したいと思います。ただ、残念ながら私の環境(iPadOS 15)では、文字コードの関係か、その漢字が正しく表示されません。いわゆる「豆腐」にXの切れ目の入ったものか、全角空白に文字化けしてしまっています。WindowsやmacOS、Androidではどのように見えているのでしょうか。対策として、記事中では「犭」+「米」のような代替表現で記すことになりそうです。
外国地名の一覧表の採録基準について
そうですね。査読の範疇を超える課題なので、後日、記事のノートで改めて問題提起しようと思います。その際はコメント頂けると幸いです。--Doraemonplus会話2022年2月20日 (日) 07:27 (UTC)[返信]
  返信 再度の確認および返信いただきありがとうございます。Wikipedia:査読依頼#ルールを読むと、(少し不思議なルールですが)査読期間に改稿されていると猶予の延長が可能なようです。また個人的な話ですが、成長が期待できる記事ですので仮に査読期限が終了した後も編集に参加したいと思っています。
  • 「個別地名の事例」中国語の略語 - オーストラリア:見逃していました。提示いただいたとおりと思います。
  • 「けものへんに米英」:当方Win10環境とiOSのみ確認できますが、Win10でのみ正しく読み取れて、iOSでは豆腐の類になることを確認しました。調べると犭+米犭+英ともにCJK統合漢字拡張Bでした。
環境非対応の場合でも[CHISE IDS]で検索し・数値文字参照を用いて{{Lang|zh|{{拡張漢字|B|&​#x24778;}}}})」のように編集時に入力できます。「𤝸(犭+米)」のように入力し併記するのがよさそうです。
  • 日本語・中国語以外における漢字について:韓国語・ベトナム語について簡易的なWeb資料をいくつか確認したので、時間があれば翻訳ツールや辞書を使いながら更新を試みようと思います。
以上です。--Yizumin会話) 2022年2月20日 (日) 11:34 (UTC) 数値参照の表現修正--Yizumin会話2022年2月24日 (木) 03:15 (UTC)[返信]
【感想】 ──専門外の方による感想。
「中国:漢名と漢訳の発祥」「日本:漢訳の受容と変容」と見出しがついて、よくなったと思います。しかし、こうなるとなぜCJだけで、KやVは無視されているのか、という思いが強くなります。山辺健太郎『日本の韓国併合』太平出版社、1991年第14刷、ISBN4-8031-2708-5は、米・仏が使われていることを根拠に、金玉均の『甲申日録』は日本人に見せるためのもので信用できない、という主張を展開していますが(152ページ)、強占期は日本式だった、という説もあり、このあたりの事情も説明がほしいところです。冒頭に「中国と日本における漢字表記」とあり、KやVがなくても矛盾はないのかも知れませんが、中国と日本に絞られているのも事大主義に過ぎる気がします。--西村崇会話2022年2月20日 (日) 01:43 (UTC)[返信]
  返信 (西村崇さん宛) 第1次改訂版に対して一定の評価をいただき、嬉しく存じます。他方では「なぜCJだけで、KやVは無視されているのか」との思いに共感します。現状は、KとVのみならず、Cのうち香港・マカオや、シンガポールほかの華僑・華人社会における訳名事情も取り上げられていません。まず、出典資料を入手できないことには書けないという前提を再度ご理解ください。その上で、お示しの資料は私の住んでいる県内の図書館に蔵書がないため、資料をお持ちの西村崇さんにご執筆いただくのが早いかと存じます。この査読の終了で完成ではありませんので、ご遠慮なく、大胆に加筆してください。他力本願で申し訳ないのですが、ここは何卒ご協力をお願い申し上げます。--Doraemonplus会話2022年2月20日 (日) 07:27 (UTC)[返信]
大胆に加筆、は健康で自由に外出してもいい方々にお願いします。そういう状態だからここでいろいろ書いているわけです。あと、あの国のことを書くなら強占期以前の概論が必要になるので、『日本の韓国併合』が見つからなくても書けると思います。ベトナムも「花旗」は南の方の言い方なんだろう、と個人的には思っていますが、そういう分析を見つければ書けるでしょう。--西村崇会話2022年2月23日 (水) 23:21 (UTC)[返信]
【その他】 ──表記・文体など
コメント依頼から来ました。Wikipediaに慣れてるわけでもないので感想としてあまり役に立たないとは思いますが感じたことを書きます。日本語についての記事を読もうとして中国語の話が冒頭でけっこう長く続くので違和感がちょっとありました。項目の題材を考えれば中国の話が最初にくるのは当然と言えば当然なんですが。冒頭の導入部はすごく簡潔ですが、もうちょっと詳しく各項目の内容を説明する流れがあったらどうかなと思いました。あと、概説の節は文章に量があるので、現状は概説の下のレベルに見出し(用字の方法/略字)がありますが、さらにもう一つ下のレベルに見出しをつけたらどうかと思いました。あくまでも個人の感想でした。--狄の用務員会話2022年2月12日 (土) 12:04 (UTC)[返信]
  返信 (狄の用務員さん宛) ご感想をお寄せくださり、ありがとうございます。長い文章が続いて落ち着かないとのことなので、冒頭部に各項目への案内文を用意し、さらに小見出しを立てようと思います。--Doraemonplus会話2022年2月19日 (土) 08:53 (UTC)[返信]