荒らしとは、百科事典の品質を低下させるようなあらゆる編集のことを言います。最も一般的な荒らしの種類としては、すでに書かれている文章を卑猥な言葉と入れ替えること、ページの白紙化、あるいは必要の無いジョークや無意味な言葉の挿入です。

編集合戦とは、2人またはそれ以上の執筆者が、他の人が行った編集の一部または全部の差し戻しを繰り返すことです。編集合戦は必ずしも荒らし行為には該当しませんが、好ましい行動ではありません。

荒らし行為の発見

荒らし行為は、通常の編集活動の中で出くわすこともありますが、「最近更新したページ」のウォッチによっても発見できます。「最近更新したページ」は、ウィキペディア日本語版全体で最も新しく行われた編集を確認できる機能です。基本的な使い方は、Help:最近更新したページおよびHelp:拡張版最近更新したページをご覧ください。最近更新したページをウォッチすることで、荒らし行為とおぼしき「怪しい」編集を発見することができます。また、白紙化荒らしは「特別:短いページ」の最上部に表示されます。内容が0バイトのページは白紙化荒らしに遭っている可能性が高いため、ここを監視することでも荒らしを発見できます。なお、これらは完全にボランティアの活動であり、義務ではありません。

荒らし行為への対処

荒らし行為は発見され次第、対処することが必要です。対処方法は荒らしを確認してください。対処方法の概要は次の通りです。

  1. まずは、荒らし行為による編集を差し戻してください
  2. 次に、荒らし行為による編集を確実に取り除いたかを確かめるために、ページの履歴をチェックしてください。
  3. また、荒らし行為を行った利用者の投稿記録をチェックしてください。他にも悪意のある編集が見つかることがあります。
  4. さらに、警告テンプレートを使って、荒らし行為を行った利用者の会話ページに警告メッセージを残してください。
  5. それでも荒らし行為が継続する場合、その利用者をWikipedia:管理者伝言板/投稿ブロックへ報告してください。

ただし対処にあたっては、利用者の行為が本当に悪意に基づくものなのか注意することが必要です。エチケット善意にとること、新規参加者を苛めないことを忘れないようにしましょう。

関連項目

保護関連

投稿ブロック

チェックユーザー

支援ツールなど

荒らし対策に関しては次のリンクも参考になるでしょう。