Wikipedia

ダナイ・グリラ

アメリカ合衆国の女優・劇作家

ダナイ・グリラ（Danai Gurira, 1978年2月14日 - ）は、アメリカ合衆国の女優・劇作家。テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』のミショーン（英語版）役で知られる。

ダナイ・グリラ
Danai Gurira
Danai Gurira
2019年
本名 Danai Jekesai Gurira
生年月日 (1978-02-14) 1978年2月14日（46歳）
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アイオワ州グリンネル
身長 170cm
職業 女優・劇作家
活動期間 2004年 -
公式サイト www.danaigurira.com[リンク切れ]
主な作品
映画
『扉をたたく人』
『ブラックパンサー』シリーズ
『アベンジャーズ』シリーズ
テレビドラマ
『ウォーキング・デッド』
テンプレートを表示

生い立ち 編集

アイオワ州グリンネルで生まれる。両親はジンバブエ出身で、母は大学図書館員、父は化学教師である。カイロプラクターの兄の他、2人の姉妹がいる[1]。グリンネル高等学校を卒業後、マカレスター大学に通った。ニューヨーク大学でMFAを取得[2]。

キャリア 編集

2006年にオフブロードウェイ作品『In the Continuum』[3]でオビー賞とアウター批評家協会賞（英語版）の脚本賞、ヘレン・ヘイズ賞（英語版）の主演女優賞を獲得した[2]。2007年に映画『扉をたたく人』に出演し、メソッド・フェスト・インディペンデント映画祭（英語版）の助演女優賞を獲得。

2009年にオーガスト・ウィルソン（英語版）の舞台『Joe Turner's Come and Gone』でブロードウェイデビューを果たした[4]。2010年から2011年にはHBOのシリーズ『Treme』に出演。2012年12月の世界エイズデーではグリラの舞台『In the Continuum』が記念上演された[5]。

2012年3月、AMCのテレビシリーズ『ウォーキング・デッド』の第3シーズンよりミショーン（英語版）役で加わることが発表された[6][7][8]。

2013年にはドラマ映画『Mother of George』に出演し、同年1月のサンダンス映画祭でプレミア上映され、演技が高く評価された[9][10]。

2013年6月、ガイズ・チョイス賞のジャン・クロード・ガッダム賞を獲得[11]。

私生活 編集

キリスト教徒である[12]。

フィルモグラフィ 編集

映画 編集

年 作品 役名 備考
2007 扉をたたく人
The Visitor 		ゼイナブ メソッド・フェスト・インディペンデント映画祭（英語版）助演女優賞受賞
ボストン映画批評家賞キャスト賞受賞
ゴッサム賞アンサンブルキャスト賞ノミネート
2008 オー!マイ・ゴースト
Ghost Town 		幽霊
2010 3 Backyards 青いドレスの女性
ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー
My Soul to Take 		ジェアンネ・バッティステ
2011 Restless City シシ
2013 Mother of George アデニク・バロガン
2015 ティンカー・ベルと流れ星の伝説
Tinker Bell and the Legend of the NeverBeast 		ヒューリー ビデオスルー作品
声の出演
2017 オール・アイズ・オン・ミー
All Eyez on Me 		アフェニ・シャクール
2018 ブラックパンサー
Black Panther 		オコエ
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
Avengers: Infinity War
2019 アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
2022 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
Black Panther: Wakanda Forever

テレビシリーズ 編集

年 作品 役名 備考
2004 LAW & ORDER:犯罪心理捜査班
Law & Order: Criminal Intent 		マレイ・ローサ・ランビザイ 計1話出演
2009 ニューヨーク1973/LIFE ON MARS
Life on Mars 		アンジェラ 計1話出演
ロー&オーダー
Law & Order 		カウントニー・オーウェンズ 計1話出演
2010 アメリカン・エクスペリエンス
American Experience 		サラ・ステワード ドキュメンタリードラマ
計1話出演
ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る
Lie to Me 		ミシェル・ルッソ 計1話出演
2010-2011 Treme ジル 計6話出演
2012-2020 ウォーキング・デッド
The Walking Dead 		ミショーン シーズン3-10：メイン・キャスト
2017 ロボットチキン
Robot Chicken 		声の出演
計1話出演
2024 ウォーキング・デッド: ザ・ワンズ・フー・リブ
The Walking Dead: The Ones Who Live		 メイン・脚本・原案・製作総指揮

舞台 編集

年 作品 役名 備考
2005 In the Continuum アビゲイル、イタール 兼脚本
オビー賞
アウター批評家協会賞（英語版）
ヘレン・ヘイズ賞（英語版）
2009 Joe Turner's Come and Gone マーシャ・ペンテコスト
Eclipsed 出演無し 脚本家
2011 尺には尺を
Measure for Measure 		イサベラ
2012 The Convert 出演無し ロサンゼルス演劇批評家協会賞（英語版）脚本賞[13]
2015 Familiar 出演無し 脚本家

参考文献 編集

  1. ^ McIntyre, Gina. “Walking Dead: Danai Gurira Doubles as Michonne and a Playwright”. Los Angeles Times. 2012年11月6日閲覧。
  2. ^ a b Danai Gurira - Biography Archived 2013年10月16日, at the Wayback Machine.
  3. ^ Danai Gurira at Lortel Archives
  4. ^ Into Africa: Danai Gurira, New York Magazine, May 3, 2009
  5. ^ “Danai Gurira Teams Up With Rooftop”. Zimbo Jam Network. 2013年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月14日閲覧。
  6. ^ Goldberg, Lesley (2012年3月18日). “'The Walking Dead' Casts Sword-Wielding Heroine Michonne”. The Hollywood Reporter. 2012年3月19日閲覧。
  7. ^ 'The Walking Dead': Exclusive first look at Danai Gurira as fan favorite Michonne, Entertainment Weekly, May 23, 2012
  8. ^ 'The Walking Dead's' Danai Gurira Excited to Embody Badass Michonne, The Hollywood Reporter
  9. ^ Mother of George | Sundance 2013 Review
  10. ^ Sundance: 'Lovelace' is a porn biopic that gets under your skin, with a revelatory performance by Amanda Seyfried as Linda Lovelace
  11. ^ “Jean-Claude Gahd Dam”. Spike. 2013年6月12日閲覧。
  12. ^ Donloe, Darlene. “The ‘Zamerican’ Danai Gurira Examines The Convert”. LA Stage Times. 2012年10月14日閲覧。
  13. ^ Los Angeles Drama Critics Circle Nominees Announced (Full List)

外部リンク 編集

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ダナイ・グリラ&oldid=99414147」から取得