田中秀雄
日本の映画評論家
田中 秀雄(たなか ひでお、1952年 - )は、日本近現代史研究家、映画評論家である。東亜連盟の流れをくむ石原莞爾平和思想研究会をはじめ、台湾研究フォーラム、日韓教育文化協議会、軍事史学会、戦略研究学会等の会員。
著作
編集- 『映画に見る東アジアの近代』(芙蓉書房出版、2002年9月)、ISBN 482950322X
- 『石原莞爾と小澤開作 民族協和を求めて』(芙蓉書房出版、2008年6月)、ISBN 4829504234
- 『石原莞爾の時代 時代精神の体現者たち』(芙蓉書房出版、2008年6月)、ISBN 4829504242
- 『朝鮮で聖者と呼ばれた日本人』(草思社、2010年2月)、ISBN 4794217471
- 『日本はいかにして中国との戦争に引きずり込まれたか 支那通軍人・佐々木到一の足跡から読み解く』(草思社、2014年6月)、ISBN 4794220545
- 『日本を一番愛した外交官 ウィリアム・キャッスルと日米関係』(芙蓉書房出版、2023年3月)、ISBN 4829508566
訳書・解説
編集- 『暗黒大陸中国の真実』ラルフ・タウンゼント[2](田中秀雄・先田賢紀智共訳、芙蓉書房出版、2004年7月/普及版2007年9月)、ISBN 978-4829504079
- 『アメリカはアジアに介入するな!』ラルフ・タウンゼント[3](田中秀雄・先田賢紀智共訳、芙蓉書房出版、2005年7月)、ISBN 978-4829503614
- 増補新編『続 暗黒大陸中国の真実 ルーズベルト政策批判 1937-1969』(芙蓉書房出版、2020年11月)、ISBN 978-4829508022
- 『中国の戦争宣伝の内幕 日中戦争の真実』フレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズ(芙蓉書房出版、2009年11月)、ISBN 4829504676
- 『もうひとつの南京事件-日本人遭難者の記録』(中支被難者聯合会編[4]、田中秀雄編・解説、芙蓉書房出版、2006年6月)、ISBN 4829503815
- 『中学生にも分かる慰安婦・南京問題』(西村幸祐編、田中秀雄ほか共著、オークラ出版、2007年7月)、ISBN 978-4775509302
- 『満洲国建国の正当性を弁護する』 ジョージ・ブロンソン・リー(草思社、2016年7月)、ISBN 978-4794222114
- 『日米戦争の起点をつくった外交官』 ポール・サミュエル・ラインシュ(芙蓉書房出版、2022年10月)、ISBN 978-4829508466
脚注
編集- ^ 新しい歴史教科書をつくる会発行『史』(ふみ)平成20年(2008年)3月号
- ^ 原題:Ways that are dark:The truth about China(Ralph Townsend, G.P. Putnam, 1933年)
- ^ 原題:America has no enemies in Asia! : Popular rumors from Asia are very alarming, analyzed and compared facts are not(Ralph Townsend, 1938)
- ^ 1927年に起きた南京事件等に関する書籍『南京漢口事件真相』(中支被難者聯合会編、岡田日栄堂、昭和2年(1927年)刊)の翻刻
関連項目
編集外部リンク
編集- 田中秀雄-デイリーウィルオンライン
- 「プロパガンダとしての南京事件」 - 自由主義史観研究会サイト上の記事