サイード・ジャリーリー
サイード・ジャリーリー(ペルシア語: سعید جلیلی、 ラテン文字:Saeed Jalili、1965年9月6日 -)は、イランの政治家。前国家安全保障最高評議会書記。日本語メディアではジャリリ、ジャリリーと表記されることがある。
サイード・ジャリーリー سعید جلیلی | |
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生年月日 | 1965年9月6日(58歳) |
出生地 | イラン マシュハド |
出身校 | エマーム・サーデグ大学 |
前職 | 大学講師、官僚 |
所属政党 | エンジニア・イスラム学会 |
在任期間 | 2007年10月20日 - 2013年9月10日 |
最高指導者 | アリー・ハーメネイー |
経歴 編集
イラン北東部のマシュハド出身。革命防衛隊に属しイラン・イラク戦争に従軍[1]。エマーム・サーデグ大学で政治学Ph.D.(博士号)を取得(博士論文は「預言者ムハンマドの外交政策」[1])。大学講師を経て1989年に外務省官僚に[1]、2005年に欧米担当外務次官就任。そしてアフマディーネジャード大統領からの指名を受け2007年に国家安全保障最高会議のトップである書記に就任した。
2013年イラン大統領選挙に立候補したが、4,168,946票の3位に終わり落選した[2]。
2021年イラン大統領選挙に立候補して、護憲評議会による審査で出馬を承認された7名の大統領候補のうちの一人となった[3]。しかし投票日を2日後に控えた6月16日の午後、大統領選からの辞退を表明した上で自身を支持する有権者たちにエブラーヒーム・ライースィー候補を支持するよう呼び掛けた[4]。選挙の結果、ライースィー候補が過半数となる約61.95%を得票して決選投票なしで次期大統領に選出された[5][6]。
脚注 編集
- ^ a b c “Potential Candidate Series: Saeed Jalili”. Iran Election Watch (2013年1月18日). 2013年5月15日閲覧。
- ^ “Rohani becomes Iran’s new president”. Press TV. (2013年6月15日) 2013年6月16日閲覧。
- ^ イラン: 第13期大統領選挙の最終候補者7名が発表 | 公益財団法人 中東調査会
- ^ Jalili withdraws presidential bid in favor of Raeisi - Mehr News Agency (英語)
- ^ イラン暦1400年の選挙開票結果 | 「ライースィー」が第8代イラン大統領に (نتایج آرای انتخابات ۱۴۰۰ | «رئیسی» هشتمین رئیس جمهور ایران شد) (ペルシア語)
- ^ “イラン大統領選挙 ライシ師 当選”. NHK NEWSWEB. NHK. (2021年6月19日) 2021年6月20日閲覧。
公職 | ||
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先代 アリー・ラーリージャーニー |
国家安全保障最高評議会書記 2007年10月20日 - 2013年9月10日 |
次代 アリー・シャムハーニー |