豊島秀範
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豊島 秀範(とよしま ひでのり、1947年 - )は、日本の文学者。専門は、中古文学・中世文学。特に物語文学・和歌文学・日記文学を研究。学位は、博士(文学)(國學院大學)。國學院大學名誉教授。弘前学院大学学長・弘前学院短期大学学長・群馬女子短期大学国文学科教授・國學院大學教授を歴任。
略歴
編集國學院大學文学部卒業。1976年(昭和51年)同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1976年(昭和51年)國學院大學久我山高等学校専任講師。1979年(昭和54年)弘前学院大学文学部専任講師。1982年(昭和57年)同文学部助教授。1990年(平成2年)同文学部教授。1991年(平成3年)弘前学院大学学長、弘前学院大学短期大学学長、同地域総合文化研究所長。1996年(平成8年)群馬女子短期大学国文学科教授。2003年(平成15年)國學院大學文学部教授。2018年(平成30年)國學院大學名誉教授
1973年(昭和48年)短歌誌『コスモス』入会。コスモス青森支部・コスモス千葉支部支部長。我孫子市短歌連盟代表。1971年~1998年(昭和46年~平成10年)青森県立郷土館民俗調査員。1996年(平成8年)『青森県史』編纂 民俗部会 専門委員。1996年(平成8年)儀礼文化学会 幹事・運営・編集委員。2012年(平成24年)12月~2019(令和元年)12月 我孫子市教育委員(教育長職務代理者)。2013年(平成25年)儀礼文化学会 事務局代表。
著書(文学)
編集- 『諸国図会 年中行事大成』(共著、儀礼文化学会編、桜楓社、昭和55年(1980))
- 『源氏物語忍草』上・下(西沢正二と共著、勉誠社(勉誠社文庫 119・120、昭和58年(1983))
- 『物語史研究』 (単著、おうふう、平成6年(1994))
- 『中世王朝物語を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、平成9年(1997))
- 『源氏物語「平瀬本」の翻刻(桐壺~藤裏葉)』(編著・研究代表者 平成17年度 國學院大學特別推進研究助成金)
- 『源氏物語「平瀬本」の翻刻(若紫~夢浮橋)』(編著・研究代表者 平成18年度 國學院大學特別推進研究助成金)
- 『狭衣物語全註釈』Ⅱ(巻1下) (共著、おうふう、平成19年(2007))
- 『狭衣物語全註釈』Ⅲ(巻2上) (共著、おうふう、平成20年(2008))
- 『狭衣物語全註釈』Ⅳ(巻2下) (共著、おうふう、平成21年(2009))
- 『狭衣物語全註釈』Ⅴ(巻3上) (共著、おうふう、平成22年(2010))
- 『狭衣物語全註釈』Ⅵ(巻3中) (共著、おうふう、平成23年(2011))
- 『狭衣物語全註釈』Ⅶ(巻3下) (共著、おうふう、平成24年(2012))
- 『狭衣物語全註釈』Ⅷ(巻4上) (共著、おうふう、平成26年(2014))
- 『狭衣物語「蓮空本」(巻四)の本文と注釈』(編著・研究代表 國學院大學助成金 平成21年(2009))
- 『狭衣物語「蓮空本」(巻一)の本文と注釈』(編著・研究代表 國學院大學大学院助成金 平成28年(2016)
- 『狭衣物語「蓮空本」(巻二)の本文と注釈』(編著・研究代表 國學院大學大学院助成金 平成30年(2018)
- 『源氏物語本文の研究』 (共編著、基盤研究A、研究論文、 平成23年(2011))
- 『源氏物語本文の再検討と新提言』第1号 (共著、基盤研究A、研究報告書、平成20年(2008))
- 『源氏物語本文の再検討と新提言』第2号 (共著、基盤研究A、研究報告書、平成21年(2009))
- 『源氏物語本文の再検討と新提言』第3号 (共著、基盤研究A、研究報告書、平成22年(2010))
- 『源氏物語本文の再検討と新提言』第4号 (共著、基盤研究A、研究報告書、平成23年(2011))
- 『源氏物語本文のデータ化と新提言』第1号(共著、基盤研究C、研究報告書、平成24年(2012))
- 『源氏物語本文のデータ化と新提言』第2号(共著、基盤研究C、研究報告書、平成25年(2013))
- 『源氏物語本文のデータ化と新提言』第3号(共著、基盤研究C、研究報告書、平成26年(2014))
- 『源氏物語本文のデータ化と新提言』第4号(共著、基盤研究C、研究報告書、平成27年(2015))
- 『源氏物語本文のデータ化と新提言』第5号(共著、基盤研究C、研究報告書、平成28年(2016))
- 『源氏物語本文のデータ化と新提言』第6号(共著、基盤研究C、研究報告書、平成29年(2017))
著書(参考書)
編集- 『基礎から解釈へ 新しい古典文法』(共著、桐原書店、平成8年(1996))
- 『歴史に好奇心 知るを楽しむ』〈2007年6-7月〉(NHK出版、平成19年(2007))
- 『古文攻略 助動詞がわかれば古文は読める!』(監修)(小径社、平成27年(2015))
著書(辞典・事典)
編集- 『日本歳事辞典・まつりと年中行事』(共著、儀礼文化学会編、桜楓社、昭和56年(1981))
- 『日本まつりと年中行事事典』(共著、倉林正次編、桜楓社、昭和58年(1983))
- 『中世王朝物語・御伽草子事典』(神田龍身・西沢正史編、勉誠出版、平成14年(2002年))
- 『源氏物語事典』(林田孝和・原岡文子編、大和書房、平成14年(2002年))
- 『古典文学 作中人物事典』(西沢正史編・共著 東京堂出版 平成15年(2003))
著書(民俗)
編集- 『川口市史(民俗編)』(共著、埼玉県川口市発行、昭和55年(1980))
- 『小舟渡の民俗』 (共著、〈青森県三戸郡小舟渡〉、青森県立郷土館発行、昭和57年(1982))
- 『小田野沢の民俗』 (共著、〈青森県下北郡東通村〉、青森県立郷土館発行、昭和58年(1983))
- 『深浦の民俗』 (共著、〈青森県西津軽郡深浦町〉、青森県立郷土館発行、昭和59年(1984))
- 『脇元の民俗』 (共著、〈青森県北津軽郡市浦村〉、青森県立郷土館発行、昭和60年(1985))
- 『宇鉄の民俗』 (共著、〈青森県東津軽郡三厩村〉、青森県立郷土館発行、昭和61年(1986))
- 『蛇浦の民俗』 (共著、〈青森県下北郡風間浦村〉、青森県立郷土館発行、昭和63年(1988))
- 『世増・畑内の民俗』 (共著、〈青森県三戸郡南郷村〉、青森県立郷土館発行、平成元年(1989))
- 『西越・田中の民俗』 (共著、〈青森県三戸郡新郷村〉、青森県立郷土館発行、平成2年(1990))
- 『上小倉平・下小倉平の民俗』(共著、〈青森県下北郡川内村〉、青森県立郷土館発行、平成3年(1991))
- 『小国の民俗』 (共著、〈青森県南津軽郡平賀町〉、青森県立郷土館発行、平成4年(1992))
- 『大秋・白沢の民俗』 (共著、〈青森県中津軽郡西目屋村〉、青森県立郷土館発行、平成5年(1993))
- 『菖蒲川の民俗』 (共著、〈青森県三戸郡五戸町〉、青森県立郷土館発行、平成6年(1994))
- 『十和田市洞内の民俗』(共著、〈青森県十和田市〉、青森県立郷土館発行、平成7年(1995))
- 『むつ市奥内の民俗』 (共著、〈青森県むつ市〉、青森県立郷土館発行、平成8年(1996))
- 『諏訪堂の民俗』 (共著、〈青森県南津軽郡田舎館村〉、青森県立郷土館発行、平成9年(1997))
- 『再賀の民俗』 (共著、〈青森県西津軽郡稲垣村〉、青森県立郷土館発行、平成10年(1998))
- 『馬淵川流域の民俗』 (青森県史叢書・南部1)(共著、青森県発行、平成11年(1999))
- 『小川原湖周辺と三本木台地の民俗』(青森県史叢書・南部2)(共著、青森県発行、平成13年(2001))
- 『下北半島北通りの民俗』(青森県史叢書・下北1)(共著、青森県発行、平成14年(2002))
- 『下北半島西通りの民俗』(青森県史叢書・下北2)(共著、青森県発行、平成15年(2003))
- 『岩木川流域の民俗』 (青森県史叢書・津軽1)(共著、青森県発行、平成20年(2008))
- 『西浜と外ヶ浜の民俗』 (青森県史叢書・津軽2)(共著、青森県発行、平成22年(2010))
- 『青森県史』(民俗編 資料 南部)(共著、青森県発行、平成13年(2001))
- 『青森県史』(民俗編 資料 下北)(共著、青森県発行、平成19年(2007))
- 『青森県史』(民俗編 資料 津軽)(共著、青森県発行、平成26年(2014))
- 『青森県史』(民俗編 資料 通史)(共著、青森県発行、平成30年(2018))
論文(文学)
編集- 「源氏物語における年中行事の役割」 (昭和49年(1974)3月『国学院大学大学院紀要』第5輯)
- 「王朝末期における物語制作上の技巧 -とりかへばや物語を中心にして-」(昭和49年(1974)11月『日本文学論究』第34冊)
- 「『夜の寝覚』の構造 -第四部をめぐって-」 (昭和51年(1976)3月『国学院大学大学院紀要』第7輯)
- 「宇津保物語における場面と時間 -行事と歌群との機能-」(昭和55年(1980)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第16号)
- 「『松浦宮物語』の構造と『無名草子』の評言」(昭和55年(1980)3月『学会誌』第6号(弘前学院大学国語国文学会))
- 「『狭衣物語』における物語展開の方法 -通過儀礼の果たす機能-」(昭和56年(1981)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第17号)
- 「 玉鬘の物語試論 -玉鬘の登場について-」 (昭和56年(1981)3月『学会誌』第7号)
- 「〈衣〉の系譜 -狭衣・小夜衣・苔の衣-」 (昭和57年(1982)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第18号)
- 「『苔の衣』の主題 -仏教的思惟による基調-」(昭和57年(1982)3月『学会誌』第8号)
- 「物語世界の変貌 -台頭する脇役たち-」 (昭和58年(1983)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第19号)
- 「『住吉物語』の作品世界 -躍動する女房たち-」(昭和58年(1983)3月『学会誌』第9号)
- 「思はぬ方にとまりする少将物語(堤中納言物語)」(昭和58年(1983)7月『体系物語文学史』第3巻所収 有精堂)
- 「「源氏物語」の世界序論 -中の品の女について-」(昭和58年(1983)7月『文華研究』第2号(文華研究会編))
- 「『住吉物語』試論 -年立上の期日と改作姿勢-」(昭和59年(1984)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第20号)
- 「『住吉物語』の改作姿勢 -物語内引用としての試論-」(昭和59年(1984)3月『弘学大語文』第10号(弘前学院大学国語国文学会))
- 「『住吉物語』諸本論 -姫君の家出の場面を中心に-」(昭和60年(1985)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第21号)
- 「住吉物語「契沖本」の系譜上の位置」 (昭和60年(1985)3月『弘学大語文』第11号)
- 「『住吉物語』論 -成田本・契沖本を中心に-」(昭和61年(1986)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第22号)
- 「『住吉物語』成田本・契沖本の相貌」 (昭和61年(1986)3月『弘学大語文』第12号)
- 「『住吉大社神代記』にみる住吉明神の神威と神域-源氏物語に現れた住吉神信仰の背景として-」
(昭和62年(1987)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第23号)
- 「明石の君物語の再検討 -若菜巻での挿話と予言-」(昭和62年(1987)3月『弘学大語文』第13号)
- 「日本文芸研究史の課題 -『住吉物語』研究に即して-」(昭和62年(1987)6月『国学院雑誌』6月号)
- 「須磨・明石の巻における信仰と文学の基層-『住吉大社神代記』をめぐって-」(昭和62年(1987)7月『源氏物語の探究』第12輯 風間書房)
- 「物語文学の行方 -小夜衣物語を中心に-」 (昭和63年(1988)3月『弘学大語文』第14号)
- 「源氏物語における〈語り〉の機能序説」 (昭和63年(1988)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第24号)
- 「小夜衣物語」 (平成元年(1989)1月『体系物語文学史』第4巻 有精堂)
- 「苔の衣物語」 (平成元年(1989)1月『体系物語文学史』第4巻 有精堂)
- 「東下りと貴種流離譚 -伊勢物語-」 (平成元年(1989)3月『日本民俗学大系』第9巻「文学と民俗学」所収(国学院大学編))
- 「『浅茅が露』論 -主題性を求めて-」 (平成元年(1989)3月『弘学大語文』第15号)
- 「『苔の衣』主題論 -冒頭表現との関わりにおいて-」(平成元年(1989)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第25号)
- 「絶対的存在の欠落 -女三宮登場の意味-」 (平成2年(1990)3月『弘学大語文』第16号)
- 「『いはでしのぶ物語』論 -主題を求めて-」(平成2年(1990)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第26号)
- 「『しぐれ』論 -中世物語の展開-」 (平成3年(1991)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第27号)
- 「 高照神社所蔵「源氏物語之詞」について-その1-」(平成3年(1991)9月『弘学大語文』第17号)
- 「住吉の神威 -須磨・明石・澪標の巻-」 (平成4年(1992)5月『光る君の物語』(源氏物語講座3)勉誠社)
- 「和歌による物語の創造」 (平成6年(1994)11月『國學院雑誌』11月号)
- 「『海人の刈藻』の発想」 (平成6年(1994)7月『弘学大語文』第20号 弘前学院大学)
- 「紫の上論 ―主体的な女性像を求めて―」 (平成7年(1995)3月『弘前学院大学・短期大学紀要』第31号)
- 「浮舟の物語論」 (平成7年(1995)7月『広学大語文』大21号 弘前学院大学)
- 「中世の物語試論 ―『石清水物語』『無名草子』を手がかりに―」(平成9年(1997)3月『国文研究』第24号 群馬女子短期大学)
- 「中世王朝物語の展開」 (平成10年(1998)12月 『院友会学術振興会会報』第24号 國學院大學学術振興委員会)
- 「〔小夜衣〕考 ―歌語の伝統と変奏―」 (平成11年(1999)3月 『国文研究』第26号 群馬女子短期大学)
- 「歌語〔苔の衣〕の用法とその変遷」 (平成11年(1999)12月 『群馬女子短期大学紀要』第25号)
- 「福祉文化学の確立に向けて」 (平成12年(2000)3月 『国文研究』第27号 群馬女子短期大学)
- 「儀礼的日常からの逸脱 ―〔幻〕の巻の手法―」(平成12年(2000)3月 『儀礼文化』第27号 儀礼文化学会)
- 「教育改革の課題 ―就労体験の実現化に向けて―」(平成12年(2000)12月『群馬女子短期大学紀要』第26号)
- 「中世王朝物語の時間・空間」 (平成13年(2001)3月 『国文研究』第28号 群馬女子短期大学)
- 「『松陰中納言物語』の構成と主題」 (平成14年(2002)3月 『高崎健康福祉大学紀要』第1号)
- 「『松陰中納言物語』の特質 ―須磨・明石の巻との比較を中心に―」(平成14年(2002)5月『講座 平安文学論究』第16輯 風間書房)
- 「〔紹介〕伊藤博・宮崎荘平編『王朝女流文学の新展望』(平成15年(2003)10月『國學院雑誌』國學院大學)
- 「『狭衣物語』巻一の改作について ―伝為家筆本を中心に―」(平成16年(2004)3月『國學院大學大学院紀要―文学研究科―』第35輯)
- 「『夜の寝覚』末尾欠巻部分の展開」 (平成16年(2004)5月 『講座 平安文学論究』第18輯 風間書房)
- 「『夜の寝覚』末尾欠巻部分の検証 ―寝覚の上の偽死とまさこ君の勘当事件―」
(平成17年(2005)10月 『國學院雑誌』第106巻 第10号 國學院大學 )
- 「物語と人生儀礼 ―『源氏物語』の裳着を中心に―」(平成18年(2006)3月 『儀礼文化』第37号 儀礼文化学会)
- 「物語研究と国学 ―玉の小櫛の注釈姿勢―」 (平成18年(2006)11月『國學院雑誌』第107巻 第11号 國學院大學)
- 「『源氏物語』と鎌倉時代物語 ―物語の収斂と変容―」(平成19年(2007)6月 『講座 源氏物語研究』第四巻 おうふう)
- 「河内本「平瀬家本」・「吉川家本」の実態 ―「花宴」巻―」(平成20年(2008)3月)
(文科省科研費 基盤研究(A)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 1』)
- 「『源氏物語』本文資料の再検討」 (平成20年(2008)3月 『「國學院の学問』をひらく』)
(國學院大學・短期大学文学系五学会連合フォーラム報告書)
- 「『源氏物語』と鎌倉時代物語 ―物語の収斂と変容―」(平成20年(2008)9月 『講座 源氏物語研究』第四巻 初版二刷発行 おうふう)
- 「國學院大學と源氏物語研究 ―明治・大正期を中心に―」(平成20年(2008)10月 『國學院雑誌』第109巻 第10号 特集「源氏物語研究」)
- 「源氏物語千年紀 ―絵でよむ源氏物語「柏木」巻を中心に―」(平成20年(2008)12月『神社新報』神社庁〈東京大神宮での講演〉)
- 「絵で読む源氏物語」 (平成21年(2009)3月)
(科研費 基盤研究(A)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 2』)
- 「平瀬本「竹河」巻に混入した『狭衣物語』巻二本文の実態」(平成21年(2009)3月 『國學院大學大学院紀要―文学研究科―』第40輯)
- 「久我家嫁入本『源氏物語』の特徴 ―画像の比較を通して―」(平成21年(2009)9月 『平安文学研究』第1号 國學院大學大学院)
- 「『夜の寝覚』のなになり、袖の氷とけずは」の解釈をめぐって」(平成21年(2009)10月)
(横井孝・久下裕利編『平安後期物語の新研究 寝覚と浜松を考える』新典社)
- 「物語と歌謡 ―狭衣物語に即して―」 (平成21年(2009)11月 『國學院雑誌』國學院大學)
- 「吉川家本(毛利家伝来『源氏物語』)の目録と巻末注記 ―七毫源氏との比較―」(平成22年(2010)3月)
(科研費 基盤研究(A)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 3』)
- 「「柏木」巻 主要十一本 対校の特徴 ―巻別校本の具体例に則して―」(平成22年(2010)3月)
(科研費 基盤研究(A)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 3』)
- 「アメリカ議会図書館本の和歌表記の特徴 ―和歌の一行散らし書きを中心に―」
(平成22年(2010)9月『平安文学研究』第2号 國學院大學大学院)
- 「アメリカ議会図書館本『源氏物語』の実態 ―和歌の一行散らし書きと本文の特質―」(平成23年(2011)3月)
(『物語文学研究』第13号 國學院大學物語文学研究会 発行)
- 「『源氏物語』本文の実態 ―「花散里」巻―吉川史料館蔵(毛利家伝来・大内家伝来)『源氏物語』を中心に―」(平成23年(2011)3月)
(科研費 基盤研究(A)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 4』)
- 「『源氏物語』本文の実態 ―「野分」巻―吉川史料館蔵(毛利家伝来・大内家伝来)『源氏物語』を中心に―」(平成23年(2011)3月)
(科研費 基盤研究(A)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 4』)
- 「翻刻資料『源氏物語』「花散里」「野分」本文対校表」(共著)(平成23年(2011)3月)
(文科省科研費 基盤研究(A)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 4』)
- 「「吉川家本」(毛利家伝来本・大内家伝来本)と「平瀬家本」の本文の特徴 ―「蓬生」「関屋」を中心に―」(平成24年(2012)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文のデータ化と新提言 1』)
- 「翻刻資料『源氏物語』「桐壺」「関屋」「蓬生」本文対校表」(共著)(平成24年(2012)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 1』)
- 「『源氏物語』松風・総角の本文 ―蓬左文庫蔵の鎌倉期写本―」(平成25年(2013)3月)
(『志能風草』(復刊)創刊号 國學院大學 王朝文学研究会)
- 「物語を支える儀礼文化 ―寺社詣でと花宴―」 (平成25年(2013)3月 『儀礼文化学会紀要』第1号 儀礼文化学会)
- 「翻刻資料『源氏物語』「帚木」本文対校一覧」(共著)(平成25年(2013)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 2』)
- 「『源氏物語』「平瀬家本」本文の特徴 ―「蓬生」巻を中心に―」(平成25年(2013)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 2』)
- 「アメリカ議会図書館本『源氏物語』本文の実態 ―「桐壺」巻を中心に―」(平成25年(2013)3月
- 『平安文学研究』第4号 國學院大學大学院)
- 「天皇の和歌 ―後鳥羽院の四季の和歌を中心に―」(平成25年(2013)3月 『國學院雑誌』第114巻 第8号 〈特集:天皇と和歌〉)
- 「翻刻資料『源氏物語』「空蝉」「夕顔」本文対校一覧」(共著)(平成26年(2014)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文の再検討と新提言 3』)
- 「遠州の憧れた定家の世界 ―すぐれた書承と創作と―」(平成26年(2014)12月 『天齎』小堀遠州顕彰会会報)
- 「河内本の本文の特徴 ―「夕顔」巻を中心に―」(平成27年(2015)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文のデータ化と新提言 4』)
- 「『源氏物語』空蝉巻の本文 ―「おもほす」「おぼす」の用例を中心に―」(平成27年(2015)12月)
(『むらさき』52号〈研究余滴〉紫式部学会編 武蔵野書院)
- 「(書評)西村亨著『新考 源氏物語の成立』 (平成28年(2016) 「図書新聞」9月10日付に掲載)
- 「(書評)西村亨著『新考 源氏物語の成立』 (平成28年(2016)12月 『武蔵野文学』64号 武蔵野書院)
- 「河内本の本文の特徴 ―「若紫」巻を中心に―」(平成28年(2016)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文のデータ化と新提言 5』)
- 「物語本文の研究 ―『源氏物語』と『狭衣物語』と―」(平成30年(2018)1月号 『國學院雑誌』國學院大學)
- 「河内本の本文の特徴 ―「夕顔」「若紫」を中心に―」(平成30年(2018)3月 『國學院大學大学院紀要―文学研究科―』第49輯)
- 「河内本の本文の特徴 ―「紅葉賀」巻を中心に―」(平成30年(2018)3月)
(文科省科研費 基盤研究(C)研究代表者 報告書『源氏物語本文のデータ化と新提言 5』)
論文(民俗学)
編集・「青森県の葬制試論 -通夜と葬儀の順序をめぐって-」(単著)(平成1年(1989)3月
『弘前学院大学・同短期大学 地域総合文化研究所紀要』第1号 )
・「青森県の婚姻習俗試論 -シュウゲンでの杯事、婿の不在、およびオチツキを中心に-」(単著)(平成2年(1990)3月
『弘前学院大学・同短期大学 地域総合文化研究所紀要』第2号)
・「青森県の産育習俗試論 -出産1週間後の習俗を中心に-(その1) 」(単著)(平成 3年(1991) 5月
『弘前学院大学・同短期大学 地域総合文化研究所紀要』第3号) ・「 出産の習俗 -マクラビキを中心に-」 (単著)(平成 3年(1991)9月(『儀礼文化』第16号 儀礼文化学会発行)
・「青森県の産育習俗試論 -出産1週間後の習俗を中心に-(その2)」(単著)(平成 4年(1992)8月
『弘前学院大学・同短期大学 地域総合文化研究所紀要』第4号) ・「調査報告書 -鰺ヶ沢町の生活・教育に関するアンケート-」(共著)(平成4年(1992)8月
『弘前学院大学・同短期大学 地域総合文化研究所紀要』第4号)
・「青森県の婚姻習俗 -〈近迎え〉の実態と意義および〈若い衆〉の役割-」(単著)(平成 5年(1993)7月
『弘前学院大学・同短期大学 地域総合文化研究所紀要』第5号)
・「青森県浪岡町の行事・習俗に対する青年の意識と役割」 (単著) 平成6年(1994)3月
『弘前学院大学・同短期大学 地域総合文化研究所紀要』第6号)
・「青森県浪岡町の行事・習俗に対する青年の意識と役割 (単著)平成6年(1994)8月
『弘前学院大学・短期大学地域総合文化研究所紀要』第6号
・「青森県を中心とする葬送儀礼の特徴 --儀礼文化の学的方法をめざして--」(単著)(平成10年(1998)10月30日
『儀礼文化』第25号 儀礼文化学会 発行 92~112頁)
・「葬送儀礼の変容 ---死体処理の方法と魂の在処 ---」(単著) (平成13年(2001)1月1日
『東北民俗学研究』第7号 61~74頁)
・「真澄の描いた人のこころ」 (単著)(平成13年(2001)3月20日
『真澄研究』第5号 36~50頁 秋田県立博物館 菅江真澄資料センター)
・「葬式を支えた組織の変容」 (単著) (平成14年(2002)6月15日
『青森県の民俗』第2号(青森県民俗の会)42~49頁
・「猿賀神社 やなぎからみ神事」 (単著)(平成15年(2003)1月
「國學院大學広報」「正月の行事」
・「婚姻 ─亀田郡・函館市・上磯郡・松前郡の事例 ─」(単著)(平成15年(2003)3月20日
『儀礼文化』第32号 儀礼文化学会)69~85頁
・「青森県から道南への婚姻の実態調査 ─ 函館およびその周辺地域 ─」(単著)(平成15年(2003)3月30日
『高崎健康福祉大学紀要』第2号 81~108頁)
・「菅江真澄の記した婚姻儀礼」 (単著)(平成15年(2003)4月30日
『悠久』第93号(おうふう) 72~87頁)
・「シロとクロの儀礼 ─ シロからクロへの変容 ─」 (単著)(平成15年(2003)7月
『青森県の民俗』第3号(青森県民俗の会)89~100頁)
・「青森県の成人および労働の習俗 ─ エボシオヤ・エボシムスコ、カレゴを中心に─」(単著)(平成15年(2003)9月30日
『儀礼文化』第33号(儀礼文化学会) 7~78頁)
・「葬送と婚姻の記録(上)─「香典帳」「法要帳」および「婚礼祝儀控」─」(単著)(平成16年(2004)4月20日
『儀礼文化』第34号(儀礼文化学会)全96頁 / 67~84頁)
・「葬送と婚姻の記録(下)─「香典帳」「法要帳」および「婚礼祝儀控」─」(単著)(平成16年(2004)10月20日
『儀礼文化』第35号(儀礼文化学会)全96頁 / 77~88頁)
・「青森県から道南への婚姻・漁業などによる人の移動 ─ 茅部郡・山越郡を中心に ─」(単著)(平成17年(2005)6月25日
『青森県の民俗』第5号 (青森県民俗の会)89~99頁)
・「葬送儀礼と魂」 (単著)(平成18年(2006)2月28日 『日本文化と神道』第2号 115~134頁
國學院大學(文部科学省21世紀COEプログラム)
「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」)
・「東北の巫者――青森県を中心に――」 (単著)(平成18年(2006)12月23日『日本文化と神道』第3号 全532頁/81~105頁
國學院大學(文部科学省21世紀COEプログラム)
「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」)
・「青森県のシャマニズム習俗研究」 (共著)(平成19年(2007)1月15日
『神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成 研究報告Ⅰ』 全300頁/186~207頁
共同執筆者:舟木勇治(奨励研究員)・山本真理子(大学院後期課程・資料整理協力者))
・「葬送儀礼─無遺体葬への移行─」 (単著)(平成20年(2008)8月10日 掲載 1,200字
(新聞 東奧日報「民俗が語る あおもり」の欄)
・「白装束(死者の衣装)と湯灌」 (単著)(平成21年(2009)10月20日 掲載 1,200字)
(新聞 東奧日報「民俗が語る あおもり」の欄)
・「添え嫁・添え婿」 (単著)(平成21年(2009)12月15日 掲載 1,200字)
(新聞 東奧日報「民俗が語る あおもり」の欄)
・「葬列(行列)の順序と作法」 (単著)(平成22年(2010)2月23日 掲載 1,200字)
(新聞 東奧日報「民俗が語る あおもり」の欄)
・「葬儀の衣裳──シロからクロへの変容──」 (単著)(平成26年(2014)12月19日 掲載 1,200字、写真2枚)
(新聞 陸奥新報社「津軽の人と暮らし」〈13〉の欄)
批評文(短歌)
編集脚注
編集参考文献
編集- 『北海道人物・人材情報リスト2004 か-と』(日外アソシエーツ編集・発行、2004年)