伊藤晃 (フランス文学者)
日本のフランス文学者
伊藤 晃(いとう あきら、1927年10月4日[1] - 2008年3月8日[2])は、日本のフランス文学者、翻訳家。國學院大學名誉教授[3]。
略歴
編集愛知県生まれ[3]。1956年東京大学文学部仏文科卒業[3]。同大学院修士課程修了、國學院大學文学部助教授、教授。1998年定年退任、名誉教授。
翻訳
編集- 『オストの町の癩者』(グザヴィエ・ド・メーストル、駿河台出版社) 1963
- 『レヴィ=ストロースの世界』(アルク誌編、青木保, 中林伸浩, 西江雅之, 田島節夫, 佐々木明, 遠山一行, 北沢方邦共訳、みすず書房) 1968
- 『ある未来の座標』(テイヤール・ド・シャルダン / C・キュエノ、周郷博共訳、春秋社) 1970
- 『言語学とは何か』(ジョルジュ・ムーナン、福井芳男, 丸山圭三郎共訳、大修館書店) 1970
- 『ソシュール 構造主義の原点』(ジョルジュ・ムーナン、福井芳男, 丸山圭三郎共訳、大修館書店) 1970
- 『フェルショー家の兄』(シムノン、筑摩書房、世界ロマン文庫)1970
- 『記号学入門』(G・ムーナン、福井芳男, 丸山圭三郎共訳、大修館書店) 1973
- 『レヴィ=ストロース 構造と不幸』(C・バケス=クレマン、松崎芳隆, 中村弓子共訳、大修館書店) 1974
- 『意味論とは何か』(G・ムーナン、福井芳男, 丸山圭三郎共訳、大修館書店) 1975
- 『月下の大墓地 / イギリス人への手紙』(ジョルジュ・ベルナノス、石川宏共訳、春秋社、ジョルジュ・ベルナノス著作集4) 1978
- 『翻訳の理論』(G・ムーナン、柏岡珠子, 福井芳男, 松崎芳隆, 丸山圭三郎共訳、朝日出版社) 1980
- 『ラルース言語学用語辞典』(J・デュボワ他、木下光一, 福井芳男, 丸山圭三郎他共訳、大修館書店) 1980
- 『詩学から言語学へ 妻ポモルスカとの対話』(ロマーン・ヤーコブソン, クリスチナ・ポモルスカ、国文社) 1983
- 『死と歴史 西欧中世から現代へ』(フィリップ・アリエス、成瀬駒男共訳、みすず書房) 1983
- 『グルメのフランス 一流給仕長の告白』(ベルナール・ソベルマン, アントワーヌ・ヴァンチュラ、福井芳男共訳、フランス語教育振興協会) 1989
- 『ラムネーの思想と生涯』(ルイ・ル・ギユー、春秋社) 1989
- 『現代人は何を信ずべきか 「技術環境」時代と信仰』(ジャック・エリュール、春秋社) 1989
- 『間違いだらけの言語論 言語偏見カタログ』(マリナ・ヤグェーロ、田辺保子共訳、エディション・フランセーズ) 1994
- 『ローマ皇帝の使者中国に至る 繁栄と野望のシルクロード』(ジャン=ノエル・ロベール、森永公子共訳、大修館書店) 1996
- 『あなたは預言を無視しますか 現代の預言者ヴァッスーラに聞く』(ジャック・ネランク、森永公子共訳、天使館) 1998
- 『歴史家の歩み』(フィリップ・アリエス、成瀬駒男共訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 1999