原成吉
略歴
編集東京都生まれ。1976年獨協大学外国語学部英語学科卒、法政大学大学院修士課程修了、1983年駒澤大学大学院博士課程満期退学。獨協大学外国語学部助教授、教授。
アメリカ現代詩を専門とし、ビート・ジェネレーションの日本への紹介者の一人である。 2016年にボブ・ディランへのノーベル文学賞授与が決定されたときは、様々なメディアに解説を寄せた。
ゼミ出身者には石田瑞穂(詩人)、遠藤朋之(和光大学表現学部准教授)、山内功一郎(早稲田大学文学学術院教授)、小林愛明(静岡英和学院大学人間社会学科准教授)、山中章子(日本工業大学准教授)、関根路代(日本工業大学講師)などがいる。
共編著
編集- 『ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち いま読みたい38人の素顔と作品』(共著、青月社) 2014 - ボブ・ディランを担当
翻訳
編集- 『チャールズ・オルスン詩集』(北村太郎共訳、思潮社、アメリカ現代詩共同訳詩シリーズ) 1992
- 『野性の実践』(ゲーリー・スナイダー、東京書籍、シリーズ・ナチュラリストの本棚) 1994、のち改訳(重松宗育共訳、山と溪谷社) 2000、のち新版(思潮社、スナイダー・コレクション2) 2011
- 『終りなき山河』(ゲーリー・スナイダー、山里勝己共訳、思潮社) 2002
- 『ウィリアムズ詩集』(ウィリアムズ、訳編、思潮社、海外詩文庫) 2005
- 『絶頂の危うさ』(ゲーリー・スナイダー、思潮社) 2007
- 『リップラップと寒山詩』(ゲーリー・スナイダー、思潮社、スナイダー・コレクション1) 2011
- 『奥の国』(ゲーリー・スナイダー、思潮社、スナイダー・コレクション4) 2015