渡部恒郎
日本のM&Aコンサルタント
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渡部 恒郎(わたなべ つねお、1983年 - )は日本のM&A仲介会社役員。日本M&Aセンターの取締役 大阪支社長。日経ヴェリタスにて「中堅・中小M&Aの第一人者」として紹介[1]されたこともある。 2020年日本M&Aセンターにおいて最年少で取締役に就任。 国内の時価総額1兆円以上企業における最年少(37歳)の常勤取締役(2020年11月30日時点)。早稲田大学商学部 招聘講師。
わたなべ つねお 渡部 恒郎 | |
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生誕 |
1983年9月22日 大分県別府市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 京都大学経済学部 |
肩書き |
株式会社日本M&Aセンター 取締役 業種特化事業部長 |
経歴
編集- 1983年 大分県別府市生まれ
- 2002年 奈良学園高等学校[2]卒業
- 2008年 京都大学経済学部卒業
- 2008年 株式会社日本M&Aセンター (現 株式会社日本M&Aセンターホールディングス)入社
- 2015年 業界再編支援室長
- 2016年 業界再編部長
- 2017年 執行役員[3]
- 2018年 上席執行役員[4]
- 2020年 取締役(2023年3月退任)[5]
- 2020年 株式会社日本投資ファンド[6] 取締役(2021年退任)
- 2021年 株式会社バトンズ[7] 取締役(2023年3月退任)
- 2023年 ソウルドアウト株式会社 顧問
- 2023年4月 株式会社Geolonia 社外取締役就任(2024年8月退任)
- 2023年10月 LDT株式会社 社外取締役就任(現任)
- 2024年3月 株式会社BuySell Technologies 社外取締役就任(現任)
エピソード
編集中学時代に進路を決める際、「経営者には1度に60億の人を救える可能性がある」という論文を読んで感動し、経営者に憧れを抱いた[8]。 京都大学在学中にはベンチャー企業の役員を務め、東京に住み仕事をしながら京都の大学へ通っていた[9]。 日本M&Aセンター入社後、調剤薬局業界再編支援室を発足、業界再編M&A支援ノウハウを確立し、業種特化事業部を立ち上げて成長させた。2013年、日本の株式市場におけるTOBの中で過去2位(1位はグループ内再編)のプレミアム率を付けた株式会社メディカルシステムネットワーク子会社の株式会社ファーマホールディングによる株式会社トータル・メディカルサービスに対するTOBに携わった[9][10][11][12][13]。日本M&Aセンターの、2010年、2011年、2013年最優秀営業社員[9]。広島東洋カープの熱狂的なファン[13]。
著書・寄稿・講演
編集著書
編集- 「M&A思考が日本を強くする JAPAN AS NO.1をもう一度」(東洋経済新報社、2020年) ISBN 978-4492961766 ASIN 4492961763[14]
- 「業界メガ再編で変わる10年後の日本」(東洋経済新報社、2017年) ISBN 978-4492961360 ASIN 4492961364[15]
- 「業界再編時代のM&A戦略」(幻冬舎、2015年) ISBN 978-4-344-97321-3 ASIN 4344973216[16]
共著
編集- 「M&A業界で働く!」(フォレスト出版、2022年)
- 「会社を売る力 [決定版]業界再編M&A最前線」(クロスメディア・パブリッシング、2021年)ISBN 978-4-295-40614-3
- 「ゼロからわかる 事業承継型M&A」(金融財政事情研究会、2013年) ISBN 978-4-322-12342-5
寄稿
編集- 財界 Essayずいひつ/経営者の「たすき」をつなぐ気持ち 2016年1月25日
- 週刊東洋経済 在宅対応で激変 加速する調剤M&A 2014年9月13日
講演
編集- 「"本質"知り事業承継を 大塚家具社長らが講演 日経産業新聞トップフォーラム」 2016年6月30日 [17]
参考文献
編集- BSテレ東「日経ニュース プラス9」の「岡田武史のニッポン再生戦略[18]」に出演。元サッカー日本代表監督 岡田武史氏とM&Aによる地方創生について対談 2021年6月30日放送
- "凄腕つとめにん 事業承継で縁結びした企業 77組154社 日本M&Aセンター業界再編部長 渡部恒郎さん". 朝日新聞.夕刊 2016年12月19日掲載
- "視点 渡部恒郎氏(32)日本M&Aセンター業界再編部長 ―中堅・中小M&Aの第一人者 黒字企業を連合・規模拡大でさらに強く" 日経ヴェリタス 日本経済新聞社 2016年6月19日掲載
- THE21『業界「大」再編から読み解く/あなたの業界、会社は生き残ることができるのか? 』(2016年3月号・PHP研究所)
- "あらゆる業界で4社になるまで再編は続く" 日経ビジネスオンライン. 日経BP社。2015年11月25日掲載
- "経済ニュースで振り返る2015年―業界再編". 経済界. 2015年12月1日掲載
- "就職の先輩 経営者の目線で買収仲介" (PDF). 夕刊. 朝日新聞。 2011年12月12日掲載
脚注
編集- ^ 日経ヴェリタス. (2016/06/19).
- ^ “奈良学園中学校・高等学校 卒業生メッセージ 日本M&Aセンター 渡部恒郎さん”. 2016年3月15日閲覧。
- ^ “「役員及び執行役員の異動に関するお知らせ」日本M&AセンターIRニュース”. 2017年4月14日閲覧。
- ^ “「執行役員の異動に関するお知らせ」”. 日本M&AセンターIRニュース. 2018年4月13日閲覧。
- ^ “「当社及び子会社の取締役の辞任に関するお知らせ」”. 日本M&AセンターホールディングスIRニュース. 2023年3月10日閲覧。
- ^ “株式会社日本投資ファンド”. www.j-fun.co.jp. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “事業承継・M&AならBATONZ(バトンズ)| 国内最大級の成約支援実績”. BATONZ(バトンズ). 2021年8月10日閲覧。
- ^ “日本M&Aセンター中途採用情報サイト社員インタビュー渡部恒郎”. 2016年3月4日閲覧。
- ^ a b c "株式会社経営塾 月刊BOSS2015年4月号 臨時増刊号 一冊まるごとM&A P55 M&A界のエースたち 渡部恒郎"
- ^ “メディカルシステムネットワーク プレスリリース 『子会社(株式会社ファーマホールディング)による株式会社トータル・メディカルサービス株券(証券コード:3163)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ』(2013年9月27日)”. 2016年3月4日閲覧。
- ^ “ストペディア TOBプレミアムランキング”. 2016年3月9日閲覧。
- ^ “「良き時代の終焉」で本格化する調剤薬局・DgSのM&A(ドラッグトピックス)2014/09/27”. 2016年3月31日閲覧。
- ^ a b "凄腕つとめにん 事業承継で縁結びした企業 77組154社 日本M&Aセンター業界再編部長 渡部恒郎さん". 朝日新聞. 2016年12月19日閲覧。
- ^ “株式会社日本M&Aセンター 関連出版物 「M&A思考が日本を強くする JAPAN AS NO.1をもう一度」”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ “株式会社日本M&Aセンター 関連出版物 「業界メガ再編で変わる10年後の日本」”. 2020年3月13日閲覧。
- ^ “株式会社日本M&Aセンター 関連出版物 「業界再編時代のM&A戦略」”. 2016年3月16日閲覧。
- ^ “「"本質"知り事業承継を 大塚家具社長らが講演 日経産業新聞トップフォーラム」”. school.nikkei.co.jp. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “M&Aで地方を元気に【岡田武史のニッポン再生戦略】|日経ニュース プラス9|テレ東BIZ(テレビ東京ビジネスオンデマンド)”. テレビ東京. 2021年8月10日閲覧。