伊東宏晃
日本の実業家
伊東 宏晃(いとう ひろあき、1965年9月2日 - )は、日本の実業家。元エイベックス・マネジメント社長。福岡県生まれ
来歴
編集五人兄妹の真ん中で上に兄と姉、下には妹と弟がいる。幼少時代から父親の転勤が多く、福岡と東京を何度か転校し、中学3年生の2学期に東京へ、杉並の中学へ。高校では野球部、途中からバンド活動も行う。大学ではずっとバンド活動。卒業後は、洋服のバイヤー、企画、など担当。
1994年01月 クリエイティブマックスに転職。trfやhitomiの仕事を経て、小室哲哉のマネージャーに就任[1]。アメリカ移住も含め約3年、小室とともに併走。しかし、1997年7月にエイベックスと小室が対立し、上司である千葉龍平氏は伊東に帰国を命じる。この際、全く理由を聞かされていない伊東に対し千葉は「俺と小室のどちらを取るのか今すぐ決めろ」と迫ったという。
帰国後、エイベックスの作家マネジメント創設の指揮を執り、エイベックスのクリエイティブの根幹を構築[2][3]。
tearbridge productionを設立し、数々のクリエイターの発掘、育成、ヒットコンテンツを創出。
2004年09月 エイベックス(現:エイベックス・グループ・ホールディングス)取締役に就任し、その後エイベックス・エンタテインメント執行役員などを歴任。 2013年10月 エイベックス・マネジメント代表取締役社長に就任[4]。
エイベックス・エンタテインメント執行役員プラットフォーム事業本部本部長 [5]、エイベックス・エンタテインメントtearbridge production取締役[6]。tearbridge production株式会社を独立させる。
2021ワタナベエンターテインメントにて役員として活動中
略歴
編集- 1994年 1月 (株)クリエイティブマックス入社
- 1995年ホワイト・アトラス(現:エイベックス・プランニング&デベロップメント(株))入社 8月 (株)
- 1999年アクシヴ(現:エイベックス・プランニング&デベロップメント(株))取締役 マネジメント事業部長 7月 (株)
- 2004年 9月 エイベックス(株)(現:エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社)取締役
- 2005年 4月 エイベックス・エンタテインメント(株)取締役 tearbridge production部長
- 2010年[7] 4月 エイベックス・エンタテインメント(株)取締役執行役員 音楽事業本部 tearbridge production部長
- 2010年 5月 エイベックス・マネジメント(株)取締役執行役員 クリエイティヴ本部長
- 2011年12月 同社 取締役執行役員 第6カンパニー カンパニー長
- 2012年 5月 同社 取締役執行役員 伊東カンパニー カンパニー長
- 2013年10月 エイベックス・マネジメント(株)代表取締役社長[8][9][10][11]
- 2019年 7月 tearbridge production (株) 代表取締役社長
- 2021年11月 ワタナベエンターテインメント 取締役執行役員
出典・脚注
編集- ^ NHK. “小室哲哉の素顔とは?関係者が語る小室ブームの舞台裏 2018.9”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ avexnet. “【おしえて えらいひと2】当時のマネージャー2名が語る“globe”との「あの日々」”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ シネマNAVI. “「伊東宏晃」作品検索”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ avex. “エンタテインメント業界最前線特別セミナー2016年8月”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ 産能能率大学. “「第1回 アーティストマネージメントのビジネスを学ぶ」2018年5月”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ avexworldaudition. “avex world audition特別インタビュー”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ TBSラジオ. “12月8日 セレクター 伊東宏晃さん 2009年”. 2018年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月14日閲覧。
- ^ sonic academy. “オーディション必勝講座 2016.11”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ 兼松グランクス. “『Another story of Da-iCE~恋ごころ~』事前登録! 2017.2”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ リッチメディア. “『HAIR』、avexとヘアコンテストを共同開催 2017.3”. 2019年1月14日閲覧。
- ^ All Digital Music. “音楽業界で「最も影響力あるビジネスパーソン」リスト2018年版 2018.1”. 2019年1月14日閲覧。