エンリケッタ・バシリオ

ノーマ・エンリケッタ・バシリオ(Norma Enriqueta Basilio、Queta Basilioとも、1948年7月15日 [1] - 2019年10月26日)は、メキシコ陸上選手。女性として初めてオリンピック聖火を聖火台へ点火した人物である。1968年10月12日にメキシコシティで行われたオリンピック開会式において最終聖火ランナーを務めた。

エンリケッタ・バシリオ
Enriqueta Basilio
個人情報
生誕1948年7月15日
メキシコの旗 メキシコバハ・カリフォルニア州メヒカリ
死去 (2019-10-26) 2019年10月26日(71歳没)
身長1.76 m (5 ft 9 in)
体重59 kg (130 lb)
スポーツ
競技短距離走、ハードル
成績・タイトル
自己ベスト12.3 (100 m, 1968)
55.0 (400 m, 1968)
11.20 (80 m/h, 1968).

80メートルハードルの国内チャンピオンであり、1967年のパンアメリカン競技大会において同競技で7位となっていた。1968年のオリンピックにおいては400m、80mハードル、4×100mリレーに出場したが予選敗退であった[2]。メキシコシティを通った2004年オリンピックの聖火リレーにおいて、聖火ランナーを務めている。

没後の2020年10月15日木星のトロヤ群小惑星であるエウリュバテス衛星に、バシリオを称えて「クエタ(Queta)」と命名された[3]。エウリバテスは、2021年打ち上げ予定の探査機ルーシーの探査対象である。

脚注

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外部リンク

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オリンピック
前任者

アラン・カルマ
最終聖火ランナー

メキシコシティ 1968
後任者

高田英基
前任者

坂井義則
夏季五輪最終聖火ランナー

メキシコシティ 1968
後任者

Günther Zahn