関口 武(せきぐち たけし、大正6年(1917年8月13日 - 平成9年(1997年2月20日[1])は、日本の地理学者理学博士東京大学[2]

関口武の気候区分

生涯

編集

長野県大町市出身。旧制東京府立第九中学を経て、昭和16年(1941年)に東京文理科大学を卒業する[2]。1942年東亜研究所、1943年中央気象台職員となり、1953年東京教育大学助教授、1952年から翌年までアメリカジョンズ・ホプキンズ大学客員教授[2]。昭和48年(1973年)にポーランドからコペルニクス勲章を受賞する[2]。のち法政大学教授となる[2]

日本各地の気候要素について地点間の相関係数を求め、総合的な気候区分を導き出し、地理学の中の気候学を専門に広範囲な研究を進めた[2]。平成9年(1997年)に心筋梗塞のため死去[1]享年79。

著書

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 『現代物故者事典 1997~1999』(日外アソシエーツ、2000年)p.326
  2. ^ a b c d e f 『風の事典』丸善出版、2011年、120頁

参考文献

編集