釘村忠
釘村 忠(くぎむら ただし、1984年3月5日 - )は、宮崎県都城市出身のエンデューロライダー。身長169cm、体重60kg、血液型:A型。愛称は「釘ちゅー」[1]。
釘村 忠 | |
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国籍 | 日本 |
生年月日 |
1984年3月5日(40歳) 日本 宮崎県 |
現在のチーム | 宗七音響Wise Beta Team |
2023年現在日本人唯一のISDE(国際6日間エンデューロ)金メダリストであり、4度のJEC(全日本エンデューロ選手権)王者。
若手育成プロジェクト:Young Gunsを運営。2023年からJECの選手会会長を務める。
来歴
編集5歳からオフロードバイクを始める。2001年に全日本モトクロス選手権国際B級(アマチュア)のチャンピンを獲得。都城東高等学校を卒業すると同時にプロライダーとなり、全日本選手権や国際大会に出場。10年間国内最高峰のレースカテゴリに参戦。
2014年より全日本エンデューロ選手権に参戦し、4回の年間チャンピオンを獲得。
2019年には、オフロード競技のオリンピックと称される「ISDE(インターナショナル6Daysエンデューロ)」に参戦し、日本人として初めてゴールドメダルを獲得した[2]。
2020年よりイタリアのオートバイメーカーで、世界選手権の強豪であるベータのワークス格であるワイズ・ベータ・レーシングに移籍[3]。
レース戦歴
編集年 | シリーズ | クラス | チーム | 優勝 | 順位 |
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2001年 | 全日本モトクロス選手権 | 国際B級125cc | 1位 | ||
国際B級250cc | 3位 | ||||
2002年 | 国際A級250cc | ヤマハレーシングチーム | 19位 | ||
2003年 | 22位 | ||||
2004年 | 国際A級125cc | 1回 | 9位 | ||
2005年 | 2回 | 10位 | |||
2006年 | ジュビロレーシングチーム | 14位 | |||
2007年 | 国際A級IA2 | チームYZ | 2回 | 3位 | |
2008年 | 国際A級IA1 | ジュビロレーシングチーム
|
16位 | ||
2009年 | カワサキレーシングチーム
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欠場 | |||
2010年 | 欠場 | ||||
2012年 | JEC全日本エンデューロ選手権
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国際B級 | チームハスクバーナ
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2回 | 9位 |
2013年 | 国際A級 | 3回 | 5位 | ||
2014年 | Team TARGET | 2回 | 2位 | ||
2015年 | N.R.T. | 3回 | 1位 | ||
2016年 | 4位 | ||||
2017年 | 3回 | 1位 | |||
2018年 | Team TARGET | 1回 | 3位 | ||
2019年 | 3回 | 1位 | |||
インターナショナルシックスデイズ・エンデューロ
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E2クラス | ゴールドメダル獲得 | |||
2020年 | JEC全日本エンデューロ選手権
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国際A級 | 宗七音響Wise Beta Racing | 3回 | 1位 |
脚注
編集- ^ #2 釘村 忠 JEC Riders 2023年10月21日閲覧
- ^ “日本のエンデューロ史上初、世界大会ISDEでゴールドメダルを釘村忠が受賞”. レスポンス. (2019年11月9日) 2021年5月23日閲覧。
- ^ 稲垣正倫 (2020年1月24日). “釘村忠、Betaへ電撃移籍。「チームの若手とともに成長したい」”. Off1.jp 2021年5月23日閲覧。