ジョゼフ・クーン=レニエ

フランスのイラストレーター

ジョゼフ・クーン=レニエ(Joseph Kuhn-Régnier、本名は Walfrid Joseph Louis Kuhnrとも[1]1873年12月10日 - 1940年12月27日)は、フランスのイラストレーター、ポスター画家である。古代ギリシャや神話の人物をモチーフにした戯画などを描いたことで知られ、1900年から1938年の期間、パリの雑誌に多色刷りの挿絵や広告を制作した。

ジョゼフ・クーン=レニエ
Joseph Kuhn-Régnier
クーン=レニエ作「ヨセフとポティファルの妻」
生誕 (1873-12-10) 1873年12月10日
フランス、パリ
死没 1940年12月27日(1940-12-27)(67歳没)
フランス、パリ
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略歴

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パリで生まれた。パリ国立高等美術学校フェルナン・コルモンの学生であった[2]。1800年から1938年の間、「 La Vie Parisienne」や「 Fantasio」、「 Lectures pour tous」、「 Le Sourire」といったパリの雑誌で広告デザインの仕事や、漫画家として働いた[2]。右翼の政治家フランシス・ロール(Francis Laur)が創刊した「 La Jeune Revue」という雑誌の表紙絵も描いた[3]。1920年代には教育的な書籍を多く出版した出版社「Fernand Nathan」の仕事をした[4]

1904年のアンデパンダン展に出展し[5]、風刺画家の協会、"Les Humoristes" が、1905年から開いた協会展、「サロン・ド・ウモリステ(Salon des humoristes)」の会員になった[2]

1940年にパリで没した。

作品

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参考文献

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  1. ^ Notice sur data.bnf.fr.
  2. ^ a b c « Kuhn-Régnier, Joseph », In: Dico Solo, 5000 dessinateurs de presse, Vichy, AEDIS, 2004, pp. 470-471.
  3. ^ BNF cb32795952n.
  4. ^ Notice bibliographique, base BDFI.
  5. ^ Fiche expossant SA 1904, base salons du musée d'Orsay.