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あつぎ鮎まつりは、神奈川県厚木市にて、8月の第一土曜日(2009年については第二土曜日の8月8日)を中心に前後1日を含む3日間にわたって行われる祭りである。市民などからは鮎まつりと呼ばれ親しまれており、厚木市で行われるイベントの中では一年の中で最も大規模なものである。厚木市に限らず県内でも有名で、「かながわのまつり50選」の1つにも選ばれている。

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概要編集

8月の第一土曜日(2009年については第二土曜日の8月8日、2011年は東日本大震災による電力不足の影響により11月5日に延期)の夜に行われる、相模川中津川小鮎川の三川合流点付近で花火の打ち上げと、その翌日に行われる「小学生鮎つかみどり大会」がメインイベントである。例年、前夜祭として厚木中央公園で歌手などを招待してイベントが行われる。2005年2006年には、海老名・厚木出身である歌手のいきものがかりがスペシャルゲストとして招かれ、会場は大盛り上がりだった。

メインイベントである花火では1万発ほど[1]が打ち上げられ、県内では最大級の打ち上げ数である。大きなものでは直径250メートルもの花火が打ち上げられる。最後は大ナイアガラで締めくくるのが恒例となっている。数十万人がこの花火を観に訪れ、対岸の海老名市側を含めて、中央通り商店街界隈なども、当日は人でごった返す。三川合流点下流の相模川橋梁を通過する小田急小田原線電車徐行運転を行い乗客達を楽しませたり(花火見物をしようと見物客が集まる厚木駅の安全確保の意味もある。なお駅での花火見物は禁止されている)、臨時で列車を増発するなどしている。

毎年、花火大会翌日の早朝(6時頃~)にボランティアや地元住民の協力による清掃作業が行われ、参加者にはパン等の軽食が配布される。

歴史編集

先祖を慰める為、相模川に入り灯籠(灯篭)を流したのが祭りの始まりであるといわれている。その内、「鮎への感謝の気持ち」として花火を打ち上げるようになり、戦後いつしか大規模な祭りになっていった。

花火大会における問題点編集

  • 宮ヶ瀬ダムが完成し中津川の水量が減少した事が影響してか、合流直後の相模川の流路が厚木側に移動してしまった。そのため、花火大会が近づくと流路を調整したり、中州への臨時歩道橋を建設するのに、毎年多額の市の予算が投じられている。
  • 厚木市内の祭りではあるが、市境に数十万人が押し寄せるため、人が溢れかえるなどして毎年海老名市側にも多大な影響を及ぼしている。従来は厚木市側(小鮎川との合流点付近)に打ち上げ場所があったが、海老名市との協議により、2007年は打ち上げ場所を海老名市側に確保した。これにより、従来の打ち上げ場所から近く立ち入り禁止区域となっていた厚木市側の河原に入れる人数が4万人程度増える見通しとなった。
  • 運営側は本厚木駅を最寄り駅として案内しているが、相模川を挟んで海老名市にある厚木駅に、花火見物客が殺到するため毎年大変な混雑になる。また、狭小なホームから花火見物をする客が後を絶たない。
  • 例年、花火観覧のために何日も前からレジャーシートなどで場所取りをする来場者がおり、まつり以外の目的での河川敷利用者の迷惑となっている。
  • 現在、海老名市側の相模川沿いでは首都圏中央連絡自動車道の建設が進んでおり、2012年度に供用開始が予定されている。このため、供用開始後に花火大会が開催されるかどうかは未定となっている。

出典編集

  1. ^ 2006年の打ち上げ記録に基づく

外部リンク編集