いすゞ・ハイパックバンとは、いすゞ自動車がかつて製造していたウォークスルーバンである。

概要 編集

エルフハイルーフ以来となるいすゞのウォークスルーバンで、トヨタ・クイックデリバリーへの対抗馬として登場した。フロントグリルは初代ビッグホーンから流用されている。ビッグホーンに似た顔つきのボンネットタイプの他にバンボディを流用し、4代目エルフのキャブ付きシャシに架装したキャブオーバータイプも存在した。

なお、トミカでは27番でボンネットタイプのフットワークエクスプレス仕様がモデル化された。

歴史 編集

  • 1982年12月ボンネットタイプ登場。 シャシーはファスターの物を改良し、後輪をダブルタイヤにして低床化を図った。エンジンはC223型ディーゼルエンジンを搭載。
  • 1984年7月キャブオーバータイプ登場。 同時にデビューした4代目エルフをベースにボンネットタイプの荷室部分を載せた。
  • 1990年ボンネットタイプ生産終了。
  • 1993年7月エルフのフルモデルチェンジに伴いキャブオーバータイプ生産終了。

関連項目 編集