おかしなおかしな大泥棒
『おかしなおかしな大泥棒』(おかしなおかしなおおどろぼう、原題:The Thief Who Came to Dinner)は、1973年制作のアメリカ合衆国のコメディ映画。バッド・ヨーキン監督、ウォルター・ヒル脚本[1][3]。
おかしなおかしな大泥棒 | |
---|---|
The Thief Who Came to Dinner | |
監督 | バッド・ヨーキン |
脚本 | ウォルター・ヒル |
原作 | テレンス・L・スミス |
製作 |
ノーマン・レア バッド・ヨーキン |
出演者 |
ライアン・オニール ジャクリーン・ビセット ウォーレン・オーツ |
音楽 | ヘンリー・マンシーニ |
撮影 | フィリップ・H・ラスロップ |
編集 | ジョン・C・ホーガー |
製作会社 | ワーナー・ブラザース[1][2] |
配給 |
![]() ![]() |
公開 |
![]() ![]() |
上映時間 | 105分 |
製作国 |
![]() |
言語 | 英語 |
興行収入 |
![]() |
あらすじ編集
コンピューター・エンジニアのウェブスターは、コンピューターがほとんどの仕事をこなすようになったため、人員削減でクビになる。
するとウェブスターは何を思ったのか、泥棒になることを決意、独学で泥棒になるために必要な秘術を習得、実業家のヘンダーリングが家族旅行に出ることを新聞記事で知ったウェブスターは、初仕事として彼の家に押し入ることにする。初仕事は難なく成功、宝石を手に入れた上に、ヘンダーリングの弱みまで握った。
その時、書斎に置かれたチェス・ボードを目にしたウェブスターは悪戯心からチェスの駒と駒の動きを動きを記したメモを残す。これをきっかけに、ウェブスターは空き巣を次々に成功させ、その度にチェスの駒とメモを残していったことから、“チェス泥棒”と呼ばれ、注目を集めるようになっていく。
ウェブスターはその過程で知り合ったローラと意気投合、彼が“チェス泥棒”であることを知った彼女と共に犯行を重ねていく。だがそんな彼を、保険会社の調査員デイブが追っていた。
キャスト編集
※括弧内は日本語吹替(テレビ版・初回放送1976年7月18日『日曜洋画劇場』)
- ウェブスター・マッギー:ライアン・オニール[1](広川太一郎)
- ローラ・キートン:ジャクリーン・ビセット[1](平井道子)
- デイブ・ライリー:ウォーレン・オーツ(名古屋章)
- ジャッキー・ジョンソン:ジル・クレイバーグ(宗形智子)
- ディームス:ネッド・ビーティ
- ジーン・ヘンダーリング:チャールズ・シオフィ
- ズーコフスキー:オースティン・ペンドルトン
- “ダイナマイト”ヘクター:グレゴリー・シエラ
- テッド:マイケル・マーフィー
- ラスカー:ジョン・ヒラーマン
- 保険員:アラン・オッペンハイマー
脚注編集
- ^ a b c d “Movies: 'Thief Who Came to Dinner':Movies: 'Thief Who Came to Dinner' Jacqueline Bisset and Ryan O'Neal Star The Cast”. The New York Times. (1973年3月2日) 2021年4月16日閲覧。
- ^ "MOVIE CALL SHEET: Duvall to Play Jesse James" Martin, Betty. Los Angeles Times 28 Nov 1970: a6.
- ^ "Hard Riding", Greco, Mike, Film Comment 16.3 (May/Jun 1980): 13-19,80.