おもいでの夏
おもいでの夏(おもいでのなつ、Summer of '42)は、脚本家ハーマン・ローチャーの回顧録に基づく1971年のアメリカ映画である。思春期の少年のひと夏の経験を描いた。
おもいでの夏 | |
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The Summer of '42 | |
監督 | ロバート・マリガン |
脚本 | ハーマン・ローチャー |
原作 | ハーマン・ローチャー |
製作 | リチャード・A・ロス |
出演者 |
ジェニファー・オニール ゲーリー・グライムス |
音楽 | ミシェル・ルグラン |
撮影 | ロバート・サーティース |
編集 | フォルマー・ブラングスタッド |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
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上映時間 | 104分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | 100万ドル |
興行収入 | 32,063,634ドル |
次作 | 続・おもいでの夏(CLASS OF '44) |
あらすじ編集
1942年夏、ニューイングランドの沖合いのナンタケット島へハーミーとその家族は、戦火を逃れてやってきた。彼は、現地でオシー(オスキー)、ベンジーの同年の友人ができた。思春期の彼らは性への関心が旺盛だった。ハーミーは丘の上の一軒家に住む美しい人妻ドロシーの魅力に取り付かれた。ドロシーの夫が出征した後、ハーミーはドロシーに接近する。
そんなある日、3人でガールハントをしたが、ベンジーは途中で帰ってしまい、ハーミーはアギーと、オシーはミリアムとデートをすることになるが、ドロシーのことが頭から離れないハーミーはアギーと関係することなく別れた。その後もハーミーは時々ドロシーと会っていたが、ある夜、ドロシーの家を訪ねると、ドロシーの夫の戦死を伝える電報がテーブルの上にあった。その夜、ハーミーはドロシーと初体験を行った。
翌日、再び訪ねると、既にドロシーは居ず、別れの手紙だけが残されていた。
キャスト編集
※括弧内は日本語吹替(初回放送1976年10月31日『日曜洋画劇場』)
- ドロシー:ジェニファー・オニール(池田昌子)
- ハーミー:ゲーリー・グライムス(小倉一郎)
- オシー:ジェリー・ハウザー(古谷徹)
- ベンジー:オリヴァー・コナント
- アギー:キャサリン・アレンタック
- ミリアム:クリストファー・ノリス
- 薬剤師:ルー・フリッゼル
映画賞編集
- 第44回アカデミー賞
- 第29回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門)受賞
- ロバート・マリガン - 監督賞受賞
- 第25回英国アカデミー賞
- ミシェル・ルグラン - 作曲賞受賞