鴨川漁港(かもがわぎょこう)は、千葉県鴨川市太平洋に面する第3種漁港である。南房総国定公園の区域内に位置し、外房地域漁業の流通・防災拠点漁港に位置付けられている[1][2]。本港、小寄、加茂川を挟んで前原の3地区が整備されている[3]

鴨川漁港
魚見塚展望台から見た鴨川漁港
魚見塚展望台から見た鴨川漁港
所在地
日本の旗 日本
所在地 千葉県鴨川市
座標 北緯35度5分31.4秒 東経140度6分23.8秒 / 北緯35.092056度 東経140.106611度 / 35.092056; 140.106611座標: 北緯35度5分31.4秒 東経140度6分23.8秒 / 北緯35.092056度 東経140.106611度 / 35.092056; 140.106611
詳細
開港 1962年10月25日
管理者 千葉県農林水産部水産局
種類 第3種漁港
漁港番号 1930060
漁業協同組合 鴨川市漁業協同組合
統計
公式サイト 鴨川漁港(千葉県)

概要 編集

 
鴨川漁港周辺の景観
  • 管理者 - 千葉県農林水産部水産局
  • 所管庁 - 水産庁
  • 漁業協同組合 - 鴨川市漁業協同組合
  • 漁港番号 - 1930060[4]
  • 水揚量 - 11,620トン(2003年)

沿革 編集

主な魚種 編集

水揚げされる代表的な魚介類一覧[7]

主な漁業 編集

まき網、定置網が主な漁業となっている[10]

元々は沿岸漁業が主体であったが、漁船の大型化及び漁港施設の整備拡充により沖合漁業の拠点港となっている。

かもがわ海の駅 編集

鴨川漁港には国土交通省により登録された船舶係留施設(マリーナ)として海の駅が整備されている。マリンスポーツクルージングの拠点となっている[11]

鴨川フィッシャリーナ 編集

隣接している鴨川フィッシャリーナヨットなどの観光船の起終点。当時市長の本多利夫が計画[12]、建設。今も鴨川市の海の観光の拠点として活躍している。花火大会の打ち上げ場、本部ともなっている。

  • 管理者 - 千葉県農林水産部水産局[13]
  • 認定番号 - 017
  • 海上係留 - 60隻

周辺 編集

 
鴨川松島

漁港周辺には島が点在しており、鴨川松島と呼ばれる観光スポットとなっている。

脚注 編集

  1. ^ 千葉県. “ちばの水産の概要”. 千葉県. 2019年7月18日閲覧。
  2. ^ 千葉県勝浦・館山・南部水産・漁港事務所「外房地域水産業振興方針(2018 - 2021)」、2018年3月、6-8頁
  3. ^ 15-鴨川漁港波除堤整備 鴨川漁港の現況http://www.city.kamogawa.chiba.jp/kaigan/vol03/
  4. ^ 漁港一覧:水産庁”. www.jfa.maff.go.jp. 2019年7月16日閲覧。
  5. ^ a b 千葉県. “鴨川漁港”. 千葉県. 2019年7月18日閲覧。
  6. ^ 日本における風力発電設備・導入実績(千葉県)”. NEDO (2010年4月). 2011年7月18日閲覧。
  7. ^ 千葉県. “さかなの特徴と写真”. 千葉県. 2019年7月18日閲覧。
  8. ^ 千葉県. “外房つりきんめ鯛”. 千葉県. 2019年7月18日閲覧。
  9. ^ 房総沖のマカジキ|千葉県|全国のプライドフィッシュ|プライドフィッシュ”. プライドフィッシュ 公式サイト. 2019年7月18日閲覧。
  10. ^ 水産庁 事後評価書(期中の評価)、2017年
  11. ^ かもがわ海の駅|海の駅”. www.umi-eki.jp. 2019年7月16日閲覧。
  12. ^ 本多利夫. “鴨川市・早稲田大学交流事業について”. 早稲田大学. 2011年7月18日閲覧。
  13. ^ 公益社団法人全国漁港漁場協会|全国のフィッシャリーナ”. www.gyokou.or.jp. 2019年7月16日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集