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くまたかローマ字JS Kumataka, PG-827)は、海上自衛隊ミサイル艇はやぶさ型ミサイル艇の4番艇。艇名は「クマタカ」に由来する。うみたか型駆潜艇くまたか」に次いで日本の艦艇としては2代目である。

くまたか
JMSDF - JS Kumataka (PG-827) - Starboard Beam View.jpg
基本情報
建造所 三菱重工業下関造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 ミサイル艇
級名 はやぶさ型ミサイル艇
母港 余市
所属 大湊地方隊余市防備隊
第1ミサイル艇隊
艦歴
計画 平成12年度計画
発注 2000年
起工 2001年10月2日
進水 2002年8月2日
就役 2003年3月24日
要目
排水量 基準 200トン
満載 240トン
全長 50.1m
最大幅 8.4m
深さ 4.2m
吃水 1.7m
機関 LM500-G07ガスタービンエンジン(5,400PS)× 3基
ウォータージェットポンプ × 3基
出力 16,200PS
速力 44ノット
乗員 21名
兵装 90式 SSM連装発射筒 × 2基
62口径76ミリ単装速射砲 × 1基
12.7mm単装機銃M2 × 2基
C4ISTAR MOFシステム
海軍戦術情報システム
(OYQ-8Cリンク 11)
レーダー OPS-18-3 対水上 × 1基
OPS-20 航海用 × 1基
81式射撃指揮装置2型-31C
探索装置・
その他装置
OAX-2 赤外線暗視装置
電子戦
対抗手段
NOLR-9 ESM
Mk.137 デコイ発射機 × 2基
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艦歴編集

「くまたか」は、平成12年度計画ミサイル艇827号艇として、三菱重工業下関造船所で2001年10月2日に起工され、2002年8月2日に進水、2003年3月24日に就役し、同日付で佐世保地方隊佐世保警備隊隷下に新編された第3ミサイル艇隊に「おおたか」とともに編入された。

2008年12月1日大湊地方隊隷下の余市防備隊第1ミサイル艇隊に編成替え。

2012年4月15日陸奥湾で墜落した第25航空隊所属SH-60Jの捜索に参加。

2015年7月9日午前5時半から11時半、宗谷岬北東60kmを西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ヴァリャーグ」、ソブレメンヌイ級駆逐艦「ビストルイ」、ウダロイ級ミサイル駆逐艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、改アルタイ級補給艦1隻、標的船曳航中のPE-65型航洋曳船「MB-92」を発見、監視した。その後宗谷海峡を西に進んでいる。

同年7月10日午前2時半頃から7月11日午前7時半頃、宗谷岬北東を航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦1隻、グリシャⅤ型警備艦4隻(「MPK-221」など)、タランタルⅢ型ミサイル艇3隻(「R-18」など)、ロプーチャ型戦車揚陸艦「アドミラル・ニヴェルスキー」、アリゲーター型戦車揚陸艦1隻、改アルタイ級補給艦「イジョラ」、オビ級病院船1隻を発見、監視した。その後宗谷海峡を西に進んでいる。

同年8月29日午後4時頃、中露合同軍事演習「海上連合2015(Ⅱ)」を終えて宗谷岬北西90kmを東に進む瀋陽級駆逐艦「瀋陽」、江凱型フリゲート「臨沂」、「衝陽」、071型揚陸艦「長白山」、福池型補給艦「太湖」を発見、監視した。その後宗谷海峡を東に進んでオホーツク海に入っている。翌日午後6時半頃、宗谷岬西150kmを北東に航行するソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦「ビストルイ」を発見、監視した。その後宗谷海峡を東に進み、オホーツク海に入っている。

同年9月27日午前7時半頃、宗谷岬北西120kmを東に航行するグリシャⅢ型警備艦「ホルムスク」、ロプーチャⅠ型戦車揚陸艦「アドミラル・ニヴェルスキー」、ロプーチャⅡ型戦車揚陸艦「ペレスウェート」を発見、監視した。その後宗谷海峡を東に向かっている。

2016年5月10日午前5時頃、宗谷岬北西120kmを東に航行するタランタルⅢ型ミサイル艇「R-24」、「R-29」を発見、監視した。その後宗谷海峡を東に抜けている。

同年5月30日午前6時頃、宗谷岬西北西120kmを東に航行するグリシャⅤ型警備艦「ウスト・イリムスク」、「MPK-221」を発見、監視した。その後宗谷海峡を東に進んでいる。

同年8月5日午後3時、ロシア海軍艦艇に対する監視任務において「くまたか」は青森県尻屋崎の北東約100kmの太平洋上を西進するロシア海軍ウダロイⅠ級ミサイル駆逐艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」を確認した[1]

同年10月19日午後12時頃、宗谷岬北西55kmの日本海を東に航行するグリシャⅤ型警備艦「ソヴェツカヤ・ガヴァニ」、ロプーチャⅡ型揚陸艦「ペレスウェート」、改アルタイ型補給艦「イリム」を発見、監視した。その後オホーツク海に入っている。

2017年7月5日、宗谷岬沖を航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦1隻、ウダロイ級ミサイル駆逐艦2隻、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦1隻、グリシャⅢ型フリゲート1隻、グリシャⅤ型フリゲート2隻、タランタルⅢ型ミサイル艇6隻、ナヌチュカⅢ型ミサイル艇1隻、ロプーチャⅠ型揚陸艦1隻、ロプーチャⅡ型揚陸艦1隻を発見、監視した。

脚注編集

参考文献編集

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)

関連項目編集