つぶぞろいは、2014年平成26年)に品種登録されたイネ(稲)の品種[1]。「ちゅらひかり」を花粉親、「めんこいな」を種子親とする交配によって育成された[1]。品種名は、粒の大きさと美味しさをイメージして命名された[1]2017年平成29年)産米は秋田県産地品種銘柄(選択銘柄)となっている[2]

つぶぞろい
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 めんこいな×ちゅらひかり
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 つぶぞろい
テンプレートを表示

品種特性 編集

熟期は晩生で、大粒[1]。一般的な栽培方法より農薬の使用を半分以下にした減農薬栽培が可能で、秋田県では「あきたecoらいす」と名付けて販売されている(他に「秋のきらめき」も)[1]。また、化学肥料の使用も半分以下とする特別栽培もおこなわれている[1]

炊飯米は、粘り・味・香りのバランスが良く、「あきたこまち」並の良食味[1]。外観品質も良い[1]。食感は柔らかく、食味はややすっきりしているが、噛むほどに甘みが増すとされる[1]

脚注 編集

参考文献 編集

  • 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666 

関連項目 編集