ゆりしま (掃海艇・2代)
はつしま型掃海艇
ゆりしま(ローマ字:JDS Yurishima, MSC-668)は、海上自衛隊の掃海艇。はつしま型掃海艇の20番艇。艇名は由利島に由来する。うじしま型掃海艇「ゆりしま」に次いで日本の艦艇としては2代目。
ゆりしま | |
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基本情報 | |
建造所 | 日本鋼管鶴見造船所 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 掃海艇 |
級名 | はつしま型掃海艇 |
艦歴 | |
発注 | 1986年 |
起工 | 1987年5月14日 |
進水 | 1988年5月13日 |
就役 | 1988年12月15日 |
除籍 | 2007年2月23日 |
要目 | |
基準排水量 | 440トン |
満載排水量 | 520トン |
全長 | 55.0m |
最大幅 | 9.4m |
深さ | 4.2m |
吃水 | 2.5m |
機関 | 三菱6NMU-TA-I ディーゼルエンジン × 2基 |
出力 | 1,400PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
最大速力 | 14ノット |
乗員 | 45名 |
兵装 | JM61-M 20mm機銃 × 1門 |
レーダー | OPS-9B 水上 |
ソナー | ZQS-2B 機雷探知機 |
その他 |
掃海装備 75式機雷処分具 S-4 67式普通掃海具(O型)改4 85式磁気掃海具 S-6 71式音響掃海具 S-2 |
艦歴
編集「ゆりしま」は、昭和61年度計画掃海艇368号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1987年5月14日に起工され、1988年5月13日に進水、1988年12月15日に就役し、第1掃海隊群第19掃海隊に編入され呉に配備された。
1991年4月26日から自衛隊初の海外派遣となった湾岸戦争後のペルシャ湾掃海任務(湾岸の夜明け作戦)に派遣され、10月30日に帰国した。
1992年3月12日、横須賀地方隊隷下に第10掃海隊が新編され「うきしま」とともに編入。
1997年3月19日、第10掃海隊が廃止となり、横須賀地方隊第41掃海隊に編入。
参考文献
編集- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)