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アイム・オンリー・スリーピング(I'm Only Sleeping)は、ビートルズの楽曲である。

アイム・オンリー・スリーピング
ビートルズ楽曲
収録アルバム リボルバー
リリース 1966年8月5日
録音 アビー・ロード・スタジオ
1966年4月27日
ジャンル サイケデリック・フォーク
サイケデリック・ロック
時間 3分01秒
レーベル パーロフォン
作詞者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
その他収録アルバム

イエスタデイ・アンド・トゥディ
レアリティーズ Vol.2
リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス
ザ・ビートルズ・アンソロジー2

リボルバー 収録曲
A面
  1. タックスマン
  2. エリナー・リグビー
  3. アイム・オンリー・スリーピング
  4. ラヴ・ユー・トゥ
  5. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
  6. イエロー・サブマリン
  7. シー・セッド・シー・セッド
B面
  1. グッド・デイ・サンシャイン
  2. アンド・ユア・バード・キャン・シング
  3. フォー・ノー・ワン
  4. ドクター・ロバート
  5. アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー
  6. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
  7. トゥモロー・ネバー・ノウズ
ミュージックビデオ
「I'm Only Sleeping」 - YouTube

解説編集

本作は1966年に発表されたビートルズイギリス盤公式オリジナル・アルバムリボルバー』(米国ではキャピトル・レコード編集版アルバム『イエスタディ・アンド・トゥデイ』)に収録された。レノン=マッカートニーの作品で、実質的にはジョン・レノンによって作られた楽曲[1]。歌詞は、時間に追われる現代人を風刺したもの。

同時期に発表されたシングル曲「レイン」(「ペイパーバック・ライター」のB面曲)で用いられた録音テープの逆回転が本曲でも多用され、これによってけだるい雰囲気を作り出すことに成功している。なお、2回目のブリッジ部分に入る前のブレイク部分では、ジョンのあくびが聞こえる[2]でリズムトラックが11回録音された[3]

この曲は1966年4月27日EMI Studiosで録音が開始され、アコースティック・ギター2本とベースドラムスの編成[4][5]でリズムトラックが11回録音された[6]。この日のテイク11がマスターとして選ばれ、2日後の 29日にジョンのリード・ボーカルが録音された。その後5月5日ジョージ・ハリスンによるギターソロが録音され、翌日にコーラスが録音されて完成した[7]

この間奏のギターソロは、まず普通にジョージが弾いたものをジョージ・マーティンが採譜し、それをさらに逆から採譜し直す。その譜面を元にジョージが改めて弾き直したギターソロを収録したテープを更に逆回転させるという、非常に手の混んだものとなっており、オーヴァー・ダビングには5時間を要したという[5]

ミキシング編集

ミキシングの差異により逆回転ギターの挿入個所および本数が異なるミックスが4つ存在する。英国盤のステレオとモノラル[注 1]、および米国盤ステレオとモノラル[注 2]ではそれぞれに異なるミックスとなっている。ただし、米盤『イエスタディ・アンド・トゥデイ』ステレオ盤の1971年までのプレス分に収録されている同曲はモノラル・ミックスを元にした擬似ステレオ(デュオフォニック)のため、逆回転ギターの挿入個所および本数は米盤モノラルと同一である。

1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』には、デモ(リハーサル)ヴァージョンとテイク1が収録されている。

パーソネル編集

クレジットはイアン・マクドナルドによるもの[9]

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ いずれもアルバム『リボルバー』収録
  2. ^ いずれもアルバム『イエスタディ・アンド・トゥデイ』収録されている。なお、日本盤『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』はオーダーは米国盤と同じであるが、音源は英国盤と同じである。そのため本作のミキシングは『リボルバー』収録のものと同じである。なお、2012年現在『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』のモノラル盤は日本ではリリースされていない。

出典編集

  1. ^ Fontenot, Robert. “The Beatles Songs: 'I'm Only Sleeping' – The history of this classic Beatles song”. oldies.about.com. 2019年4月12日閲覧。
  2. ^ Rodriguez, Robert (2012). Revolver: How the Beatles Reimagined Rock 'n' Roll. Milwaukee, WI: Backbeat Books. p. 130. ISBN 978-1-61713-009-0. 
  3. ^ Miles, Barry (2001). The Beatles Diary Volume 1: The Beatles Years. London: Omnibus Press. p. 131. ISBN 0-7119-8308-9. 
  4. ^ Winn, John C. (2009). That Magic Feeling: The Beatles' Recorded Legacy, Volume Two, 1966–1970. New York, NY: Three Rivers Press. p. 15. ISBN 978-0-307-45239-9. 
  5. ^ a b c Rodriguez, Robert (2012). Revolver: How the Beatles Reimagined Rock 'n' Roll. Milwaukee, WI: Backbeat Books. p. 130. ISBN 978-1-61713-009-0. 
  6. ^ Miles, Barry (2001). The Beatles Diary Volume 1: The Beatles Years. London: Omnibus Press. p. 230. ISBN 0-7119-8308-9. 
  7. ^ Lewisohn, Mark (2005) [1988]. The Complete Beatles Recording Sessions: The Official Story of the Abbey Road Years 1962–1970. London: Bounty Books. p. 78. ISBN 978-0-7537-2545-0. 
  8. ^ Everett, Walter (1999). The Beatles as Musicians: Revolver Through the Anthology. New York, NY: Oxford University Press. p. 50. ISBN 0-19-512941-5. 
  9. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (2nd rev. edn). Chicago, IL: Chicago Review Press. p. 85. ISBN 978-1-55652-733-3. 

外部リンク編集